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スピーカーが小さくなった原因。
スピーカーの質問をしたときに、 日本の「住環境」でスピーカーが小さくなった。 っという回答がとても多いと思いました。 でも、日本の住宅は、3wayが流行った時期とそれほど変わっていないと思います。 PCの普及の前からもうすでに小さかったので、PCも関係ないと思っています。 私が高校生の頃にはだいぶ小さくなっていました。 スピーカーが小さくなった原因は、日本の住宅事情や生活環境ではなくて、 LPからCDになったから必然的に小さくなったのではないでしょうか。 昔の電蓄はLPを入れるためにどうしても機器全体が大きくなり、 それと奥行きを合わせてため、スピーカーも大きかったですが、 1980年代後半には、完全にLPからCD時代になり、 1990年前後を境に一気にシステムコンポも小さくなりました。 今でもハッキリ覚えているのが、私がまだ学生の時に、 ケンウッドのK'sシリーズがでました。 今ではk’sシリーズは特別小さく部類ではないですが、 あのころは「こんな小さいスピーカーからこんな音がでるんだ」 っとみんな感動しました。
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レコードからCDへの移行というのも確かに一つの原因と考えられますが、住宅事情・生活環境というのもやはり大きいと思います。 ただ、それは日本の住宅が狭いからということではなく、むしろより豊かになり贅沢になったという面です。 昔なら、大きいスピーカーを備えたオーディオ機器を、家族が集まる居間などに置いて聴くものだったのが、子供なども個室を与えられそれぞれの部屋で聴くというようになったせいではないかと思います。 そういう聴き方ならラジカセでも良いということもできますが、直径が30cmあるレコードからわずかに12cmのCDがメインになることで、コンポも小さくなればラジカセ代わりに買うということにもなると思います。 実際、最近はラジカセといっても、カセットではなくCDラジオという感じですが、安っぽいものがほとんどです。 ミニコンポも安いのは多くありますが、やはりラジカセより良さそうに思えますし、小さければ広くない個室で使うには良いということになるだろうと思います。 そういう面で住宅事情も原因になるのではないかと思います。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 確かに、住環境の変化によった、と言えるでしょう。 一部の専用リスニングルームを持つ、という人以外であれば、昔は応接間にオーディオセットが鎮座した事が多く、見栄えが良い大型製品がたくさん売れたのです。 その後、一家に一台、というより、寝室や個室に一台、という「プライベート」利用が増えて来て、スピーカーも他のコンポーネントも小型製品が登場。 この、小型製品がヒットし、大型製品は熱心なオーディオファンか、古からのオーディオファン、オーディオマニア達には売れて入る物の、数量的には減ってしまったので、メーカー側も再三度合いが悪く成り、本格的な大型製品からどんどん撤退した。 という「流れ」です。 個室で使うから、大きな音を出さなくて済むし、比較的近い位置で聞くので、小型化しても不利に成る低域の確保もなんとか成った。 そして、こいうタイプが一般化し、益々大型スピーカーの需要が減ってしまう。 追い討ちをかけたのが、AVサラウンド。 大きな部屋にホームシアターを、と言っても、こんどは大きなスクリーンがメインで、足す運スピーカーを設置する為に、メインスピーカーはコンパクトタイプか、スタンド部も箱にしたトールボーイタイプ、リア側やセンター等の効果音用は更に小型化された物が好まれましたし、音楽的に、、というより、量だけで低域効果音を済ませる小型サブウーファー、という流れがドンドン稼ぎ頭に成ったのです。 コンパクトコンポは、各社とも中高生等の若者向をメインターゲットとしていました。 ケンウッドのケーズシリーズは、すでにカーコンポやパーソナル無線で知名度が高かった事も合って、もう少し年齢層が高い部分にターゲットを絞り、少々高価でも本格的なアダルトサウンドを提供し、ヒットした製品です。 (小型で、バランス良く、本格的なサウンドを、、、結果的に低能率化がより進んでしまいましたが、電気回路技術には自信が有った同社ですから、バランス良いシリーズ展開を行なったのです。) たしか、このくらいの時期に、大手総合家電メーカーのオーディオブランドが消えて行きました。 大きなスピーカーを作るには、大きな工場も必用ですし、大きな倉庫も必用、流通コストも大きく成るので、たくさん売れないと採算が合わなく成ったのでしょう。 こうやって、大型スピーカーが、どんどん消えて行ってしまったのです。
お礼
回答ありがとうございます。
