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チュードルミニサブ(73090)の風防について
チュードルのミニサブ(ref.73090)にガラスの風防を取り付けることは可能でしょうか?
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NO.1です。補足的ですが・・・ ref.73090の風防周りですが、ベゼルやリング構造等があるのですけれど、風防だけでもかなりの厚み・構造です。 風防関連 http://watch-koubo.net/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AB-%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8A-%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%B5%E3%83%96-ref-73090-oh%E3%80%81%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA/ http://auctions.wing.c.yimg.jp/sim?furl=auctions.c.yimg.jp/img371.auctions.yahoo.co.jp/users/1/6/9/4/yasu_1704-org-136672866970481&dc=1&sr.fs=20000 かなり分厚いですよネ。これは回転ベゼルと耐圧構造である事の他に、アクリル風防は強度を持たせるために従来はドームにして厚みを増してます。これがガラス材になると薄型化できますが・・・ そして、日付のレンズ部分をどうするか?です。現代のオリジナルのROLEX(サファイヤガラス材)はレンズ部分が特殊な接着。 本時計に合わせ新規で一品部品製作で代替えの場合はもちろんこの部分の考慮も必要と存じます。 本来は風防とケースの取り付け部分の写真があるとより風防の厚みや構造がわかるのですがこの程度でスミマセン。 http://pds.exblog.jp/pds/1/200705/12/76/d0096576_23413314.jpg (参考・雰囲気だけです。詳細構造はその時計による) 御周知のお話とも存じましたが、老婆心ながらで・・・ m(__)m
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- マレンヌ(@Marennes)
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はじめまして。拙い知見ですがよろしくお願いします。 >チュードルのミニサブ(ref.73090)にガラスの風防を取り付けることは可能でしょうか? ガラス・・・従来のアクリル材からガラス材に変更するとしてですが・・・ ★本来は正規メンテナンス=日本ロレックスに修理可否や相談が確実と存じます(古いモデルでは純正部品でも代替え(形状変更)や修理受付しない場合もあるから)。 又はチュードルのメンテナンスに強い一般の修理工房への相談を数社なされればと存じます(対応可否やオリジナルパーツの有無含めの確認から)。 ★基本は”不可”です。ガラス材風防モデルがこのタイプでは無かったから(ありましたらすみません)。 過去無いと聞いてますし修理はアクリルガラス正規(または代替えアクリル材)と認知してます。 ★ガラス材風防にする(どこかで作らせる?)場合は、オリジナルのアクリル風防とケースの嵌合や、ベゼルの高さ等含めた形状の設計考慮が必須と存じます。 ★防水・耐圧は古い時計ですしコンディションによっては200m確保できない場合もあります。当然風防によってもです。 ★本時計のレベル(年代)では、当初の正規のリュウズや風防が無く、代替え(もちろん本物ですが)になる事も想定下さい(ROLEX側の在庫次第。一般工房でも同様。但し、アンティークやチュードルに強いショップは海外でパーツを集め在庫してる場合も少ないですがあります。新品が良いですが、無い場合は良品中古となります(この部分はメーカーでは品質保証がら不可)。ショップ次第)。 ♪----------♯----------♭----------♪ それぞれについて、古い知見もあるのですが・・・ 元からアクリル風防の仕様、アクリル⇒クリスタルは一般的に事例無いです(修理工房等数社でもチュードルの本時計他タイプでガラス材質の風防変更例は無いです。出来ないとされてるショップもある)。 余談、ROLEXでの修理見積りや依頼(ご存じの正規のアフターですネ)の際、今回の内容では正規外の部品扱いになるはずです。 (モデルで純正アクリル⇒ガラスに代わってるモデルならあるかも?ですが・・・私はアクリル風防前提でしか経験ない狭義ですけれど、ガラス材変更は無。メーカ補修部品でアクリル材で代替えになり形状が変って残念になる例は散々認知してました)。 尚、どこかの工房?へ個人の特別発注で作らせる?等ならあるかもしれませんが、当方では未知・未例です。ショップへのご相談確認でしょう。メンテナンスの最善・最新はあくまでアフターサービス正規です(本件ならROLEXカスタマー)。 仮に?オリジナルではクリスタルガラス風防が無いけれど、どこかの工房でガラス材質の採用・装着できる・作れた?場合でも、ただの代替えの外径合わせなどでは無理と存じます。 理由は風防の厚みが全然違うため。ガラスの方が薄く、ベゼルと風防の高さ位置が合わず、凹んだ感じになります。これによりケースと風防の嵌め合い部分寸法関連も、正規のアクリル材とガラスで異なるのも容易に想定されるます。 どうしても作ってもらうなら、オリジナルのアクリル風防と同じケース側との取付厚さや風防全体がオリジナルと同等でバランスを考慮された形状や厚さにするべきです。 (ゴツイ分厚い角張ったガラス風防となると想定。エッジ丸く仕上げる等は一般ガラス材は勿論、サファイヤクリスタル材などはもっと大変と存じます) どこかの工房で依頼されるのかは存じませんが、本来のオリジナル形状・機能としての必須寸法等を理解してないと、とってつけたような残念な結果になる恐れがあります。またその場ははめ込んでも取れてしまう等があるので構造含めご用心下さい。 尚、本時計の防水も、現代でコンディション次第で従来(本来)のスペックにならない事ありますし、当然風防も含め耐圧試験の程度等の考慮も必須となります。 (過去、同型のこれぐらいの年代で、正規防水・耐圧が出来ないとの結果もありました。コンディションは良いようでしたが・・・。ROLEXや修理工房の査定・考え次第と存じます)。 長文愚答ですが、参考になれれば幸いです m(__)m PS:拙い知見経験ですがこの年代・その前のアンティークモデル・前後のイカサブやクロノタイム(モンテカルロ含む90年代位までですが)、バラチュードル等でも、風防は同材質でしか修理例無いです(メーカーメンテ、一般含め)。 尚、古いモデルでオリジナルパーツの入手困難や不可(メーカー在庫もなし)のため、汎用のアクリル風防の代替え品を時計個体に合わせ整形してオリジナル形状に仕上げる(製作)事例はアンティーク等でも多々経験あります。これがある程度出来るのはアクリル風防だからですけれどネ(風防の全体形状形成は時計の個体をしるショップでしか基本的には困難)。 その昔、風防の純正交換部品がある時期から水滴・ドーム形からエッジの角が立つ形になり、見た雰囲気(テイスト)が全然変りますので・・・。ここは機能性としての選択でした。
お礼
Marennes様 大変詳しい回答をありがとうございます。 最近生まれて初めて機械式の時計を中古で購入したので、時計にあまり詳しくありません。 時計は普段使いで使用しており、作業(庭いじりやバイクのメンテナンス等)するときにもはめっ放しなので、傷が付きにくかったら助かるなと思い質問させていただきました。 私もいろいろなブログを拝見し、プラスチックの風防のものにガラスの風防をはめると風防の高さより、ベゼルの方が高くなるといった書き込みを発見したので、真偽のほどを確認したいと思いました。 Marennes様がおっしゃられる通り、ガラスの方が強度があるので風防を薄くしているのでしょうね。 プラスチック用の研磨剤とコーディング剤も揃えましたので、このまま使用していきたいと思います。 どのみち2~30年しか使えませんので。(時計の寿命ではありません。使用する側の寿命です。(笑)) このたびは、大変詳しいご回答を本当にありがとうございました。