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神戸産婦人科医の除名処分について
先日報道されました着床前受精卵の診断をする行為を非難する産婦人科学会が理解できません 受精卵も何%かの確率で不完全な染色体の配列をしたものとか良くないDNAが存在するそうです この段階で不完全な因子を排除できれば、親子共々不幸から免れる先進的な方法と思います 生みたいと言う女性的本能が芽生える以前の処置として歓迎されて好いのではないでしょうか 現段階では多くの産婦人科医にその設備と技術が無く不利と見て反対するのでしょうか 倫理の裏に不利益が見え隠れするのですが教えてください
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うまく言えませんが・・・ 出産に関してもし胎児に異常が見つかりそれが人工妊娠中絶が可能であれば母親や産婦人科医は中絶するかもしれません。生まれてからのご両親の負担や世間からの見え方でかなり苦労されるでしょう。 しかし、このことを認めてしまうと現在生まれつき障害を持って生まれてきた人たちのことを否定してしまうことになります。生まれてくる子を選別するということになるのですから。かと言って、私が実際の立場になるとえらそうなことは言えないと思いますが。 人工妊娠中絶だって毎月件数の届け出が必須になっていますがそれだけど済んでいるのかも不明です。親や結婚相手に黙って中絶をしている人も多いと思います。 最終的には結論の出ない話になると思いますがいろんな議論が必要だと思います。
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- lovein
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再々登場です。 本当は、これ以上回答しても無駄(質問者さんの強い意志みたいなものは変えられない)と感じていて。 随分と悩みました。でもやはり回答する事に決めました。この様な考え方を認めてしまうと、必ず、究極は戦争につながっていくからです。 着床前受精卵の診断をする事は優生思想、選民思想その物です。太古の昔から人間は自分達は神に選ばれた民だ、だから他の劣っている民族を殺して、我々、優れた(選ばれた)民族の土地にしようと考えて戦争を起こしました。 白人が有色人種を差別したり、ドイツやヨーロッパの人達がユダヤ人に何をしたか、キリスト教の人達がイスラム教は悪いとしてイラク戦争で何をしているか、考えてみてください。 もっと身近な例で言えば美人な女性と頭の良い女性のどちらが良いか背の高い男性と背の低い男性のどちらが良いか、痩せている人と太っている人のどちらが良いのか、そんなささいな事まで選ぶようになるでしょう。 そして失敗する事も何度も起きるでしょうね、質問者さんは、自分の子供が失敗した時でも医学の進歩の為だからしょうがないと納得できますか? 一度、選民思想や優性思想を検索エンジンにかけてみて下さい。 少しだけ勉強して下さい。他人の意見に耳を傾ける、勇気を持って下さい。
お礼
重ねての貴重なご意見有難うございます 人種差別も近年薄らいで来た様に思います、貧困とも見える南方の島に観光客は好んで訪れ、肌を接して楽しむ風情は微笑ましい限りです、全く差別意識はありません、相互に訪問することに依り、互いに理解すると共に 地球人として共通の概念を持つ方向に向かっているように見えます、古い優生思想も過去のものとなりつつあります 日本でも2日前でしたかクローンの研究も認められる報道を見ました、10対5の多数決で少しだけ前進したように思います、人類は多くの知恵を結集して確実に進歩しています、 ヒトゲノムの解析に依り、DNAの配列が相似する夫婦に生まれる子供には、劣勢遺伝子の出現が多く見られるそうです、例を挙げれば従兄弟夫婦、同種の病を持つ夫婦等が挙げられ、子孫の弱体化を防ぐ事が急務と考えます、現在より悪くすると医療費は増え続け、財政の破綻は目前に迫っています 恋愛感情が強く現れ本能的にひかれる男女は、DNAの配列が異なる時で、相反する性格、身長差、体重差、等で本能的に自分と反する相手を選ぶようです、結果的には人類の平準化が自然に行われると言うことです、親子兄弟の間でもこの現象が見られるのは当然でしょう 結論として夫婦の間で正しい知識を持った上で産婦人科を訪ね、夫々の自由意志で決められる事と思います、学会が口を挟むことではないと思います 纏まりのない御礼になりました、お許しください
