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舗装工事 重機を使用した路盤工
路盤工時の重機を使用した均し方の手順、また素早く均すためのコツなどを教えてください。 ユンボ、ブルの際はなんとなく台を作って、そこから高さをあわせていくイメージはあるのですが。中々、台をうまくつくれなくて困っています。 それと、排土板は極力動かさないほうがいいのでしょうか? またグレーダーは均し方は違うのでしょうか?排土板が真ん中にくっついてるから前輪が動くと動いてしまう気がするんです。どういう動きをしますか? アスファルトフィニッシャーは、どこをみてどういうタイミングで何cmくらい上げ下げしますか? 質問ばかりですいません どうかご教授のほどよろしくお願いします。
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- teppou
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かつて道路工夫(死語?)をしておりました。無論単なる作業員でした。 質問文に意味の分からないところがありますので、経験を書きます。 まず、道路予定個所の両側がしっかり締まった土地である場合は、舗装部分を掘削して砕石を入れロードローラーで転圧します。下の方は単なる砕石で、上の方は混合砕石と言うものを入れていたと思います。それぞれの深さなどは覚えて居りません。 道路両側は、L字溝を置きますが、このL字溝が道路上面の基準となりますので、レベルで水準測量を行い、水糸を張って高さを揃えます。 L字溝上面からアスファルト厚さ分を引いた高さまで、砕石を入れて転圧しますが、ときどき両側のL字溝の間に水糸を張り、高さを確認しながら、目測でかまぼこ状に高さを調整します。片側二車線の道路でもプラスマイナス2cmの誤差まで手作業でした。 その後、グレーダーで仕上げますが、水糸を張って路盤面の高低を10m間隔ぐらいで測り、グレーダーのオペレーターに知らせます。片側2車線道路でもプラスマイナス1cm以内に収めたと記憶しています。 フィニッシャー作業も、L字溝上面を基準にしながら作業します。転圧の圧縮分を見込んで、少し高めに敷くのですが、熟練作業員が両側に付いていて、トンボ(レーキ)を使って調整していました。うまくいかなかった部分は、熟練作業員が目測でトンボ(レーキ)を押し引きして仕上げました。熟練作業員の目測能力はおそるべきものでした。 路盤両側が不安定な土地では、まず道路両側に深く溝を掘り、土留めの擁壁状のコンクリート構造物を作りました。この場合もこの土留めの上面のレベルが大変重要で、この上面を道路の基準としておりました。 現在の住居地で、広範囲に上下水道管の更新工事が行われています。道路を舗装し直したところを走ると、わずかにうねりを感じ、かつて私が携わったことのある道路より仕上げが劣っていることを感じます。熟練作業員が減少しているのかと、寂しさを覚えます。