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イギリス人作曲家の交響曲について

エルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ウォルトン、ティペット、ブリトゥン等の交響曲のCDを所有はしていますがエルガーの1番以外は私には相性が悪いらしく、殆ど聴く気が起こりません。 これ等作曲家の交響曲と日本人との相性は一般的にどんな按配なのでしょうか? 又、或る曲の人気のバロメーターとして、アマチュアオーケストラが其れを取り上げるか否かにある、と勝手に想像しているのですが(好例として、カリンニコフの1番)日本のアマオケではイギリスの交響曲は、よく演奏されているのでしょうか?

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  • koya55
  • ベストアンサー率36% (70/192)
回答No.3

余談です。 >エルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ウォルトン、 >ティペット、ブリトゥン 皆、合唱曲は日本でもそれなりに人気があってCDも結構 出ているんですけどね…。 #アカペラのいい曲もいろいろあるので学生合唱団にも #人気があったり…。 イギリス人作曲家(パーセルからラターまで)は、交響曲を 書く人も書かない人も、日本人受けする程よくまとまった 美しい合唱曲を書く印象がありますが、それらの多くは あんまり交響曲的ではないような気がします。 #上手くいえませんが,#2さんの敵(?)、ヴェルディの #「聖歌四篇」なんか間違いなく交響曲的(というか #イタリアオペラ的??)な合唱曲です。 日本人が「交響曲」に求めるダイナミクスとか派手さが ひょっとしたら彼らの作品では控えめすぎるのかも、 しれません。 #あまり彼らのオケ曲を聞かずに回答、失礼しました。 あとアマオケが取り上げることが人気のバロメーター、の 件ですが、往々にして曲の編成と団員の出番と力関係で 派手な曲が決まりがち、の傾向はあるかと思います。

noname#6594
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 恥ずかしながら、彼等の合唱曲を聴いたことも無く、まして日本で人気が有るなどとは、まったく知りませんでした。 それらの曲が「日本人好みの美しさは有っても、シンフォニックとは言えず、凡そ《聖歌四篇》とは対照的な合唱曲であり、同様なパターンで書かれた交響曲が、其処にはある種の派手さを求めがちな日本人の好む処とは、合致し難い」と、解釈して宜しいのなら、正しく納得ができます。 確かに多くの日本人は(少なくとも私は)狂気性の微塵も無い、好く言えば温厚な、捉え所の無い、起承転結が鮮明でない大曲とは相性が悪いのかもしれません。 其処はフランス音楽の洒脱さからも程遠いものですしね。 若しかしたら、勝手に都合良い様に解釈し過ぎたかな・・

その他の回答 (2)

  • mercator
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回答No.2

私は首都圏在住ですが、プロでもそうそう頻繁には見かけないような気がします。英国音楽に熱心な大友直人などはエルガーやヴォーン・ウィリアムズなどを採り上げることも多いですが、指揮者の適性にもよるのではないでしょうか。 かなり主観的な意見ですが、英国音楽はカリンニコフなどロシア系と異なり、規模や難易度の割に演奏効果が出にくいような気がするので、団体の総意で支持を得るのは難しいように思えます。不人気というよりは、聴き手を選ぶ音楽なのかな、と思います。 ちなみに私が学生オケ所属時代、メイン曲最終候補3曲のうちのひとつとして、ヴォーン・ウィリアムズの1番「海の交響曲」が残ったことはあります。ヴェルディの「聖歌四篇」に負けてあえなく落選しましたが。

noname#6594
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >規模や難易度の割りに演奏効果が出にくい・・・ その通りだと思います。 故に私のような単細胞の頭脳には、その良さが理解し難いのです。 幾ら時間を掛けても所詮無理であると、悟りました。悟るのは早いのです。 「海の交響曲」と比較されたんでは、あの素晴らしい「聖歌四篇」があまりに気の毒です。人事ながら良かった、良かった。 第一に、学生オケ&コーラスであの70分にもならんとする、面白くでもない大曲をやられた日にゃあ、最後まで残って居るのは、身内かマゾか難聴者ぐらいでしょう? 調子に乗って、大変失礼いたしました。

  • ademu2
  • ベストアンサー率35% (87/242)
回答No.1

私も今年、カリンニコフを演奏するもんで調べてみたら、結構アマでもとりあげているなと思いました。私がこの曲と出合った25年前はLPさえも1種類しかない状況でしたのでとても信じられません。 さて、アマが取り上げるかどうかということですが、曲のわかりやすさ、演奏しやすさ、聴衆の理解しやすさ、それと一番の重要な点は楽譜(スコアも含めて)が入手できるかにかかっています。 ブライアンは学生オケのために数多くの交響曲を書いていますが、日本では全く演奏されることはありません。 リリータというレコードメーカーがあるのですが、こちらはイギリスの作曲家をメインに録音しているところで(昔、結構高かった:輸入LPで1枚2700円)よく買いあさっていました。確かに良い曲というものはなかなかありませんでした。唯一バックスの交響曲第4番がお気に入りでした。 イギリスの交響曲の歴史からみると19世紀後半からはじまっているといっても過言ではないと思えるほど古典の音楽が少ないので曲も描写的な曲が多く、日本人に受け入れ難い感覚があるようにも思います(それが良いという意見もあるでしょうが)。ですから、反対に映画音楽などは結構良い曲があるのではないかと思います。 同じイギリスでもアイルランド地方を題材にした曲(スタンフォードやハーティ)などは自分でも旋律は美しいと思います。また、民謡などを取り入れる(チャイコフスキーなどロシアの作曲家のよく使う手)と曲が親しみを感じ、とっつきやすくなります。 要は「知っているフレーズ」を持つか否かではないかと思います。

noname#6594
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 バックスの曲は第3番は所有しておりますが、4番は聞いたことがありませんので、 近々探しに行って見ようかと思っています。

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