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やはり住宅事情ですか・・・。 私のLPからCDになった説は知らず知らずのうちに少数派になってしまったような・・・(泣) コンパクトコンポは間違いなく学生や若い子が中心なのかな。って思いますね。 ホームシアターは一時期は救世主だったと思います。 まずスピーカーが3ペア売れて1個余る。そしてなによりもサブウーハーがたくさん出ました。私の周りでもオーディオに興味がなくて「ホームシアター」をやりたい人は多くて、実際に実践している人もいました。 私もホームシアターを20代から30代中頃までやっていたのですが、進化がもう早すぎて、いい加減についていく気になれませんでした。 それでホームシアターを辞めた人も多いと思います。 ケンウッドは、ターゲットがだれなのかわからない製品を出したこともありましたよね。 スピーカーとセットで50万円近かったレシーバーや、100万円を超えたレシーバーも発売された記憶があります・・・。 三菱も日立も三洋も東芝も単品オーディオを出していないですよね。 寂しいです。 大きな物を作るっということは、在庫の保管や輸送にもお金がかかるんですね。 オーディオ製品は売れないから、採算が取れないですよね。
- nijjin
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第一にオーディオの優位性ではないでしょうか? 世の中がオーディオに沸いているころならともかく下火になった状況で大きなスピーカーを求めるのか?ということです。 また、レコードからCDに変わり大きなシステムコンポでなくても良くなった 小さくなった本体(アンプやプレーヤー)にデザインにスピーカーの大きさをあわせると小さくなる 小さくてもソコソコの音が出るし邪魔にならないし使い勝手もいい。 オーディオブームが下火になってオーディオ装置にお金をかける人が少なくなるとさらに小さくなって低価格になったり スピーカーボックスの材質がプラスチックになったり、本体が一体型になったりとさらに安く小さくなりました。 まあ、そんな大きな音を出すつもりも無いから小さくてもいいとうのもあったのかもしれません。 本体が小さくなればスピーカーもデザイン的に小さくなりさらに低価格なものまで出るようになりました。 大きな音も出さないしソコソコの音・ソコソコの音質で十分という時代になりました。 そして、消滅するメーカーや撤退するメーカーが出てきます。 最近になってPCオーディオ・ハイレゾブームのおかげでオーディオも少し盛り上がり あまりにもチープなミニコンポが減りスピーカーは小型でもそれなりの音が出るようになりました。 おかげで復活したメーカーもあります。 しかし、一度小さいのが世の中の主流となった状況ではすぐに大きなスピーカーへとは行かないものです。 PCもノートや一体型だとデスクトップオーディオのように机の上において横に並べて聴くスタイルになり小さなスピーカーでないとダメということになりますから。 車でもそうですがかつては大きなセダンや大きなエンジンを積んだスポーツタイプが多かったですが今はコンパクトで低燃費な車やミニバンの方が多いです。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
オーディオは、私の周りを見る限り「あまり必要ない」っと言えると思います。 再生できるものであればなんでもいい。っという感じだと思います。 ソフトも「車の中」で音楽を聴くためだと思います。 家では「音楽を聴く」以外のことがたくさんあるので、優先順位は低いと思います。 PCオーディオからオーディオを本格的に始めようと思ったら、机の上ですべて置けるようにすべて小型製品を選ぶと思いますね。 PC=机の上の置いてあるもの。ですから、その両脇にスピーカーを置くっというスタイルが多いと思います。そうなると江川三郎さんの言っていた「ニアフィールドリスニング」が必然的に増えているっということなのでしょうか。 今は、セダンが少ないですよね。 私が学生の頃は、「クラウン」「セドリック」「レジェンド」「ルーチェ」「ディアマンテ 」などの国産の高級セダン?が走ってましたが・・・今は軽自動車が多いですね確かに。
- 10F20
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う~ん。 メジャーな意見として、またまた長岡先生の文章を引用させていただきます。 FM[FAN]1994No.25(株)共同通信社 『コンポに代わるもの』より 「…。昔、モノーラル時代、音にこだわりを持つ人たちがハイファイという言葉を使い出した。ステレオが出てからはハイファイは後退、ステレオ電蓄が主役となる。一体型のアンサンブル電蓄、3点セットのセパレート電蓄がステータスになる。次に登場するのが、単品のプレーヤー、アンプ、スピーカーをユーザーが自由に組み合わせる方式で、これをコンポーネント・ステレオと呼ぶようになり、これがステータスになる。略してコンポーネント、さらに略してコンポ。アンサンブルやセパレートが売れなくなったメーカーは自社パーツだけで組むコンポをシステム・コンポ、略してシスコンと呼ぶようになり、横幅33cm程度の小型のシスコンをミニコンと呼び、30cm以下のものをミニミニコンポと呼ぶ。