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悪性リンパ腫について教えてください。
■悪性リンパ腫(EBウイルス関連リンパ増殖性疾患)について教えてください。 1)一昨年にピロリ菌の除去をするために抗生物質を服用した際に黄疸が出ました。 2)その後、首の左側にピンポン玉サイズのコブが出来ましたが、痛くも痒くも無く9ヶ月間程の時間が掛かりましたが自然にコブが無くなりましたので、そのまま治ったと考えていました。 3)EBウイルスは普通は子供のころに罹りますが殆どは自然治癒すると聞きましたが、私の場合は大人になってから罹ったので、再活性化しEBウイルスが目を覚ましたと云う事のようです。【初感染】→【伝染性】→【重症化】すると慢性化して【悪性リンパ腫】などになることもあると聞きました。 4)今の内に治療しないと【自己免疫機能】を壊してしまうので【造血幹細胞移植】しかないと云われました。 ■入院時の病名: 急性胆管炎の疑い ■現在の病名: 悪性リンパ種(EBウイルス関連リンパ増殖性疾患) 5)元々、肝臓が強くない為(薬に反応を示す為)4ヶ月間も入院して抗がん剤治療をしています。 6)本来の体力も衰えて、筋力の低下が著しく衰弱しています。 7)アレルギー反応が強く血液が固まりにくくなり苦しい思いをしています。正直、怖いです。 8)EBウイルスの数値が当初100,000から45,000になり現在は19,000まで減少しました。 9)担当医曰く、抗がん剤(エトポシド、ロイナーゼ)を含め4日間も投与した割には減り方が少な過ぎる。とのことです。 10)現在はステロイド剤(プレドニゾロン 5mg)を6錠の他、胃薬、便秘薬、真菌の薬を服用しています。 11)既にステロイド剤(プレドニゾロン 5mg)を4ヶ月も服用している為、副作用としてムーンフェイス、血糖の上昇、手の指の痺れ等があります。 12)可能であれば、このステロイド剤の副作用が辛いので服用を減らせることを願っています。 13)EBウイルスを落ち着かせる方法としては【造血幹細胞移植】以外の方法は無いのでしょうか。EBウイルス治療の専門医の皆さまを始め、EBウイルス治療の情報や知識をお持ちの皆様、どのような事でも構いませんのでどうか教えてください。よろしくお願い致します。
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- hiroaki1222
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踏み切れるかどうかわかりませんが投稿を差し上げます。 {悪性リンパ腫の概要} 身体全身を巡っているのは血管、リンパ管そして神経です。 白血球(免疫担当細胞)は主に骨髄球とリンパ球に分かれます。 リンパ球はT細胞とB細胞があり、リンパ管を通って全身を行き来し、リンパ節より血管の中にも入り込み血液内や組織で体内の異物の排除などに当たっています。 体内の異物というのは、ウイルスや細菌、また癌細胞、感染細胞、移植細胞などの非自己を表現するモノです。 悪性リンパ腫は、このT細胞とB細胞のうち、ごく一部の特定のリンパ球がガン化し、リンパ節で増殖し腫れてリンパ腫瘍となったもので、多くのタイプがありますが血液癌です。 ほとんどの白血球は健在です。 ガン化する原因として、EBウイルスがバーキットリンパ腫に関係し、また成人T細胞白血病ウイルス(HTLV-1)が癌遺伝子を作ることが明らかとなっている以外多くは解っていませんが、ウイルス遺伝子の挿入などにより、癌遺伝子をもつこととなったリンパ球が増殖していると言う事です。 いずれのタイプにしても、ガン化したリンパ球が増殖してリンパ節で腫瘍を形成している病気ですが、リンパ球総量からすればガン化しているのはごく一部のリンパ球細胞であり、多くのリンパ球は健在です。 ■本来、リンパ球という白血球は癌細胞を異物細胞と認知すれば破壊する働きを持つ免疫細胞です。 健康な体においても癌細胞は日常できていますが、ガン化した細胞を異物として認知し、すぐにリンパ球やマクロファージが破壊するため健康が保たれているというのが一般的な考えです。 癌細胞が多くなるということは、健全なリンパ球の監視の目を逃れた癌遺伝子をもつリンパ球が増殖している結果です。