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企業で研究する際の心得
企業で化学の研究をしている若輩者です。 日々の研究の中で、「コスト意識を持って研究しないといけない」とか「重点管理で業務を進めなければならない」とか、漠然とは思ってるのですが、その辺のところを頭の中で整理したいのです。 ・研究テーマ設定で大事なこと ・研究を進めるにあたり大事なこと ・その他、大切なこと などについて、企業で研究する際の心得を教えてください! また、参考になるサイトがあれば紹介してください。
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No1です。続きを少し。No2さんのご説明のように、私の趣旨が通じない様では、不安になるので、直球で書きます(=少し露骨です)。 第一に、企業は、利潤最優先です。「エコ」なんぞを称していますが、消費者に受けるからで、あくまで建前です。利潤に直結しない基礎研究に力を入れている、と謳っても、それはより多い利益を期待してのことです。 第二の期限ですが、いろいろな本を読めば、5年くらいの印象があります。会社にもよります。大企業は余裕がありますが、小さくなればなるほど、目先に走らないと、「5年後には完成するので」といっても、運転資金を銀行に頼っているハズなので、銀行は待ってくれません。 第三は、研究費が少ないと、貧乏人根性が染みついて、大きなテーマは考えられません。ニュートリノの研究だと、数千億円。こんなものは、いくら考えても、その金を工面できないので無理。 現在、理系の研究は、すべてを一人で完成するのは困難です。協同研究もありますが、プロにお金を出し、業務委託にしてしまえば簡単です。企業からお金をもらったことがありますが、「何故」と訊いたところ、「安いから」で納得しました。 研究費が潤沢であれば、実験の実施はプロに任せることができます。ポスドクで留学したりしますが、それはウデを買われるのと同じことてす。何をしたいのか、さえ決めれば、金に物を言わせて、も企業なら可能です。 No2の方の指摘の人件費については、大学は、学生、院生という無料の労働力を「教育」と称して使えます。カナダに留学経験では、私が月に850ドルのときに、院生は700、学生は350のようでした。この点は、日本の習慣にどっぷり浸っていたので、『私と大して違わん』と、かなり不満でした。日本に帰るとき、「この月はバケーション」として、ボスが1000ドル余計にくれ、機嫌は直りましたが。
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(爆笑) #1のお答えは「企業ではやってはいけない研究」を答えておられるので、その逆を行けばいいのです。 なお、実際研究の現場では企業でも大学でも一番お金がかかるのは「人件費」なので、それだけ念頭に置いておけば良いのです。^^
お礼
頭悪いですね。先がおもいやられます。
- kgu-2
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>企業で研究する際の心得を教えてください! 新人でも、入社半年以上は経っているハズ。こんな質問をしているようでは、私が上司なら、「沖縄あたりで、一生ノンビリせよ」なんぞの余裕は、昨今の情勢では、無理か。 企業ではない場で、研究をしています。産学協調なんぞで、企業に迎合しての風潮がありますが、『企業はやらない研究』を心がけています。 その第一は、利益・利潤は考慮外。 たとえば、ガン患者の薬は、製薬会社が目の色をかえますが、患者数の少ない疾患は、対象外。 対照的に、名前をかえたり、容器のデザイン次第なども企業には重要です。売上増に、容器の穴を大きくした、なんぞのAの素は、高見したとか。 その二は、期限無視。 5年以上たっても、目が出ない研究は、ボツでしょう。執念部会人は、アンダーグランドで、予算を流用しながらやった、なんぞも読んだことがあります。 その三は、貧乏な研究しか・・・。 企業は、大学と比較して、1桁は違うとか。
お礼
回答ありがとうございます。回答の意図を十分に汲み取れなかったので、トンチンカンな回答になっていたらごめんなさい。 >利益・利潤は考慮外 「実現可能性」と「期待できる効果」を天秤にかけて研究テーマを選定するべきだと思います。ローリスクハイリターンの研究テーマが見つかれば一番いいですけど・・・。 >期限無視 担当者は大概研究の継続を希望しますが、芽のでない研究は時期を見極め(早すぎても遅すぎてもダメだと思います)中止を決断するべきだと思います。 >貧乏な研究 どの研究に資本を重点的に投入するかは重要だと思います。
お礼
色々とご教示ありがとうございました。自分なりにがんばっていこうと思います。 回答ありがとうございました。