…(略)」 FM[FAN]1995No.4 『恐竜は復活するか』より 「現在オーディオの主流はコンパクトHiFiコンポであり、さらに上級機としてスーパーコンパクトHiFiコンポとでもいうか、高価なミニコンポが各社から出てくる。メーカーはこれに期待をかけているようだし、たぶん売れると思う。オーディオは変質しつつある。これを恐竜時代から哺乳類時代への移行ととらえることもできる。現在人気のあるコンポというと、コンパクトHiFiコンポでなくても、コンパクトスピーカーが中心であり、アンプは小出力と決まっている。14~18cmぐらいのスピーカーが一番多い。アンプは30~40W。音色傾向としてはウォームでソフトでマイルド、まさに小型哺乳動物のイメージである。昔のオーディオすべてに大の字がついていた。大出力アンプ、大口径スピーカー、大音量再生。生の音と同じ音を出そう、時には生を上回る音を出そう、というのがオーディオマニアの目標だった。豪快、パワフル、ダイナミック、まさに恐竜的オーディオである。本物の恐竜は環境の変化で絶滅したが、恐竜オーディオも同じ道をたどりつつある。昔は大音量を出せる環境があったが今はなくなった。中音量も無理、小音量しか出せない。住宅そのものが昔より遮音が悪くなっている。隣家との間隔が極端に狭くなっている。他人が出す音を容赦しないという風潮が強くなった。といったところが原因。それにつれて、ソフトも小音量再生を前提に作られているので、大音量再生ではバランスが崩れるし、歪みっぽさも出てくる。小音量再生には歪みの多いソフトの方が良いのである。しかし、オーディオ歴ン10年、個人的にはオーディオは音量だと確信している。小音量がダメというのではない。小音量の良さもあるが、それはオーディオではなく、別の趣味だと思う。…」 ちなみに、スピーカーを小さくした大発明は、エドガー・M・ヴィルチュアのエア・サスペンション方式です。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
長岡鉄男さんの文章は面白いですね。 大口径、大音量、大出力アンプは恐竜で、ミニコンポは小型哺乳動物ですか。 環境によって恐竜が滅びたように、恐竜オーディオも滅びてしまったのですね。 でも長岡鉄男さんが書いてある文章自体がすでに20年を経過しているので、この文章自体に私は時代を感じます。
- John_Papa
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こんにちは。 日本の住居事情やWalkmanの登場やCDの登場もあるでしょう。 しかし、小さなスピーカーは音楽的には不十分だった。 そんな中で1970年代に始まるBBCモニターのLS3/5a (ハーベス、KEF、スペンドール、ロジャース)が日本のみならず、世界に与えた影響が大きいのだろうと思います。 http://audio-heritage.jp/HARBETH/speaker/ls3_5a.html http://audio-heritage.jp/KEF/speaker/ls3_5asignature.html http://audio-heritage.jp/SPENDOR/speaker/ls3-5a.html http://audio-heritage.jp/ROGERS/speaker/ls3-5a.html (これらはBBCモニターを元にした、一般人が買える量産モデルです) サイズや周波数特性等を決められた範囲に収めるように製作する、規格先行モデルです。 コンパクトながら必要な低音も出て帯域のバランスも良い。 たぶん、このようなお手本無しには、コンパクトスピーカーの品質向上なども無かったでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
ちゃんとしたお手本となるスピーカーがあったのですね。 実は私もこのスピーカーを聴いたことがあります。 以外にも6BQ5プッシュプルで朗々となりました。 jazzもロックもいけますよね。 一体この型番をみんなはなんて読んでいるのだろうっといつも思っています。 「エルエス サンゴ エー」っと私は読んでいるのですがあっているのどうか・・・。
- chiha2525_
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住環境というより、ライフスタイルのような感じでしょうか。 ステレオの普及はテレビに先行していたと思うのですが、昔は置くものが大してなかったのでステレオも置けた、テレビが普及してもしばらくは一家に一台でしたから、まだ置いててくれた。 しかしテレビが普及して、一家に2台3台と増えていくとステレオの置き場がなくなったわけです。しかもテレビは映像とともに音も出る。”同じ”音が出るならステレオ要らないじゃない、同じスペースなら代わり映えしないスピーカーより色々な映像の出るテレビのほうが良い、となっていったのだと思います。 ”同じ”音じゃないんだ、などという主張は、実際に体験してない人には非常に伝わらない、というのはよくご存知のことでしょうw
お礼
回答ありがとうございます。
補足
