- ベストアンサー
豆まきでまくのは落花生ですよね?【妻と喧嘩】
節分の日を前に、妻とささいなことで口論になりました。 内容は、豆まきでまく豆の種類のことです。 わたしは落花生だよね?というものの、妻はそれはおかしい、とゆずりません。 このままでは節分の日のイベントが中止になるか、それとも、相譲らず、ばらばらの豆をまくことになるか、いずれにしても哀しい感じになりそうです。 世の中の常識として、節分の日にまく豆を教えてもらえますか?
- みんなの回答 (13)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
「世の中の常識」というのが曲者です。 世の中とはどこの世の中か常識とは誰の常識か、という訳の分からないことになります。 現在のところは、地方によって、大豆と落花生の使用比率が違うというのが実態です。 参考 「落花生」の境界線があることが判明! - 秒刊SUNDAY www.yukawanet.com/archives/4618491.html 節分の豆の種類に落花生?驚きの豆も!みんなの豆事情を調査 kinisuru.com/setsubun-bean-type-326 上記のサイトをご覧になられれば分かりますように、質問者さんと奥様がどこでお育ちになられたのか、今どこにお住いか、ということで「常識」なるものが変わります。 薀蓄もいろいろありますが、 まず落花生なるものが日本ではいつからポピュラーになったのか、節分で豆まきをするようになったのは何時頃からか、という観点から考えるのも一つでしょう。 それが「地域の常識」とどういう関係があるのか、というとこれまた面倒なことになります。 それはさておき由来ぐらいは理解して撒いてください。 落花生は、元々南米大陸原産の植物です。 これが、ヨーロッパにもたらされて広まったのは大航海時代つまり16世紀ごろです。 日本へやってきたのは、南蛮貿易で中国からやってきました、18世紀の初め頃とされています。 つまり江戸時代です。 この為に南京豆と呼ばれました。 今も南京豆と呼ばれますよね。 但し、現在栽培されているものは、明治以降にヨーロッパから輸入されたものをもとにして品種改良したものです。 節分なる行事は、もともと宮中の季節の祭事でした。追儺と呼ばれていました。 この祭事の際に豆を撒くようになったのは宇多天皇の故事にあやかって室町時代に始まりました。 少なくても日本へ落花生が来るまえから、日本人は節分に豆を撒いていたことになります。 豆も大豆に限らずいろいろあったようです。 花のお江戸の吉原では小判を蒔いたお大尽もいたようです。 最近までは、地方によってはお菓子の包も一緒に撒くところもあります。 あと、「鬼は外、福はうち」というのは、これまた日本中普遍の常識ではありませんので注意して下さい。 鬼神様というのがいることを御存知ですか。 これを祀る神社や氏子は「鬼もうち福もうち」と唱えます。 また鬼塚さんや鬼久保さんなどと鬼の字がつくご家庭も同じです。 さらに旧摂津国三田藩、旧丹波国綾部藩の領内の村落では藩主の九鬼(くき)氏に遠慮して鬼は外などとは言いませんでした。 とまぁ~いろいろあります。世間の常識などに振り回されないで、臨機応変ご夫婦仲良くやって下さい。
その他の回答 (12)
- fjdksla
- ベストアンサー率26% (1812/6770)
むかしむかしの話です。 鬼が村に来て娘を連れて行きます。 その鬼に煎った大豆を投げつけて 「この豆が芽を出したら娘を連れに来い」 と言って追い返したそうです。 鬼が居た時代ですので・・・ 浦島太郎が亀に乗り・・・ 桃太郎が桃から生まれ・・・ かぐや姫がつきから遊びに来て・・・ 花咲か爺さんが枯れ木に花を咲かせた時代です。 落花生はまだ無かったでしょう。 という事で 大豆です。
お礼
ご丁寧にありがとうございます!むかし話を知らなかったのでとても参考になりました。これは妻にごめんなさいをしないといけないですね…。
落花生はまかないです。 一般的には奥さんの方が正しいと思います。 でも掃除する立場としてはまくなら、拾い集めるの楽そうとか、落花生の方がまいたものでもむいて食べれていいなあとかは思います。 まあ、邪道ですけど・・・ 節分でこんなにもめるものなのですね。今時豆まいてる家も少ないのに~ うちでは雑煮以外ではそんなにもめたことないですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます!そうなんです、おたがい自分が子供のころから親しんできた事が常識だと思ってしまうので、ついついふたりとも譲らないことになってしまいました。ただ、みなさまのご回答をきいて、わたしがごめんなさいしなければいけないと、分かりました。最後に、うちでも、まさに雑煮でもめた過去があります…!
