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IEEE規格で「いちばん近い偶数に丸める」根拠は?
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=88809 の質問に関連して、質問します。 arataさんの回答にありました参考URL http://www.microsoft.com/mscorp/worldwide/japan/support/kb/articles/j029/9/74.htm を見ました。 そこにあった記述でわからないことがありました。「数値の丸め」の項に 「Visual Basic 4.0 で数値の丸めが発生するケースは、主に代入と Format 関数があります。 代入する値が代入先のデータ型の有効けたを超える場合に丸めが行われます。 ここでの丸めは IEEE (米国電気電子技術者協会) 規格のうちでもっとも 一般的である "いちばん近い偶数に丸める" という方法をとっています。 例えば整数型への代入では、1.5 は 2、2.5 も 2、3.5 は 4 に変換されます。 これは四捨五入より結果に片寄りが少なく、誤差の累積が最も少ない方法の ひとつです。」 この「いちばん近い偶数」を選ぶ理由は何でしょうか? なぜ奇数はダメなのか?ご存知の方、教えてください。
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四捨五入の場合 0.1,0.2,0.3,0.4の4つの値が小さく 0.5,0.6,0.7,0.8,0.9の5つの値が大きくなります。 均等に値が発生するとして、値の変化は -0.1-0.2-0.3-0.4=-1 0.5+0.4+0.3+0.2+0.1=1.5 ですから、0~99の間で、100個の値が発生する場合、0~1毎に0.5ずれるのですから、+0.5*10で+5ずれる可能性が高いわけです。これは結構大きな値ですね。 IEEEの丸めの場合 奇数では、0.5は切上げ、偶数では切り捨てられますから、 誤差の累積が0に近いわけですね。 ですから、合計値の誤差を問題にする場合は、後者の方が、合理的ですね。ちなみに、前者を算術型、後者を銀行型の丸めといいます。 本当かどうか知りませんが、アメリカの銀行では後者を使用していると聞いています。 で、偶数か、奇数かですが、どちらでも同じだと思います。どっちでもよくて、偶数に決めたのでは?
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- haporun
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推測ですが、これは少数を記録する方式の問題だと思います。 少数は0.xxxxx×10^xxという方式で、xxの部分をすべて2進数で記録するので、2の倍数にするのが都合がよく、奇数にすると誤差が増えてしまうのでしょう。 これはおそらく、浮動小数点型という少数の記録方式を理解すれば、わかることだと思います。 私はあまり突っ込んでいませんが、調べてみては?
お礼
お礼が遅れてすみません。 偶数にする理屈に説得力があります。 調べてみます。 ありがとうございました。
参考URLにある 「これは四捨五入より結果に片寄りが少なく、誤差の累積が最も少ない方法のひとつです。」 の通りではないでしょうか? Excelのシート上では大丈夫なのに、VBAでは偶数になってしまうっていうのもそうですが、理解はできますがなんか納得いかないですよね。 統計的な数字の四捨五入には問題ないんでしょうけど、金額の端数処理などには全く使えないですよね。
お礼
ありがとうございました。 お礼が遅れてすみません。
お礼
ありがとうございました。 お礼が遅れてすみません。