たしかに、わたしの友達も同居人も家にいる間はTVをつけっぱなしにしてますね。 今の若い子たちは「LINE」や「ツィッター」で友達や周りから取り残されないように必死で音楽もTVもつけていないかもしれませんね。 私が若い頃に「LINE」なんてなくて良かったと思っています。
- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
小さいスピーカーで最初に話題になったのはGoodmanのAxiomだったと思います。 幅が10cm、高さは15cm程度の当時では信じられない小型サイズでしたが、驚くほどの低音が出ました。小型ユニットでも振幅を大きく取れること、完全密閉型で箱の空気をばねに使うという構造で、それまで大型でなければ出ないと思われた低音を実用上十分出だしたのです。 その代り能率が極端に悪く、当時のアンプではなかなか十分鳴らすことも大変でした。 その後ARなどのブックシェルフタイプが主流になって大型のフロアタイプが徐々に減ってきたように思います。 私はこれはこのような技術の変化がある一方で、市場でオーディオが大衆化して消費財的に音楽を楽しむようになってきたのもあったと思います。 マニアと違って多くの消費者は部屋を占領するような大型装置を買ってまで音楽を楽しむ趣味でもなくなったということです。 特にウォークマンとCDが出現した後でその傾向が強くなったと思います。 ありふれた趣味にはありふれた装置でも十分ということです。 わが国では車が普及するにつれて、実用性ということで軽乗用車のシェアが大きくなっていますね。それと同じでオーディオはぜいたく品ではなくて実用品となったので、大型装置を買う人は少なくなったのです。 もちろんオーディオ以外の趣味、たとえばゲームやスマホなどにもっとお金が流れるという事情もあると思いますが。 オーディオ趣味が全盛だった時代の趣味の多くが同様の変化があります。 鉄道模型、アマチュア無線など当時多くの人が熱中した趣味が今はかなり特殊な趣味になってきました。 オーディオはそれに比べれば音楽を聞くということ自体は減少していないのですが、そのきき方が「入れ込んで聞く」というほどではないので、たいそうな装置を必要とすることが減ってきたということでしょう。 (こういうことを商品のコモディティ化(日用品化)といいますが)
お礼
回答ありがとうございます。
補足
グッドマンのアキシオムにそのような小型スピーカーがあったのですね。 技術の進歩で、コンポの普及率はあがったけども、単品オーディオのようなものを必要とする人は減ってきてしまったんですね。 オーディオに限ったことではなくて、車や他の趣味にも関係しているんですね。 それに、確かにゲームやPC、スマホの登場で、TVや音楽を鑑賞する時間は激減しているでしょうね。 オーディオは、大半が「日用品」になったのですね。
- HAL2(@HALTWO)
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日本の住宅環境は昔から四畳半や六畳が個人部屋で、六畳間以上が Living という点で、確かに変わってはいないのですが、昔は Stereo Set と言うと客間に鎮座する調度品でした。 私の家も八畳間に 3 Way 5 Speaker の Stereo Set と Upright Piano、3 人掛けと 2 人分の Table Sofa を置いて、6 人が着座 (Piano に 1 人) すると茶も出せなくなるほど手狭でしたね(笑)。 http://www.audio-heritage.jp/JUPITER/speaker/ykw-3.html こんな恰好の Speaker なんて、どう見ても調度品狙いですよね(^_^;)。 山水の Speaker が有名だった頃は Bookshelf 型と言えども格子状の Front Grill が調度品としての風格を持っていたものでした。 http://www.audio-heritage.jp/SANSUI/photo/spseries.html 山水は JBL の LE8T や D130 を用いた Speaker も作っていましたが、御値段を見てもこんなものを 20 畳級の洋室に置いて Stereo 鑑賞専用の Listening Room にできる人など滅多にいなかったことでしょうね。 http://www.audio-heritage.jp/SANSUI/speaker/sp-707j.html 一方、現在の Stereo System は個人用ですので四畳半や六畳間に置くのが普通……しかも個人の楽しみですから家族や隣人への迷惑を考慮して蚊の啼く声、ブヨの啼く声ほどの小音量で鳴らすのが精一杯……Apartment では祝休日であろうとも部屋を音で満たせばたちまち隣近所から苦情がきます。 個人部屋には机や Bed の他にも様々なものが溢れていますので Stereo System は必然的に Compact なものとなり、小音量でも低音感を得られるように Loudness Switch を入れたような低域重視の Balance が好まれるようになりました。