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日本のテレビのニュース司会者や現地記者はなぜ外国と違って原稿に頼るのか。
以前から気づいていたのですが、テレビでニュース報道をする際に、日本のテレビはほとんど原稿を見ながらのニュース報道です。これは、メインの司会者や現地の報道記者も変わりません。CNNなど諸外国の報道姿勢は、ほとんど原稿を見ている様子がありません。 現地記者と事前に打ち合わせをし、どんな質問をするかあらかじめ分かっているにも拘わらずです。諸外国の報道ではかなり長い報道でも原稿を読みません。自分の言葉で頭に基本的事実関係を整理し、あとは現場の雰囲気が伝わるよう記者の感性も重要視されているようです。 原稿を最後まで棒読み状態が続くと興醒めさえ感じてしまいます。自分の言葉で話せよと突っ込みを入れたくもなります。何か情けなく感じてしまします。間違うと視聴者が過敏に反応する日本と、ある程度鷹揚に見てくれる外国との差があるせいでしょうか。それとも他に理由があるのでしょうか。とてもプロの仕事とは言えないように思うのですが、どうなのでしょう。
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私の見ているCATVでは、CNNニュースが プロンプター(多分?)も表示されている時があります。 こんな感じです。 以前から気づいて いたのですが、 テレビでニュース報道を する際に、日本のテレビ はほとんど原稿を見ながらの ニュース報道です。 これは、メインの司会者や 現地の報道記者 も変わりません。 何で映画の字幕と違って、横に短く、縦に長いのかな? と思っていましたが、「目が左右に泳ぐ」 のを防ぐ為なんでしょうね。 また、タイピングするように順番に表示されます。 当然、アナウンサーは一行くらい遅れて喋ります。 日本語の場合、後の文脈によって漢字の読み方 が変わる場合がありますので、難しいのでしょうかね。 例えば「際に」を「さいに」か「きわに」か? で、一瞬迷うかもしれません。 以上、回答ではありませんが、参項までに。
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- rusuban-daisuki
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カメラがあるほうにモニターみたいなのがあって、原稿が流れてます。キャスターはそれを読んでます。 …といえば分かりやすいでしょうか。 #1さんのプロンプタについては参考URLをご参照ください。 以前、BBCのプロモーション用のVTRをみたんですが、確かに使われてました。
お礼
どうもありがとうございました。 プロンプターについては参考URLを見ました。本当に参考になりました。 CNNやBBCもそうですが、プロンプターを見ているにせよ、日本のキャスターのように目が泳いでいる様子がありません。自然さが出るよう訓練されているように思えます。原稿にエネルギーを注ぎ込むことが軽減されますから、その分ニュースのポイントやメリハリをつけることに神経を注ぎ込むことができるようです。表情やジェスチャーまで動員していますので、説得力があり結果的に報道の価値を高めている気がします。
- xongou_xirosi
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持ってる紙に完成原稿が書いてあるとは限りません。 メモだけでカメラに向かっても、 長年の習性でもんきりがたの発言しかできない →だから、棒読みしてるように見える。 ではないでしょうか。 勧進帳と言いましてな。新聞記者などでは、完成原稿を紙に落としておかず、頭の中で原稿を組み立てて、デスクに電話で語りきかせ、書き取らせるということがされてます。 テレビ記者でも能力に違いはないでしょう。 ただ、もんきり型なんですよ。 そこが、「自分の言葉じゃない」ってことになるんでしょう。
お礼
どうもありがとうございました。 テレビカメラの向こうに何百万の視聴者がいるとなれば、それだけで間違ってはいけないとの思いで、何十回も繰り返し読み直して本番に臨むことでしょう。しかし、一方で取材記者であると同時に報道記者にもなるわけですから、棒読みでは取材も報道もどちらも殺していることになると思うのです。取材した者しか知り得ない最大メリットを報道に生かしてほしいものです。記者の感性部分を生かそうとしないキー局の横並び意識ともんきり型こそ問題にすべきだと思うのですが。
- stone_cold0315
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詳しい内部の情報がないので、推測です。CNN、3大ネットワーク等でも原稿はあるはずです。原稿を読んでいないように見えるのは、スタジオ、取材ともにプロンプターを使用しているためでしょう。国内のニュース番組等でしばしば原稿に目を落とすアナウンサーが多いのは、プロンプターの表示に目を合わせると、目が泳ぐ場合があるので、それを嫌うためと、国内ではデスクのペーパーレス化が進んでいないため、原稿を修正したもののプロンプターへの入力が追いつかない可能性もあるでしょう。CNNなどは多言語で放送されていますから、ニュース原稿が手元のもだけということはごくまれなのではないでしょうか。 現地取材では、原稿を読まないスタイルを多く見ることができますが、ビデオジャーナリストなど少人数のスタッフが向かった場合や、CNN等24時間放送で、リアルタイム性を重んじる局ならば原稿よりも生のコメントが優先されるでしょう。NNN24等、国内でも24時間のニュース局が立ち上がりつつありますから、将来的には国内ニュースのスタイルもかわるのではないでしょうか。
お礼
どうもありがとうございました。スタジオのメインの司会者は固定されていますから、プロンプターの採用は局側も真剣に導入を考えてほしいものですね。現地取材記者ですとその都度変わりますので、緊張と間違えてはいけないとの強迫観念があると思われます。 しかし、現地記者の感性や取材した本人しか分からない生々しい報道内容にウエイトを置くよう局側の姿勢や記者の訓練も必要だと思うのです。日本の視聴者は、どうでもいいようなことでも重箱の隅をつつくような過敏な反応を示しますので、局側もそれを恐れて、無難に済む原稿読みになるのかも知れませんね。
お礼
なるほどという感じです。参考になりました。 外国の放送局では自然さを出すために、カメラポジションやアングル、被写体とカメラの距離まで考えられているのでしょうか。現地レポートでは記者の表情まで違うように映ります。日本の記者はおしなべて表情が硬く、見ている方も緊張してしまいます。