- toukai3569
- ベストアンサー率12% (209/1623)
一般的に大豆を使いますが落花生で代用する事も有ります落花生は値段的に高く成ります。落花生の生産地は落花生で行う様ですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます!豆のことは詳しくなかったのですが、落花生のほうが値段が高いんですね。私の実家は北海道なのですが落花生の生産地だったのかな…。
- kaeruyan
- ベストアンサー率26% (89/332)
本来の意味からすれば、炒った大豆。きちんと行事としてやりたいならこちらだと思いますが。 訳もなく、お遊びで豆をまきたいだけなら、落花生で豆まきごっこでいいんじゃないでしょうか。鬼は払えませけど。
お礼
ご回答ありがとうございます!うーん、たしかに私があまり行事として捉えておらず、そこが妻との認識の違いを生んでいるようです。やるなら、鬼は払いたいと思いました。
- hide6444
- ベストアンサー率21% (912/4223)
昔からの風習である節分で落花生をまくなんて聞いたことがないですね。 調べたら千葉県と鹿児島県ぐらいだと分かりました。 昔から煎った豆であることは常識だと思っていました。 落花生は明治維新後に食用として改良されたものですから、節分には合いませんね
お礼
ご回答ありがとうございます!私の実家は北海道なのですが、どうも北国でも落花生をまく習慣があるようです。ご指摘のとおり、落花生が日本に定着したのは明治時代くらいからのようですから、もっと古くからある節分には合わないようです。勉強になりました。
- k-josui
- ベストアンサー率24% (3220/13026)
皆さん書いているとおり、本来は煎った大豆を升に入れて神棚に供え、その後その豆で豆まきをします。 ただ後から拾いやすい、拾っても殻を剥けばきれい、などの理由で殻付ピーナッツにする家庭が多くなっているようです。
お礼
行事としての本来の流れまで、ご丁寧にありがとうございます!神棚に供えるなど、まったく考えたこともなく、「お面をつけた鬼に豆をぶつけるイベント」という程度の認識でした。実家は北海道で落花生だったのですが、あれなんですかね、落花生の場合は一連の流れを省略してるんですかね…。
- 86tarou
- ベストアンサー率40% (5093/12700)
煎った大豆が主流で、一部の地方では落花生だと思います。 ただ、後片付けや食べるのにも困らないので、敢えて落花生という家庭も当然あるでしょうね。 そんなことでもめて喧嘩をするのでは、豆撒きの意味がないような。怒って鬼になれば、豆を撒かれて外に出て行くことにもなりかねませんよ。
お礼
ご回答ありがとうございます! >そんなことでもめて喧嘩をするのでは、豆撒きの意味がないような。怒って鬼になれば、豆を撒かれて外に出て行くことにもなりかねませんよ。 ドキッとしました。うーん、まさに。お互い譲らず、おとなげなく喧嘩してしまいました。みなさまのご回答を受けて、本来の行事の流れとか由来がわかりましたので、のちほど妻にごめんなさいしたいと思います。
- kurukuru-maru
- ベストアンサー率32% (619/1921)
炒った大豆と認識していました。 スーパーなどで節分用に売っている商品もそうです。
お礼
ご回答ありがとうございます!やはり大豆、それも炒った大豆なんですね。妻にあやまりたいと思います。
- zyxxyz
- ベストアンサー率40% (773/1920)
こちら近畿北部です。 世の中の常識と言われると困ってしまいますが、一般的には炒った大豆ですよね。 少し味を付けた物もありますね。 殻付きの落花生をまくのは、地域限定だと聞いたことがあります。 千葉県だったかな…。すみません、そこは忘れました。
お礼
近畿北部からありがとうございます!わたしは北海道出身なのですが、実家では落花生でした。殻つきなので衛生的で考えられてる♪と、子ども心に思っていたのですが、まさか地域限定だったとは…。
- aokii
- ベストアンサー率23% (5210/22062)
北は落花生(食べ物を大切に)、南は大豆炒り豆。鹿児島は落花生の産地があるから。
お礼
ご回答ありがとうございます!まさに、ぼくの実家が最北の北海道になります。地方によっていろいろなんですね。今回のことはみなさまに多くご回答いただいてとっても勉強になりました。
- 1
- 2
お礼
ご丁寧にありがとうございます! >「落花生」の境界線があることが判明! - 秒刊SUNDAY この記事は、目からうろこでした。まさか、こんなに地域によって違うとは…。わたしがまさに北海道出身(92%が落花生の地域)で、それが私の住んでる地域の常識だったので、そのまま全国の常識だと思っていました。 落花生、節分の由来についてもご丁寧にありがとうございます。とても勉強になりました。 まずは、妻にごめんなさいをして、炒った大豆をまきたいと思います。