……Radio-Cassette でも Bazooka とか Mega Bass とかいった名称の低域増強が施されたものが人気でしたよね。 Bubble が吹っ飛んだとか、核家族どころか親子の対話すら無くなって Game 機抱えて引きこもる子供が増えた(笑)とか、理由はいろいろあるでしょうが、90 年代と言えば Stereo System が完全に個人部屋で楽しむものになってしまった時期です。……それでも Maker は夢を棄てられずに Multi Media とか Surround とか、個人部屋に入りきらないほどの装置群を供給しようとしたのですが、結局 Multi Media は PC Audio とその Poratble System に淘汰され、Surround System は BOSE の Satellite Speaker や PC Audio 用 Speaker みたいに小さな Speaker を並べるようなものになってしまいました。 AV Surround System は 50inch 液晶 TV を中核にして家族団欒の Living Room に構築することを前提に作られているものもありますが、これも「大きくて良い」のは TV だけde あって Speaker は Bookshelf 型程度の大きさでも既に邪魔者扱いですから、どんどん小さくなっています。 私が居た米国では Living Room は 20 畳以上あって当たり前、寝室も壁埋め込み式の Closet を除いた実効床面積で 12 畳以上ありましたので、寝室に 3 Way 大型 Bookshelf Speaker System を持ち込んでも全く問題ありませんでした。……私の寝室は床だけで 14 畳ありましたので BOSE M901 を置いても全く問題なかったですね。 また、隣の家との間には必ず 2 台の車を並べられる幅の導入路とその奥の庭に車 2 台が入る車庫がありましたので、友人が来ても合計 4 台の車を敷地内に入れることができ、日本ならば軽く 2 車線を取れる道と 1 車線分の幅がある歩道を挟んで対面の家が並ぶことから対面の家とは 4 車線分離れています。……これが New York Manhattan から電車で 1 時間ほどの、年収 $50,000 程度の中流家庭が立ち並ぶ Bed Town の様子で、90 年代は大家が「家の価格が $80,000 を切ってしまったぁ(T_T)」と嘆いていました。……日本じゃあ 5 千万円ぐらい出さないと大都市 Bed Town でこの広さの家は無理だと言うのに(^_^;)。 もうちょい田舎になると家の価格はもっと下がり、広さも倍々で大きくなっていました。……なにしろ田舎の土地は Acre (60m × 60m ぐらい、1000 坪余!) 単位で算えますし、建て坪で百坪以下は「小さな家(笑)」でしたから(^_^;)。……友人宅に行ったところ、階段下に作られた Toilet の広さが四畳半余りあったのには「落ち着かねぇーっ!」と涙がでましたね(笑)。 >LPからCDになったから必然的に小さくなったのではないでしょうか。 いやいや LD (Laser Disk) と VHD (Video High Density) Disc いう LP と同じ大きさの Media が CD よりも後に出て、DVD に置き換わるまでは LD が全盛を築きました。 私も MARANTZ CD80、CD95 を経て PHILIPS DFA1000 (MARANTZ PM95) に替えた際、Digital Disc Player は LD の PHILIPS CDV600B にしましたから。……光接続の音の悪さに悩まされ、AUDIO ALCHEMY の DTI で Coaxial に変換してから DFA1000 の DAC に接続していましたが……。 CD Player も Audio 用は 19inch Rack Mount Adapter を付けられる 2U~3U Size (幅 440mm ほどで、脚を含む高さは 90~140mm ぐらい) という Chassis が定番になっており、Mini'Compo' も 2 台並べるとこの Size になるというものでしたね。……この規格を崩したのは PC 用外部 HDD Case みたいなものを使い始めた 2000 年以降の PC Audio ではないかと思います。 Speaker も液晶 Display の両脇に置いて PC に向かったまま音楽を聴いたり、作曲したりできる卓上 Speaker を求めるようになった PC Audio の普及が小型化を、更には低域を補強する Equalizer を内蔵した Powered Speaker System 化への道を一層加速させているように思います。 「Internet に接続した DVD Recorder 内蔵 PC と Powered Speaker、後は Surround Headphone、Earphone 付けた Smart-Phone があれば事足りる」……旧態然とした Audio Maker にとっては嫌な時代でしょうね(^_^;)。 低音の出る小型 Speaker って 70 年代からあったと記憶しますが (PIONEER CS-X1 だったけかな) この頃はまだ PC もなく、物が少ない時代で、部屋には大きな自作 Enclosure を置く余裕がありましたので見向きもしませんでした(^_^;)。 素敵な Audio LIfe を(^_^)/