言い換えれば、健全なリンパ球とガン化したリンパ球は常に隣接していますが見逃している状態であり、癌遺伝子を作る原因ウイルスにも認知は及んでいません。 {現医療の現実と考えねばならない点} ■現医療は、現実に癌細胞が増殖していることはもはや免疫の目は向かないと考え、そのガン化した細胞を放射線や抗癌剤の劇薬で身体が耐えれる範囲で殺そうとする治療がメインです。 また、造血幹細胞移植は多量の放射線と抗癌剤治療が前提にある最も過酷な治療です。 いずれも造血組織も破壊されるため白血球が減少し治療の過程で感染症で命を落とすことも多くあります。 また、苦しい治療とはいえ、全ての癌細胞を殺すことは困難なことから再発も多いことが現状です。 毒(抗癌剤)で全ての癌細胞は殺せないのはどのような癌においても同じです。 寛解時期(治療により癌細胞が少なくなった時期)があるとしても、完全治癒が得られるかどうかは、最終的には健全な白血球が癌細胞を異物として認知して排除するかどうかにかかっているということになります。 (悪性リンパ腫の造血幹細胞移植については以下をご覧下さい) http://ganjoho.jp/public/cancer/data/ML_auto_SCT.html {免疫療法} ■健全なリンパ球に改めて癌細胞を認知させる方法は無いと考えるのが現医療ですが、免疫療法をされる機関にとっては白血病を含み血液癌は最も速効することが知られています。 なぜならガン化したリンパ球は健全なリンパ球と常に隣接していることから、異物として認知すれば日夜となく速やかな攻撃排除が可能だからです。 ■免疫療法の種類 さまざまなものがありますが、一口で言えば、健全なリンパ球に癌細胞の成分(癌細胞膜抗原=癌細胞に現れている蛋白質)を認知させる療法です。その手法として、 特異的なもの 1. 癌抗原ワクチン=成分そのものやそれに近いものを接種して免疫反応(白血球が異物として認知する反応)を起こさせるもの。一部のペプチドワクチンとハスミワクチン。ハスミワクチンは癌種ごとの適合ワクチンが有り、一般ワクチンが月に14,000円程、患者自身の癌抗原を抽出して2ヶ月かけて作成する自家ワクチンが年間268,000円。 2. DC療法=患者自身の樹状細胞という白血球を培養して癌抗原を食わせ、それを患者に戻すもの。1クール数百万の料金。 非特異的なもの 1. 丸山ワクチン=結核菌成分を接種し、巻添え的な免疫反応を期待するもの。月に1万程。 2. ラック細胞療法(LAK)=患者の健全なT細胞をサイトカインのIL2を与えて培養し、患者に戻すもの。 1クール120万ほど。その他ラック療法を応用したものがあります。 いずれも「免疫細胞療法」としてさまざまな医療機関で行われていますが、認可はされていませんし、いずれも広くは知られていません。それぞれをネットで検索してお調べになれば解ります。 ●大切なことは、免疫療法は一時的に短期間されても効果はなく、ラック療法にしても何クールか繰り返して行う必要があり、副作用がなく金銭的にも継続できるものでなければ完全治癒には結びつきません。副作用がなく長期間継続できるものを合わせることが必要です。 何にしても理論は難しく、理解しがたいことと思います。 私がお勧めするのはハスミワクチンです。 ------------------------------------- なお、残念ですが、ほとんどの医師は免疫療法の理論などはほとんど知りません。 なぜなら、認可されていないものを学ぶ機会もありませんし、知る義務もありません。 また、大半の医師は免疫の理論も深くは学んではいなくそれほど知識にありませんから、主治医に免疫療法に意見を求めても否定されますし、質問しても正しい答えは返ってきません。 通常、医師は、認可され学会で報告された治療法しか取り入れません。なお、認可されていることは国が責任を負うものであり、マニュアルどおり使って患者がどうあろうと治療する側の責任は問われません。 [医師が何でも知っている・・]と考えるほうが間違っています。 ------------------------------------- ハスミワクチンはBSL48クリニックが受診窓口です。 http://bsl-48.com/hasumi.html 以下の協力医からもBSLに手続きができます。 