漁師さんの海難事故について
八丈島沖の漁船の転覆事故。またも漁師たちは救命胴衣を着けていなかった。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091028-00000599-san-soci
いつも思うのですが、どうして漁師さんたちは、海上保安庁や漁協、家族らが、以前からこれだけ必死に救命胴衣の着用を呼びかけていながら、それをしないのでしょうか?
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=131112
http://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/shimoda/00_headline/01_topics/081204/081204_topics.html
ある県漁連の調査によれば、漁師の救命胴衣の着用率は20パーセント程度で、それでも以前よりは格段に上がったとのことです。
ちなみに、私は海釣りが趣味なのですが、漁師さんが救命胴衣を着ているところを一度も見たことがありません。
よくテレビでマグロ漁などを放送しますが、誰も救命胴衣を着用していませんね。
横須賀沖のイージス艦との衝突事故だって、漁協の指導に従って救命胴衣さえ着用していれば・・・、と誰しもが思っていたはずです。
作業の邪魔にならない膨張式の救命胴衣は、わずか6000円台から売っています。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/plus-d/nlj-33m.html
漁船や漁具に数千万円や数百万円をかけているのに、命を守るための6000円は不要と考えているのでしょうか?
それに今は、高性能の発信機付きのGPSも低価格で売られています。
救命胴衣を着用していれば助かった事故は数多いといわれています。(今の時期は水温が低いから長時間の漂流には耐えられないが・・・)
残酷な言い方ですが、救命胴衣を着用していれば、最悪の場合でも、少なくとも遺体の発見の可能性は高まります。
悲しいかな現実問題として、遺族としては、遺体が発見されるかどうかは保険金その他がすぐに出るか出ないかという問題に繋がります。本人だって、海の藻屑となるよりも、早く家族のもとに帰り温かいお墓に入りたいはずです。
お礼
職人さんならばいいですが、お若い外国人がよく犠牲になっている気がします。 ありがとうございました。