お礼
回答ありがとうございます。
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ジュピターものすごくかっこいいですね。 sansuiの格子スピーカーも、見た目ではなにがなんだかわからないほどあったんですね。 住宅環境っというか、生活環境っというのか・・・子供は個室に入る時代になりコンポは衰退したっということなんですね。 でも、家に複数のコンポを置くようになり、一家に一台から、1人1台になったのにオーディオは衰退したんですね。むしろそれがきっかけでオーディオが「家電」と「本格?オーディオ」に分けられてしまったのでしょうか。 たしかに昔はLD、CD、コンパチブルがありましたね。 CDプレーヤーもゴツイですね。 オーディオに興味がない人もそんなサイズだったのでしょうか。 それはアメリカサイズでは・・・? 私の説が完全に崩れてしまいますね・・・くやしい!(笑) PCが登場して、スピーカーはさらに小型になりましたね。 家電量販店でヘッドホンの売り場が広くなったのにも驚きます。 しかも、女子のヘッドホン率が非常に増えている。っとどこかで読んだことがあります。本当はウソかわからないですが、女子高生がヘッドホンをしている光景はたまにみますね。私が高校時代はそんな女子いなかったです。 今は、個室で「ミニコンポ」っというよりも「卓上システム」なんでしょうか。 でも、ミニコンポよりもUSB-DAC+アクティブスピーカーの方が音がいいかもしれませんね。 音楽が聴ける環境が増えれば増えるほど、「単品オーディオ」が売れなくなるってメーカーとしてはツライですね。 私は「ミニコンポ」の音に不満をもったので「単品オーディオ」を買おうと決意しましたが・・・。 ところで、アメリカってやっぱり規模がデカイですねぇ・・・。 田舎の方とか、回覧板をまわすのも大変ですね。
- boogeyman
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大昔は、低音を再生するためには大きいスピーカーが必要なのは「常識」でした。 何年くらい前でしょうか、CDが登場するよりはるか昔なので40年か50年前かもしれませんが、小型でも十分な低音が再生できる技術(それが何だったか知りませんが、バスレフのようなものか?)が開発されました。 その結果、本棚にも置けるほどコンパクトという意味の「ブックシェルフ・スピーカー」が広く出回るようになりました。これは海外で始まった流れだったように記憶してます。日本独自の住宅事情とは直接関係ないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
ブックシェルフスピーカーですか。 昔はそこそこの大きさでもブックシェルフってありましたよね。 低音がでる技術が普及してきてから、大きなスピーカーばかりではなくなってきたのですね。 なるほどです。 当時は、たしかに中途半端な大きさのスピーカーも沢山ありましたよね。 スペンドールとか、KEFとか、ARとか、昔のB&Wも今と全然違いますし・・・。 VictorのSX-3もそのころの製品ですね。
- dragon-man
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>スピーカーが小さくなった原因は、日本の住宅事情や生活環境ではなくて、 LPからCDになったから必然的に小さくなったのではないでしょうか。 スピーカーは機械ではなく楽器です。いい音を出すためにはある程度の大きさが必要です。小さくてはいい音は出せません。最近売られているスピーカーが小さいのは、それで聴く音楽が劣化していて、いい音を出す必要がなくなったからでしょう。最近若い人が好んで聴く音楽(ロック、ポップス)はエレキ楽器をパワーアンプで増幅しているだけで、音質は二の次です。高価な大型スピーカーは必要なく、ヘッドフォンかイヤフォンでも十分です。スピーカーもそれに準じるでしょう。音質重視のクラシック音楽やジャズを好んで聴く人は、CDであっても依然として大型スピーカーを使いますが、少数派です。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
一番売れている、聴かれている音楽が、ポップスですからね。 そのような音楽に、そこまで大きなスピーカーは必要ないということですか。 dragon-man様は、小さいスピーカーはあまり好みではないでしょうか。 小さくてもいい音のものも沢山あると思いますが・・・。 小さな楽器があるのとおなじで、楽器的なスピーカーでも非常に小型のものもありますが、大きな箱からでる音が好みなんですね。 16cmフルレンジでも、小さい箱から出る音と大きな箱からでる音では、全く違うと思っていますので、おっしゃっていることはわかります!
