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努力と報酬についての考察
- 努力をすれば、報酬が得られるが、精神的な満足が得られない場合の対策とは?
- 精神的に満足のいく報酬のない努力の理由は、社会のルールを守るため、他者を守るため、惰性である可能性がある。
- 精神的に満足のいく報酬のない努力に悩む人物は、どのようにして満足のいく社会生活を送ればよいのか?
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質問者が選んだベストアンサー
大変難しい質問ですが、やはり自尊心の問題だと思います。 これは自分の問題でもあり、現在、格闘中といったところなんですが・・・。 自尊心の高い人は、低学歴で、貧乏で、満足行く報酬が得られなくても、彼女が居なくても、気分よく過ごしてます。 こういう人はそこらじゅうに山ほど居ると思います。 「ありのままの自分」を知っている、受け入れている状態なんだと思います。 ところが自尊心の低い人は、いかにも金持ちそうに見えるブランド品を身に付けたり、お墨付きの存在であるかのような肩書きを欲しがったりするのではないでしょうか。いわゆる「成金趣味」というものが当てはまると思います。自分には無い何かを追い求めて止まない人達といったところでしょうか。慢性的な欲求不満かも知れません。 後者が、前者を見たら、おそらく馬鹿にすると思います。 「お前、そんな程度の自分に満足してるの? 馬鹿じゃない?」 「生きてて楽しいですか?」と、嘲笑の的になるでしょう。 でも、実際には、逆なんだと思います。 後者は、こういう社会だからこそ生まれた、健全な生育が妨げられている被害者だと思うんです。 結果を出してこそ人間。上場企業に入ってこそ人間。人生には勝ち組と負け組があると。・・・。 ありのままの自分なんてものには一円の価値も無いと信じ込まされている人達なんだと思います。 ありのままでは成績が落ちる!。良い学校、良い職場には入れない。と信じ込まされているんだと思います。 じゃあ「自尊心ってなんだ?」というとちょっと難しいので、自分で勉強して欲しいんですが、 決して、傍若無人であったり、高慢ちきで、傲慢で、独善家ではないと思います。 むしろ、それらは、自尊心の低い人の所業だと思います。 自尊心が高そうに見せるのが上手な人と、自尊心が高い人とは別物です。 ですから「健全な自尊心」と言いましょう。 で、話を蒸し返すようですが、劣等感の強いご家族がいたということで、その影響は大きい思います。 例えば、仮に背が低く、喧嘩も弱く、馬鹿にされて育ってきた人が、我が子を躾けるときには、 必ず、その劣等感や、悔しい想いが教育、躾に反映されると思うんです。 「こいつには俺と同じ思いをさせたくない」 「こいつには俺の分まで・・」と、我が子を想う気持ちの根底が、劣等感に支配されているんです。 ですから、その劣等意識は必ず伝わりますし、劣等意識を教育していると言っても過言ではないと思うんです。 もしかしたら、この子どもも、幼い頃から格闘技をさせられて、強くなって、親の思い通り立派な体格を獲得するかも知れませんが、劣等感も一緒に教育されていますから、もしかしたら、親と同じように、「俺は劣っている」という意識に一生苦しめ続けられるかも知れません。 じゃあ「なんで意識が伝播してしまうか?」と言いますと、自分が苦しんだのと同じ苦しみを我が子が味わうことに、何の疑問も持たないからです。これは親子関係だけでなく、職場の先輩、後輩の間でも一緒です。「俺も散々苦しんだんだよ」と笑いながら、後輩の苦しみを当然のこととして受け取ってしまうんです。まるで、苦しむことが伝統のように引き継がれてしまうんです。 ・・・と、ちょっと短絡的かも知れませんが、お父さんの劣等感が自尊心を奪い続けている元凶なのかも知れないと思うんですがいかがでしょうか? だから、と言っては、さらに短絡的ですが、水戸黄門のような印籠癖があったり、傍若無人に振舞ってしまったり、と、ご本人の想いとは裏腹に、伝播された意識だけが一人歩きして、今のあなたを苦しめているのではないでしょうか。 もし、そうなら、・・・・、特にこれと言った解決法を知りませんが、ジェリー・ミンチントンの自尊心に関係する本や、全てが満ち足りている自分をイメージするイメトレ(瞑想)も有効だと思います。あとは繰り返しになりますので割愛します。
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- Syo-ya
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お返事ありがとうございます。再度の3です。 以前に書いたか記憶がないんですが、アダルトチルドレン概念というのがあります。 私もこれを自認してます。 私の母親というのが、まるでキチガイなんです。 いや、まるで、どころか、本当に狂人の域にいると思います。 ので、私も自分の身に何が起こっていたかを知らずに育ちましたので、大変、生き辛い人生を生きてきてしまいました。自分ばかりを責めて、他人からも攻撃され、親からも攻撃されて、もう、どうしうようもなく人格破壊されてきたような感じです。 ですから、このアダルトチルドレン概念を知ったときは、涙が止まりませんでした。ちょうど、あなたがアスペルガーを調べて、癒されるのと同じような感覚かも知れません。最初の3ヶ月間は、ほぼ毎日涙が出ていたほど、このアダルトチルドレン概念に救われたんです。 ですから、是非、アダルトチルドレン概念を勉強してみてください。 