- lovein
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再びです。 障害者を差別するのではなく、前向きに解決する気持ちを持って行こうではありませんかと質問者さんはおっしゃっていますよね。 その通りです。だから着床前受精卵の診断をする行為は非難されているのです。 確かに現在、先天性の疾患で海外で多額の医療費をかけて臓器の移植手術を行っている人達がいます。何故でしょうか、よく考えてみてください。国内で治癒する可能性が低いから治癒する可能性の高い海外へ、たとえ費用がかかってもいくのです。であるなら、着床前受精卵の診断をする事よりも、海外では、できる治療が、何故、日本では出来ないのかを問題にすべきではないのでしょうか 白血病や結核やハンセン病は少し前までは不治の病でした。しかし現在では、治せる技術が進歩して治癒する事ができるようになってきました。わずか、数十年の間の出来事です。 ガンや糖尿病や高血圧等、非常にポピュラーな病気も遺伝的要素が強いと言われています。遺伝子の分析が進めば病気にかかりやすい人がもっとたくさん解るようになるかもしれません。ですがそれは、生まれてこなくてもかまわない命を作る技術であって命を救う技術にはならないのです。 話を変えますが、自閉症、うつ病等の後天的な精神障害者、アトピーや喘息などの慢性疾患、何らかの原因で身体障害者になる人達もとても多いです。そういう人達も要らない命なのでしょうか? 排除する技術などを研究する暇があるのなら そういう障害を持った人達を治療をする技術を身に付けて欲しいと思います。 その方が余程たくさんの人達を助ける事、救う事になると思いのです。
お礼
重ねてのご回答有難うございました 一般的には海外での臓器移植は無理と思います、多額の費用負担は、善意ある多くの寄付で成り立っているのであって公平に欠けると思います 医療技術も上達するには失敗もあるでしょう、失敗を恐れては医学の進歩はないと思います 自然界では常に優れた遺伝子を残す為、壮絶な争いを繰り返し、例えにある様に虎は我が子を谷に落とし這い上がって来た子虎のみが生き残ると聞きました 人間社会では医学の進歩と共に総べてを救う結果、種族保存の法則が人為的に壊されているのではないでしょうか 劣勢の因子を持つ確率が増え続けると、人類滅亡の日が来るのも確かです 後手の治療よりも先手を打つことに依り、家族が幸せになると確信します
- syuusuke
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個人的には、むしろ除名された産婦人科医いう 着床前診断の必要性の方がわかりません。 着床前診断は、いずれ優生思想につながっていくでしょう。 誰にも生まれてきたことに意味があると思います。 障害をもった子が可哀相だと思うのは、 健常者の思い上がりです。 子どもは親を選べません。 ですが、親は子どもを選んでいいのでしょうか? それと、1の方の補足に書かれている、 着床前に診断することによって母体を傷めずとありますが、 卵子を取り出すのは、お腹を切って取り出すそうです。 その時点で、母体を傷めず~はありえないわけです。 中絶よりは負担が軽いと思いますが。
お礼
ご回答有難うございました 人間の全遺伝子情報(ヒトゲノム)の解読がほぼ完了したそうです、将来の発病リスクを予測する遺伝子診断が広がってきました、日本遺伝子カウンセリング学会は新たな活動を始めたと聞きます 障害者を差別するのではなく、前向きに解決する気持ちを持って行こうではありませんか 母体を傷めずに解決する方法として体外受精があり、受精卵が4~8細胞に分裂した段階で1~2細胞を取り出し、遺伝子や染色体を調べ異常が無ければ受精卵を子宮に戻すと聞きます、 ベルギーの或る病院では6000人に達しているそうです、 医学が発達したとは言え、幼い子が外国の病院で数千万円かけて心臓手術をする報道を目にします、先天性疾患でしょう 内臓移植手術の面でも日本は遅れているのではないでしょうか、提供者の少ないのも一因と考えられますが
- lovein