- b4ea0718
- ベストアンサー率46% (190/407)
あくまで個人的な見方ですが、昔は爆音で聞くのが一種の楽しみとしていた人が多かったので、「爆音=大容量(大型)のスピーカー」逆に「スピーカー小さい=音が小さい」とメーカーが宣伝していたのが事の始まりかと。昔みたいに数百ワットのスピーカーを自宅で持ってる人は、今は少ないかと思います。 住宅事情というか、世間でのマナー意識の移行で爆音を自宅で聞けない空気になりましたので、メーカーもバブルが終わり商品に対してコストを下げていかなければならなかったのと相まって、筺体の大きさを小さくし出力を下げた。という流れがあるのではと思っています。筺体を小さくすれば、必然生産コストは下げることができますしね。その時の宣伝文句が、「この出力でこの音色!」とかだった様に思います。 音楽を聞くというのはイメージと思っています。ある笑い話に、スピーカーのケーブル類を太いものにしたほうが良い音が出ると言ったニワカがあり、ホームセンターで水まきホースを買ってきて中に安物の銅線を突っ込んだものが、メーター単価数万円なのに馬鹿売れしたと・・・。アメリカでしたか?どっかそこあたりの話でございます。 微々たる音の違いで、数千万を音楽機材に投じる愛好家もおりましょうが、大衆に物を売っていかなければならない場合、イメージ戦略をしていかなければなりません。一番わかり易いのは「見た目」ではないでしょうか? BOSEのM3の発表を見たことがあれば納得するかと思いますが、世間では「あんな小さな筺体でこんな低音が!」という感じでした。音の強弱等というのは、別段筺体の大きさに依存してないのですがね・・・。 ですので、音楽はイメージだと思っています。今の住宅事情等を考えて、「ちょうどいい音量」をイメージした時、世間の大半は今の大きさのスピーカーに行き着くのではないでしょうかね?
お礼
回答ありがとうございます。
補足
昔は爆音で聴く人が多かったのですか?そうなんですねぇ・・・。 今は騒音問題とか多いですからマナーとして、周りの人に聴こえないようにっというのは気を付けますよね。今は家族にでも気をつかいますよね。 ところで、ホースの話すごいですね。 それはもう太いケーブル=音がいい。っというイメージですね。 確かに「小さい」のに「低音」が不足なく聴こえるだけで、「すごい」っと思うことはありました。 私はBOSEの製品が大好きですが、BOSEなんてまさにそうだと思います。 手のひらに乗るサイズで、これだけバランスの良い音がでるなんてすごい!って思います。 イメージですか・・・音量を考えて逆算した場合、デカイスピーカーで小音量よりも、小さいスピーカーで小音量の方が自然ということですね。
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お礼
回答ありがとうございます。
補足
昔は、家族で1台のステレオ装置が、今では1人1台になったので、安くなり小型化したんですね。 それはありますね。親と子供では聴く音楽が変わってきたんですね。 個室っと考えたら、小さくて場所をとらないコンポになるのですね。 たしかに住宅事情っというか環境っというか、昔と変わったかもしれないですね。 家族の在り方まで変わってしまったと思わせる深い回答ですね。