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大学の卒業研究の検証方法について
大学の卒業研究についての質問です。私は経営学科に所属する大学3年生です。 研究テーマは現時点でありますが決定しているのですが、研究終了の検証方法が曖昧なので質問させていただきました。 私が研究テーマに選定した内容は、「若者の働く意識を向上させる」です。 若者の労働時の態度や意識が非常識だと認知されてしまい、社会全体が若者の教育を疎かにしているのではないかと考えたため、若者の労働時の態度や意識を変革できる改善策を研究しようと考えました。 (あくまで無知な私の仮説ですので、文献調査などにて調査が必要です。) ここからが質問です。 仮の話ですが、「若者の働く意識を向上させるには年収を上げることである」という結果が、文献調査と決して母数は多くないアンケート結果から導きだしたとします。 この結果をもとに検証を行って研究は終了となると考えているのですが、検証方法に疑問があります。 例えば、「○○会社のゆとり世代の従業員の年収を上げた結果、○○という効果がありました。」なんて結果が出れば優秀な研究ですが、企業を巻き込んでいるため現実的ではありません。 例えば、「アンケート調査を再度行ったところ、ゆとり世代の従業員の年収を上げると、働く意識が向上するという結果が多かったため、改善が見込めるだろう」なんて結果が出れば満足な研究といえるのかわかりません。 現時点では、経営学で学んできた経営手法を活用し、コンピュータ上でシミュレーションし、検証結果とするつもりなのですが、検証結果として有効であるのかが不安です。 極力、個人レベルで行うことができる研究にしたいと考えているのですが、私の研究テーマを進めるには企業との連携が必要不可欠であるか?とも考えています。 (現時点で企業と連携する環境を整備することは可能です。しかし、恥ずかしながら4年時に授業が残っているため、時間の融通が利かないことを懸念して個人レベルと考えています。) 大学の卒業研究の検証ですので大々的に検証を行うことは不可能だと思う反面、簡素な検証では結果として不十分だと思います。 検証を行う方法をご教授いただきたいと考えております。
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個人的に非常に興味深いテーマだと思いました。 >> 私が研究テーマに選定した内容は、「若者の働く意識を向上させる」です。 >> 若者の労働時の態度や意識が非常識だと認知されてしまい、 >> 社会全体が若者の教育を疎かにしているのではないかと考えたため、 >> 若者の労働時の態度や意識を変革できる改善策を研究しようと考えました。 そもそも「働く意識」って何だろうと思いました。 行きつくところは経営者の思い通りに動いてくれる人が「意識の高い人」ということなんでしょうか。それとも意識=一生懸命という精神論の話なのでしょうか。一生懸命とか精いっぱい取り組んでるわけではないけど、仕事としての結果は誰よりも出している人は意識は??? どうやったら意識の向上を果たせるか…というよりも、帰納的に「意識の高い社員が多い会社に共通することは何か?」という研究でもいいような気がします。複雑な要因(業種・職種の違いや働き手のスキルの違いなど)がある中で、すでにうまくいっている企業の共通因子は何か?意識が高いというのはどういうことかも見えてくるような気がします。 その因果関係についてメカニズムを解明するという感じの研究結果も知りたいです。 「意識が高い」ということの説明ができれば、それに取り組めばいいだけのような気がします。
- ji-young
- ベストアンサー率24% (25/101)
「若者の働く意識を向上させるには年収を上げることである」という結果を導きだしたいようですが、経営学を学んだのでしたら、あなたが経営者だったら、どうしたら賃上げしてあげられるのか考えてみませんか? 「○○会社のゆとり世代の従業員の年収を上げた結果、○○という効果がありました。」というのはあるでしょう。例えば社員の年俸契約やインセンティブ契約もその1つでしょう。 何にも技術も知識もない人のやる気を出させるのは限界があります。そのため、ある程度技術を身に着けてもらったり、資格を身に着けてもらったり、そういう外的要因で基本給を上げるというのも良くあることです。 実際、関連会社の社員教育の講師を15年ほど引き受けていますが、関連会社の社員は授業でることで1回いくら、資格が無事取れたらいくらとか決まっていて、それが臨時ボーナス的扱いや基本給アップにつながっています。僕の授業は土日講座で、15年やってますが時給1万円くれます。それくらい払っても外部の講師の半額以下ですし、個別に社外講義を聴きに行かせたらもっとかかりますので、会社としてはメリットがあるのです。 単に上げるのではなく、競争原理を働かせるのです。 どちらも会社のHPにPRポイントとして書かれていますので、売上推移を調べれば簡単に判ると思います。こういうデータで検証したらどうでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 あくまで仮説なのですが若者の働く意識を変革するには、個人の年収をあげるのではなく、個人の強みとなる専門的な能力を身に付けて自信を持つことではないかと考えております。 なので、回答者さんの回答はヒントとなる内容でした。 様々な会社のHPを閲覧しようと思います。
- SRLeonard
- ベストアンサー率56% (179/316)
まだ、研究内容がボンヤリし過ぎていて、シミュレーションでの検証の可否やシミュレーションでの検証の有効性が判断できる段階に無いと思います。 以下、質問者さんの考えている研究内容が、いま一つ理解できてない状態で勝手なコメントをさせていただきます。 まず、テーマとしての「若者の働く意識を向上させる」の、「働く意識」をどう定義付けるか、その意識の向上をどのように評価するか等といったところを具体化する必要があるのではないでしょうか? ・若者世代の離職率の増減 ・若手社員1人当たりの売上、新規契約数、単位時間当たりの生産数etc. ・若手社員担当案件のクレーム数の増減や内容の変化 等々の「意識」の評価手法があるかと思います。 (「働く意識」という個々の若手労働者の内心を直接的に評価するのは難しいと思うので) ただし、事業内容や規模によって様々だとは思います。 これらに影響を与えそうな(仮説としての)パラメータとしても、例えば ・賃金の高低 ・労働時間 ・人事考課の手法 ・OJT等の訓練手法 ・権限委譲の程度 等々があると思います。 実際の企業に対して、大学の研究用のデータ収集を目的に、各パラメータを変えてもらうというのは無理だと思います。 一例として、社労士さんとかであれば、複数の企業で就業規則を変えた事例を抱えていると思うので、規則改正の目的や改正後の結果等をヒアリングするのも良いのではないかと思います。 単にアンケートを取って、「給料が高い方が、やる気が出ます!」的な回答が多かったから、賃金を上げると「働く意識が向上する」等の結論を導くのは、単なるアンケート結果であって、検証と呼べるものではないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 テーマ選定の理由が興味があるというだけなので、回答者さんのおっしゃる取り研究内容はぼんやりしています。 現在、研究領域の設定にむけた取り組みを行っおり、研究内容について、これから担当教員のレビューを受けながら構想を練っていきます。 社労士という一例を挙げていただきありがとうございました。 社労士という職業を理解していないため、社労士という職業を調査することを始めます。
お礼
回答ありがとうございます。 現時点での仮説ですが、「働く意識」の向上によって、若いうちは経営者の思い通りに働きながら、後々新たな価値を創出できるような経験値を積む姿勢を持って仕事をすることができると考えております。 その姿勢に変革するためには、意外と単純な答えなのではないかと思っています。(根拠なし!) 意識を高めるという視点もあるのだなとわかり、さらに研究領域を明確にする必要があると思い、今後の担当教員のディスカッションが楽しみになってきました。