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着床前受精卵の診断技術は、まだ始まったばかりの技術で 決して完全な技術とは、いえません。 不完全な因子というのを一部の研究者が判断をしているだけで、当然の事ですが、多くの臨床を重ねてきた訳では無く、理論的に正しいかどうかは未知数です。実験をする事、事態が倫理的に問題があります。 ですので、今、現在、診断を希望する、ほとんどの人の目的は男女の産み分けです。それに付け足す形で健康な子供という事になっています。 ですが、充分な臨床も無い現在では、成功する確立の高い実験台といった感じで、とても患者の期待に応える夢の技術のレベルまで至っていません。 それに医学の進歩で昔は治療する事が出来なかった病気も治せる確立が高くなってきています。 子供は物ではありません。親が望む通りの子供が良い子供なのでしょうか?、出来の悪い子ほど可愛いという、ことわざもあります。二人の愛の結晶として生まれてくる命なのです。それでも選びたいですか。
お礼
ご回答有難うございました 技術の進歩は積み重ねであり、最初から完全なものではなく、多くの人が知恵を絞り完全なものに近付けて行くものではないでしょうか 新薬の発売までは多くの動物実験他、患者に対し臨床実験を繰り返し安全性を見極めて製造に踏み切ります、悪く言えば実験台とも思えますが患者の同意を得た上でのことです 十分な説明を受けて希望する人に行う行為を非難することは正しいことでしょうか 1例を挙げれば、1000人に1人の割合で生まれるD症は染色体の21番目が1本多く3本であり早期に発見できる具体例です 私の近所にも居られますが、「この子を残して親が先に死を迎えるのは忍びない」と言われ、兄弟の結婚問題で悩まれています この深刻な問題を他人事で済まされることでしょうか
- occured
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私が以前みたテレビで解説してのは、産婦人科学会の見解は命の選別は許さないとの事です。 着床前受精卵の診断で、障害が発見されれば、当然その受精卵で出産しようとは思わないでしょう。もし、妊娠後期に障害が発見されれば、障害があっても我が子であれば、出産する人もいるでしょう。 そうやって、命の選別を技術先行で行えば、頭のいい子だけ産む、また身体能力の高い子だけ産むになれば、この地球上に有能な卵子・精子を持つものしか子供を産むことは許されなくなるとの考えでした。 クローン技術などもそうですが、命をたやすく人間が支配していいものかどうかという倫理の問題であると思います。
お礼
早速のご回答有難うございました 地球上の環境も年々悪くなり、遺伝子への影響も修復出来ないまま世代交代が進み、人類の滅亡を招くとまでは言いませんが進歩した医学も必要ではないかと思います 夫婦の間では二人の間に生まれる子供が欲しい、しかし不幸を避ける方法があれば試したいと思うのが自然でしょう 将来的にはDNAの修復が出来る日を待ちたいと思います
- koisikawa
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人間が障害を持つ身になるのは何も出産だけではありませんし病気や怪我などで、あるいは老齢によってなることもあるでしょう。こう、長命になれば、概ねのひとは将 来、自分が障害者になる可能性がたかいでしょう。 お母さんになる人が、はじめから分かっているなら障害のある出産をさけたいと考えるのは本能だと思います。 医学会の裏は知りませんが、かつての心臓移植のように、いずれは市民権を得るのではないでしょうか?
お礼
早速のご回答有難うございました DNAの研究が進み、神秘に包まれた病気、身体的特徴、他、因果関係が解ってきました 460年ほど前にコペルニクスに續きガリレオが地動説を唱え宗教裁判にかけられたそうです、1985年になって名誉を回復したと記してあります いつの世でも出る釘は打たれるのでしょうか
お礼
早速のご回答有難うございました 胎児に異常が見つかった時は遅く、人口妊娠中絶を避けるためにも、卵子が着床する前の段階で診断するのですから母体も傷めず理想的と思いますが如何でしょう 障害を持つ子を否定するのではなく、そのような不幸を今後起こらないようにする人の知恵と考えれば、好いのではないでしょうか