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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:カタツムリの広東住血線虫について)

広東住血線虫感染のリスク:犬や猫、キリンの場合

このQ&Aのポイント
  • カタツムリの広東住血線虫は、犬や猫には感染する可能性がありますか?
  • カタツムリの粘液をなめただけで犬や猫は広東住血線虫に感染するのでしょうか?
  • キリンがアフリカマイマイを舐めた場合、広東住血線虫への感染リスクは高いと思われますか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • dog_1_1
  • ベストアンサー率78% (195/247)
回答No.1

寄生虫感染ですが、大前提として不顕性感染が含まれます。 【不顕性感染:固体として感染したにもかかわらず、感染症状の発症がない】 語弊を怖れずにいってしまうと、感染症状を発症するのは一部で、大部分は不顕性感染となります。 >犬や猫には、感染しますか? 犬や猫に留まらず、もちろん人にも感染しますし死亡例もあります。 基礎知識として感染経路を書きます。 (ネズミ)→(カタツムリ)→(ネズミ) 基本はこういう形です。 ネズミは終宿主。 カタツムリは中間宿主です。 ネズミがした糞便をカタツムリが餌と一緒にたべ、糞便に混じっていた幼虫が感染能力を持った成虫に育ちます。 このカタツムリをネズミが食べるというサイクルが基本です。 寄生虫から見れば、これが最も子孫繁栄できる方法ということになります。 自然状態での感染の広がりという点から見れば、カタツムリの移動距離は微々たるものですので、ネズミが非常に困った存在となります。 このサイクル以外の感染ですが、カタツムリが這った後の野菜をよく洗わずに食べたり、直接舐めたりといったことがあります。犬や猫なら這った後を舐めること、カタツムリの世話をした飼い主さんの手を舐めるといったことが含まれます。 サイクルから除外されているというのは、感染するけれども、感染した卵や幼虫が成虫にまで育たないということです。(幼虫は血液やリンパを巡り、脊髄や脳に侵入し成虫にならずに死亡します) 冒頭で書きました不顕性感染とならず、症状が出てくると肉芽腫形成・好酸球性髄膜脳炎といった恐ろしい症状となることがあります。 >キリンは、アフリカマイマイの広東住血線虫に感染してしまった可能性が高いと思いますか? その地域での流行があれば感染している可能性があります。 >余談ですが柴犬のブログで柴犬が本土のカタツムリを舐めていた写真のブログがあったのですが、ブログでは、その2カ月後、何ともない元気な柴犬の写真がアップされていました。 1)そもそもカタツムリが寄生虫を持っていなかった。 2)柴犬は不顕性感染している。 3)柴犬の防御免疫が働いている。 1)と2)はここまで書いたことになります。 3)について説明すると、寄生虫に対しての排除です。ほんの30年ほど前までは粗大寄生虫に免疫はないものとされていましたが、今日的には貧食作用と溶解酵素・細胞障害因子による虫体殺滅が確認されています。 ざっくばらんには感染時に健康状態が著しく良ければ、それだけ防御免疫が働いているとも考えられます。 広東住血線虫に限らず、防疫上ネズミは極めて注意が必要になりますので、港周辺ではネズミの捕獲検査が実施されています。 これによると、おおよそ日本全国で広東住血線虫が見つかっています。 以下、あまり聞きたくない話だと思いますが老婆心故お許しを。 >来年からカタツムリ飼育をしようと思っている 現実問題として飼育されるカタツムリが寄生虫感染を起こしているかどうかは、調べることが困難だと思います。 ですので飼われるならば、手洗いの徹底と、飼育スペースからの漏洩防止が必要になるはずです。 飼育ボックスから出たゴミ類の処分にご注意ください。 野良猫のゴミあさり等も考えられますし、それがネズミならば他人を巻き込む地域的な流行を引き起こす危険性も拭えません。 保健所にご相談の上、ゴミ類は持ち込み焼却されるのがベストになるかと思います。

noname#233608
質問者

お礼

分かりやすい回答ありがとうございました。犬や猫に感染する可能性があるという事なのでカタツムリは、飼育しない事にしました。

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