1週間ほどでご自宅にワクチンが届きます。 ワクチンに対して先生方の利益はありませんので失礼のないよう望みます。 大阪の協力医は田中クリニック http://www.tanaka-cl.com/vaccine_02-2.html 広島の協力医は永山医院。すぎな会という患者会もお持ちです。 http://www.nagayama-cl.com/original4.html#ank02 http://www.nagayama-cl.com/original7.html 徳島はホームページはお持ちではありませんが天羽(あもう)クリニックです。 定例会にもご協力頂いています。 http://byoinnavi.jp/clinic/95393 なお、免疫療法をされるにあたっては、ある程度の食事療法を合わせることが大切です。 白血球が生息する血液状態を良くするためです。 ■避けるべき食べ物 牛肉・豚肉・ハム・ソーセイジ 牛乳・バター・チーズ・アイスクリーム 佃煮・塩魚・生卵・うなぎ もち・とろろ・なめこ・山芋・中華麺類 白砂糖 カレー・唐辛子・わさび・山椒・こしょう アルコール類・タバコ・コーヒー 人工甘味料添加物・防腐剤添加物・人工着色物 まとめれば、刺激物や4つ足の動物性食品などです。 ------------------ 天羽先生からは何のタイプか知りませんが、悪性リンパ腫1名の手続きをされ、完全治癒が得られたと聞いています。 福岡でお住まいでしょうから、長い経験を持つ永山先生にご相談されればよろしいかと思います。
- USB99
- ベストアンサー率53% (2222/4131)
抗癌薬の効果がでなければ、次の選択肢は造血肝細胞移植しかない..というのはCAEBV治療における現時点での一般的な認識です。セカンドオピニョンを求めても結論は変わらないでしょう。 ステロイドの副作用は、造血肝細胞移植がうまくいって、減らすことができれば、ムーンフェイスも改善されていきます。大変だろうと思いますが、ここを乗り切っていつもの生活に戻れる日を楽しみに待たれてください。
お礼
回答で再確認できましたし、また励ましのお言葉まで頂き恐縮です。 早く自分らしい生活ができるようになるよう努力します。
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
まず、基本的には、主治医とよく話し合うことをお勧めします。 その上で、セカンドオピニオンを受けることをお勧めします。 http://www.2og.jp/ http://ganjoho.jp/hikkei/chapter2-1/02-01-07.html 主治医とよく話し合うべきだとお勧めする理由。 ステロイドの副作用に苦しんでおられるようですが、 ステロイドを投与されている理由をご存知でしょうか? その説明に納得されていますか? EBウィルスによる炎症を抑えるためで、炎症を抑えないと、 例えば、心臓が炎症でやられて、死亡してしまうということだと 思われます。 なので、減らせるかどうかは、診察している医師でなければ、 決めることができない。 造血幹細胞移植以外の方法は無いのかとのことですが、 無いとまでは言えないにしても、それがベストの方法でしょう。 などなど、まずは、主治医ととことん、話し合ってください。 ご自身の命がかかっている問題です。 そして、主治医の説明で、まだ、疑問に思うこと、 他の意見も聞いてみたいと思うことを、セカンドオピニオンで 確かめてください。 セカンドオピニオンは、書類上の診察なので、 入院中でも、ご家族を代理人に立てることで、 受けることが可能です。 (相手側の医師に確認することをお忘れなく) その際には、ご自分が聞きたいことをメモにして、 ご家族に渡すこともお忘れなく。 口頭ではなく、メモにすることが肝要です。
お礼
本当に親身になって御回答頂き恐縮です。 主治医の先生とは、常にコミュニケーションをとって話し合っているつもりですが、もっともっとしっかり理解できるよう話し合うよう努力を致します。 ありがとうございました。
お礼
御礼メールが遅くなりすみませんでした。 とても詳しく丁寧に教えて下さり、また免疫療法についても、いろんな種類があることを知りびっくりしました。 とても参考になりました。ありがとうございました。