- ベストアンサー
液晶画面の圧迫
液晶テレビとか、タブレットとか、あらゆる製品に液晶画面があります。 そこで質問です。 表示している時に、画面を圧迫すると、そこの箇所が、にじんだり、黒くなったりします。 指等を離すと、元に戻りますが、こういう事のダメージは、将来どのくらいあるのでしょうか? 例えば、そういう箇所が黄ばんできたり、黒くなったりするとか・・・ 要は、構造によると思うんですが、例えば、小さな蛍光灯のような集合体でしたら、割れる危険性がりますが、ビニールのようなチューブ(クリスマスツリーに使うLEDのロープ状の飾り)構造でしたら、それほど、シビアになる事はないのかな?とも思います。 実際の所、どうなんでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
基本的には、触ることが前提のパネル(タッチパネル仕様)の場合は、軽く操作するぐらいで色変化がほとんどないように使えば、寿命の低下はあまりありません。ただし、強く叩けば壊れる恐れがありますし、同じ場所を何秒も抑え続けるのは液晶素子を壊す恐れがあります。 タッチを前提としない液晶は、基本的に色が遷移するほど触るのは寿命を大幅に縮める恐れがあります。 最近の製品であれば、少々押し続けても色変化は発生しないはずです。 理由は単純で、現在は液晶とマザーガラスの挟み込み技術が進化し、指圧で液晶のある一点に圧が掛かることはないためです。たいていこれで色が変わるという場合は、ガラスを貫通し、液晶が割れたときぐらいです。 一応何故色が変わるほど触ってはいけないかを説明します。 色が変わるというのは、液晶素子が電圧で反転し光を通す仕組みを抑えることで、反転できなくした状況を意味します。動こうとしている状態で圧力を掛けて止めたら、たとえば扇風機ならどうなるでしょうか?モーターのギヤが壊れるかもしれません。 それと同じで、液晶も本来はある方向に対して整列するように並んでいますが、強く抑えることで向きがずれるなどで、光が透過しなくなったり、逆に透過しっぱなしになる可能性があるのです。そのため、色が反転する状態を長時間キープしたり、または極端に強く押してその反応を楽しんだりすると、壊れる恐れがあるのです。 そのような点から、接触による故障の多くは触った瞬間から発生する場合も多いです。 尚、電源が切れている状況では、電源が入っている状況に比べて、故障リスクは低下します。 これは、パネルドライバに電圧による応答操作が発生していないためで、動いている時に、動きたい方向に動けない場合に比べて、電源が入っていなければ液晶セルに圧力を分散する遊びがあるためです。(扇風機で言えば回転中に止めると、逆回転にするのは難しい。しかし、止めると逆回転もできます。それと同じです)
お礼
詳しいご説明ありがとうございました。見識が深まりました。