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「すごい(楽しかった)」の使用について
- テレビの街頭インタビューで「すごい(楽しかった)」というコメントが頻繁に修正されることについて議論の余地がある。
- 一部の人々は「すごい(楽しかった)」は間違った日本語として修正すべきだと主張している。
- 一方で、一般に広まっている使い方として、修正は必要ないという意見もある。
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質問者が選んだベストアンサー
なるほど。時代ですね。 10年ぐらい前。「正しい日本語」がブームになった時は、そもそも「凄く」という副詞を「良い意味」で使うのは間違いだという主張をする人が少なからずいました。「凄く」というのは「凄し」という形容詞から派生した言葉で (1)恐ろしい (2)もの寂しい (3)殺風景・冷ややか (3)ぞっとするほど素晴らしい という意味から来ているので「凄く怖い」は正しくても「凄く楽しい」は誤りである、との主張です。 私個人はこの主張は正しくないと思います。この言い分が正しいのであれば、「楽しい」を強調するには、例えば「いと」を使わなければならないということになります。「USJ? いと楽しかったですよ!」と、どう考えてもこれはおかしいですね。「凄い」はかつては悪い意味で使われていたかもしれないが、現在では良い意味でも強調できるというのが「正しい」と考えるのが自然でしょう。 勿論質問者様がこんな珍妙な主張をされているとは申しておりませんが、今のところ回答者の中にこの主張をされる方がいないことに対して時代を感じました。(←国語の質問だと思うとどうしても表現が固くなる) それはともかく、私は「すごい(楽しかった)」は修正はいらないと思う立場です。 質問文の場合「街頭インタビュー」ですね。これを勝手に変えるというのは、検閲とまでは申しませんが、細かいニュアンスというか、意味が変わってしまう可能性があります。これでは「生の声を聴く」「街頭インタビュー」の意味がありません。 「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターはどうでしたか?」 「マジヤバイ!」 ここで、テロップで「マジヤバイ!(本当に素晴らしかった)」とテロップを出すかということと同レベルの問いだと思います。インタビューされた人は「本当に素晴らしい」ではなく「マジヤバイ」の方が自分感覚・感情をより正確に表せると感じてその言葉を選択したのでしょうし、それを観た視聴者も「ああ、最近の若者の言葉遣いは乱れているな」といったある種の情報を得ることができます。それに何より「マジヤバイ」は「本当に素晴らしかった」と完全に同一ではありません。(でも「マジヤバイ」のレベルになると本当に判らない可能性があるのでテロップを出してもいいかもしれない) テロップで修正するというのは、方言がきつくて本当に意味が判らない時とか、インタビューされた人が意味が判らないぐらい極端に何かを省略した話し方をした時など、最低限にとどめるべきで、明らかに意味が判る「すごい楽しい」レベルを修正すべきではないと思います。 ちなみに、TVのアナウンサーが「すごい楽しい」という言葉を使うべきではないのではないか、という質問であれば「そう思います」と答えます。
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- yotani0425
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こんにちは。 私は古い人間ですので、ちゃんと修正すべきだと思います。 最近は、テレビ局のアナウンサーやキャスターまで乱れてきているようですね。 どうも気になります。
お礼
ここでよく書きますけど、私も古い人間ですし、テレビが好きですし、日本語も好きなので、アナウンサーのアクセントの間違いの方が訂正もしないし、誤用が蔓延してしまうと危惧しています。 ※何回も間違えている実例の一部:Nスタの堀尾キャスター「八卦=ハっけ」、同山内アナ「鉢植え=はチうえ」、ニュースステーションの古舘キャスター「財政=ザいせい」、とくダネ!の小倉キャスター「トラブル=トらぶる」 それを直さずに「すごい」を鬼の首でも取ったように扱うのも、何かなぁ~と思ってしまいます。 ありがとうございました。
こんにちは(^-^) 私自身、 けっこう使っている気がします。 修正すべきか・・ 私はもともとアバウトな性格なので 「どっちでもいいんじゃない・・?」っていう 感じです。 言葉は 時代時代で変わっていきます。 そのうちに 修正されなくなるかもしれませんね。
お礼
国語審議会でも、これまでかなり基準を緩和してきましたからね。 友達同士の会話だけでなく、かなり公的な場所でもよく耳にするので、認められる日も近いかもしれません。 ありがとうございました。
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お礼
「凄」という字を使っても、「凄く」はいい意味でも悪い意味でも使いますけど、「凄まじく」はまだいい意味で使われることが少ないですね。 「全然」も否定的に使うべきで、「全然いい」は間違っているという意見が多発しましたが、これも明治時代にはいい意味に使われていて夏目漱石の本にも書かれていたという反論が出て、更にはそれ以前はそうではなかったとか、きりがない議論になっている感もあります。 ※私個人としては、元来は「全然=全く然り」なので、むしろいい意味の方が合っていると思っているのですが。 「マジヤバイ!」という例を上げていただきましたが、これは「すごく楽しかった」との気持ちの違いが分かりやすいですけど、「すごい楽しかった」もその間に位置するニュアンスが感じられますし、インタビューのテロップで変えるとその違いが薄れてしまうということも考えるべきですね。 その他でもテロップで修正している例は多くありますが、普通は話の整理(同じことを繰り返しているとか、省略した主語や述語を括弧で入れるとか、主語述語の順番を分かりやすくするとか)をしているのであって、この「すごい」はかなり特殊なケースだけに気になっています。 また、TVのアナウンサーが「すごい楽しい」という言葉を使うべきではないというのは、今に時代では多くの人が同じ考えだと思いますが、私がこの質問をした理由の一つが、アナウンサーのアクセントの違いが異常に多いのに、それから直すべきで、そんなことも出来ていないテレビ局に素人の「すごい」を訂正する資格がないだろうと思っているからです。 他の方のお礼にも事例を一部書きましたが、私がチェックしただけでも、この5か月間に52例もありました(ヒマですね 笑)。 ここまで書いたついでに、事例を少し付け足しておきますと、「心拍=シんぱく」「除外=ジョがい」「執着=シュウちゃく」「西欧=セいおう」「異常=イじょう」「大半=たイハん」「些細=さサい」などなど。。。 お礼があらぬ方向に行ってしまい、失礼しました(汗)。 ありがとうございました。