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施術が可能なのでしょうか
50歳で老眼と近視に悩んでおります。 車の運転や外出時は眼鏡使用必須で、普段の仕事や自宅では眼鏡が必要ない程度に老眼の影響で見えています。 しかし、実生活の中で非常に不便を感じており、レーシックで改善できるものであれば、施術を受けてみたいと考える様になりました。 この年齢で老眼と近視のレーシック施術は可能なのでしょうか?また、予想される弊害などはあるのでしょうか?
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老眼と近視を同時に治療することは可能です。 レーシックで老眼と近視を矯正する場合は、「モノビジョンレーシック」という方法があります。眼の状態やライフスタイルによってはレーシックではなく「遠近両用白内障手術」というレンズを挿入する方法をご案内する場合もあります。 「モノビジョンレーシック」は、利き目は「遠く」を見えるように矯正し、利き目ではない方の眼は「近く」を見える状態に矯正する、老眼対応のレーシックです。 適応検査の際に、術後の見え方をシミュレーションし、体験していただきますので、見え方に満足し、ご希望された場合にのみ手術を受けていただきます。 予想される合併症は通常のレーシックと同じで、術後の充血・ドライアイの発生、また夜間の光がにじんで見える、まぶしく見えるといった症状があげられます。 このような症状は時間の経過とともに改善し、3~6ヶ月程度で気にならなくなります。 「遠近両用白内障手術」は従来の白内障手術と全く同じ手術方法ですが、多焦点レンズ(複数の焦点を結べるレンズ)を使用するため、手術後は遠くも近くも見えるようになります。 手術後の合併症は、レーシック同様の充血や光のにじみ・まぶしさもありますが、ほかに術後1ヶ月程度、視力が不安定になったり、一過性ではありますが眼圧が上昇したりすることがあります。 また、「後発白内障」と呼ばれる症状が出る場合があり、視力の低下やまぶしく感じる症状が出てきます。「後発白内障」が出た場合はレーザー治療を行うことで視力が回復し、まぶしさもなくなります。 尚、どちらの手術を受けたあとも、手元の細かい作業や非常に細かい文字を読む際に、軽い度数の老眼鏡が必要になる場合もあります。