その一番の理由は、虐待の連鎖を避けるためです。 伝播された意識は、絶対、誰かに連鎖していきます。 あなたのお母さんが、どういうような精神的な追い詰められ方をしたのか、分かりませんが、あなたもそれを見て育っているんですから、かなりの確立で、同じ道を歩むと思います。 また、アダルトチルドレン概念では、過去の自分史を作る作業をします。生育歴を振り返る作業をするんですが、これをすることによって、過去に起こった事件を大人になった客観的な視線で再評価することが出来ます。 その時、初めて、自分に身に何が起こっていたか?を知ることが出来るんです。そして、自分を育てた親が、実際はどういう人間だったかをも知る事が出来、「親」という仮面の下の人間性に触れることが出来るようになってきます。そこから、現在の自分を再評価して、再構築していかねばなりませんが、とても、重要な作業だと思います。 図書館にアダルトチルドレンの本も多数ありますし、ネット上にも、現実の世界にも「自助会」というのがありますので、参加されると良いとお思います。 http://www.hi-ho.ne.jp/sugiyuki/omoni/jijyoG.html 「親」という、かつての全知全能の神に触れるんですから、大変な作業になりますが、これは、一度は通らないといけない道だと思いますので、是非、勉強してみてください。
お礼
回答ありがとうございます。 ためになります。。。
- mojitto
- ベストアンサー率21% (945/4353)
う~む、報酬という言葉を整理する必要がありますね。あなたは報酬を賃金をはじめとして信頼、喜び、感動も含めていますよね。これって精神的に満たされませんか? そうなると具体的に精神的に満足の行く無報酬の努力が何物かわかりませんが… ただ社会のルールに従うことで満足する人はいません。それは当然のことですから努力のうちにはいらないです。 それに勉強すれば点数が上がる中学の勉強とは違うのです。努力が無駄になることは往々にしてあります。あなたも23(?)ならそれくらいはわかるでしょ? それでも報酬や精神的満足を得たいが為に人は努力するのです。とりあえず数年振りに何らかの努力をして下さい。浮浪者なんていつでもなれます。でもいつでも戻れるわけではないのです。そうなる前に是非努力を!
お礼
mojitoさんは、努力などと言う概念を非常にシンプルに捉えられており、幸せな理解をする方だなぁとおもいました。
- mya22
- ベストアンサー率23% (23/99)
質問者さんは、大変努力してこられたんですね。ひとりで今まで頑張ってきて、疲れきってむなしいお気持ちになっていらっしゃるんだと思います。本当に頭が下がります。 「頑張った人が損する」って、よくあることですよね。 自分も結構頑張り屋だと思うのですが、頑張ると更に仕事させられて感謝されるどころか、やらない人間から文句を言われる。。本当にやり切れないです。 もちろん、努力して生きるのも、何もしないで生きるのも、その人の人生だから、自由だと思います。 でも、人生って川の流れのようにうつろっていくものだから、将来自分をとりまく状況が変化した時に「あの時やっていれば良かった」って後悔はしたくないです。たとえば、将来とても好きなひとが現れて、結婚したいと思っても、職もなく貯金もなければ、相手を幸せにする事は出来ません(それ以前に内面が磨かれていないとだめですが)。 求める結果が得られなかったとしても、何もしないで駄目だった場合と、何かしら努力して駄目だった場合とでは、違うと思うのです。 自分のやった努力が、無駄だったように思えても、種を蒔いて、すぐには芽は出ないだけ、必ず結果はやってきます。 世の中で成功してる人って、ほとんど全員、運もあったと思うけど、相当な努力がなければ花開く事もなかったと思うんです。努力というのは、世の中のためとかじゃなくて、自分の幸せを実現するため、それ一つだと思います。(しかし、結果が欲しいと願わず、真摯な気持ちで努力した時のほうが、結果が現れやすいような気がします) 質問者さんの文面から感じられるのは、たぶん、努力してもだめだと思わせる環境に身をおいてるのではないでしょうか。 努力というのは、方向性が必要で、だめな方向に努力してもだめで、どんな方向に向かっていったらいいのか、自分はどういう人生を送りたいのか、心を落ち着けて考えて、本を読んだり研究してみて欲しいです。必ず、道は開けると思いますから。 今は、楽しくなくて幸せでないかも知れません。でも、浮浪者さんは、もっとみじめでつらい毎日を送っているはずです。 どうか、自分をいたわってください。頑張るのも大切ですが、休憩もちゃんと取ってくださいね。 いつか、質問者さんの努力が大輪の花を開く事を信じています。夢を大切にしてくださいね。
お礼
毎回丁寧に回答ありがとうございます。 もう、お気づきになられているかもしれませんが、ここでの私の質問は、同時に、癒しにもつながっているのです。 だから似たような質問を手を返し直変えしつづけてしまうのかもしれません。 先輩、後輩関係で引き継がれる、苦しみの連鎖は非常にわかりやすかったです。実際、「俺も散々苦しんだんだよ」というのは殺し文句ですね。その苦しみは、苦しむ必要のないものであったかもしれないのに、自明のものとして、まったく疑いもなく受け入れられてしまっていますね。そういう、無批判に引き継がれるマイナスの価値観について意識的になる必要がありそうですね。 ショーヤさんのご指摘は、的を射ていると思います。実際、僕の苦しみの元凶は、父親の価値観であったでしょう。 自尊心の話につきましても、同感です。