ネタバレ有 洋画「トライアングル」の疑問について

質問

洋画の「トライアングル」という映画を観ました。
アイオロス船の中での無限ループですが、どうも腑に落ちない点が２つあります。

１）
客船に乗って「前に観たことがある」と言ったり、
拾った鍵が自分のだと叫んだり、
ロッカールームで、自分の筆跡の紙を見つけて自分も同じように書いたり、
息子のペンダントが山のように落ちてて自分も落としたり…

この時既に、冒頭に出てきたジェスも何ループかしていますよね。
船上で起こる事態は把握している筈なので、行動に違和感があるのですが…。
…そこは突っ込んではいけないのでしょうか？

２）
ラストで死神が「また戻ってくる？」と聞き、ジェスは「戻ってくる」と言ってまた友人らと舟に乗っていきましたが、どうしてまた、ジェスは恐ろしい無限ループをしに行くのでしょうか？
息子さんが事故死したことが鍵になっているのでしょうか？

回答No.1

dune505 · ベストアンサー

１.無限のループの中で、次第に初期の始まりと現段階での行動などが変化してきた。
つまり、全てが同じループと言うのはあり得ないと言う事です。
何処かで、ずれが生じ始め、ループに気づき始め、そこから抜け出そうと人間なら行動するはず。

と、言うのが、この作品の狙いだと思います。

同じ日常。と、言うのはある意味詰まらないし、それを変化させようとするのが人間心理だと思います。

２.根本的なループの原因は、亡くなった息子を助けたいと言うのがあると思います。
が、無限のループの中で、息子だけでは無く、友人ならも助けないと、このループからは抜けられない。
つまり、自分心理として、友人らも巻き込んでいる事に気付き始めた。

その関係で、自身だけではこのループから抜けられない。解決できないと思ったのでは。

それと、無限ループを繰り返すうちに、他の友人らの死を回避する方法を自然と把握し始めた。学び始めたともいえると思います。

この作品のキーポイントは、いかにこの事態を把握し死から回避するか。その為には、一度死ななくては分からない。
が、いかにして、その前の事を、死を理解しているか。記憶しているかだと思います。

個人的には、そんな風にこの作品を見て思いました。
ある意味この作品って、時間枠を越えなくてはならない作品だと個人的に思ったりもしました。

お礼

なるほど。すこしずつどこかが変わっていくのですね。
もう一度観てみましたが、「さっきと違ってるでしょ」と友達に言っているシーンがありましたね。
ありがとうございました。