- ベストアンサー
フルートのG#キーについて
- 古い木製フルートのG#キーについて気になる点があります。
- 通常とは逆の動作をするG#キーについて調査しましたが、正しいのか故障しているのかわかりません。
- フルートのG#キーが通常のものと異なる動作をする場合、修理が必要かどうか専門家に相談することをおすすめします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは > ですが、図にはアイスレバーが無く私が入手したフルートにはアイスレバーがあり > そのアイスレバーを押すと何故かBキーが連動して動きます > やはり、これもオリジナルのメカニズムなのでしょうか? Ais音は、H音の指使いに右手の人差し指を加えれば出せる音なので、ベームはAisレバーを付けなかったのでしょう。 従ってお手元の笛は、ベーム・オリジナルの造りではなくて以降に作られたものでしょう(^_^) それでも「オープンG#」の笛を持っているということが凄いです! 笛吹きならばベーム式オリジナルフルートを吹いてみたけど…うんぬんかんぬん…いえるよね~って(*^_^*) σ(^_^;も一度試奏してオープンとクローズの違い(クローズタイプの大きなトーンホールが1つ少ないオープンの効果)を確かめたいと願っていますが巷ではチャンスがありません。 ちなみに「Theobald Boehm」の原書の英語翻訳版「THE FLUTE AND FLUTE PLAYING」も著作権が切れてパブリックドメインになっております。 インターネットで検索したURLを添付しておきますので一度閲覧してみてください。 日本語翻訳サイトで省略されたオリジナル・ベームシステムの運指表を見ることが出来ます(^_^)v
その他の回答 (1)
- A88No8
- ベストアンサー率52% (836/1606)
こんにちは >入手したフルートはその逆で >G#レバーを押すとキーが閉じて >半音下がります フルートには「オープンG#」メカと「クローズG#」メカの2つがあります。 古典フルートを改良したテオバルト・ベームが作ったベームシステムは「オープンG#」メカでした。 その後、ブリッチャルディ・キーがフルート奏者ブリッチャルディに追加され、ドイツでクローズG#とEメカニズムの変更がされ近代のよくあるシステムになったと聞いています。 ヤマハではカスタムモデルクラスになると特注で「オープンG#」のオーダーを受けてくれます。 入手されたフルートはベーム式オリジナルのメカニズムかも知れません。 ベームは、ドイツ語で自分の開発した新型フルート(古典フルートに対する新型で現代フルートの原型)を解説した本を書いており、それを英訳されたもの(タイトル:THE FLUTE AND FLUTE PLAYING)をさらに日本語に翻訳された方がいらっしゃいますので紹介します。 ベーム自身の解説とお手元のフルートを比べて頂くとより理解が深まるかと思います。 http://huesuki.web.fc2.com/ もしも、オリジナルと同じだったら、フルート吹きには垂涎の大変貴重な楽器だと思いますm(__)m
- 参考URL:
- http://huesuki.web.fc2.com/
補足
わかり易い回答ありがとうございます。 教えてくださったURLのキーメカニズムの説明を見ると たしかに、キーの配置やブリチアルディキーがないところ そして、オープンG#メカニズムは一致しました ですが、図にはアイスレバーが無く 私が入手したフルートにはアイスレバーがあり そのアイスレバーを押すと何故かBキーが連動して動きます やはり、これもオリジナルのメカニズムなのでしょうか?
お礼
2回目の回答、ありがとうございます 修理のために大阪の方の修理センターに修理を依頼してみたのですが どうやら、フランス製のずいぶん古いものらしく 担当の方の話によると、コレクターの方でも持っている人はあまり多くないほどの 非常におもしろい機構をしたフルートだそうです。 私としては現代のフルートと同様のキーシステムで演奏していたかったのですが これはこれでこのままのほうが価値が有ると言われたので そのままの状態を維持し演奏できる状態にしていただく方針で 依頼しました。 わざわざ回答ありがとうございました。 オープンG#システムにはまだまだなれない部分がありますが 今後なれていきたいと思います。