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キッチン水栓の位置を検討中です
- キッチンリフォームを検討中で、I型キッチンでシンクが右側に配置され、コンロは壁際にあります。現在のキッチンの水栓は中央にありますが、最近の製品は右か左に配置されていることがわかり、どちらにするか迷っています。
- ショールームで聞いたところ、キッチンの水栓は調理台寄りに配置することが一般的だと言われました。カタログでも内側に配置されていることが多いです。これは野菜を水洗いしてすぐにまな板に移す動線を考慮したためと考えられますが、私にはイメージが湧きにくいです。
- 外側に水栓を配置すれば、操作も楽で鍋やまな板を洗うのも楽だと感じますが、どのご家庭でも調理台寄りに配置している理由にはどのようなメリットがあるのでしょうか。アドバイスをお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
#2の者です。引き続き失礼致します。 先の件では、ご丁寧なお礼を頂きまして、ありがとうございます。 幾つか追加のご質問を頂きましたので、ご回答したいと思います。今回のご回答は建築の観点というより、料理の観点からのお話になるかと思いますが、料理も得意分野としていますのでご安心下さい(笑) 以下、簡単ながらではございますが、ご質問者様の状況を把握した上でのアドバイスとしてお答えしたいと思います。 ■>先に切ったものをなるべくシンク内にこぼさずに洗える、とは、蛇口と調理スペースが距離が近いからという意味でしょうか。65cm幅のそんなに大きくないシンクなので、外側に水栓がきても、蛇口を中央部分に持ってきて使えば同じことでしょうか。 □はい。そういうことです。細かいことではありますが、蛇口と調理スペースの距離が近い方が、シンク内作業効率は上がります。 例えば、蛇口の直下にストレーナー(水切りざる)を置いて作業すると仮定します。シンク左側の調理スペースにまな板を置いて野菜を切った後でそのまままな板本体を傾けて「水洗いしながら」ストレーナーに入れるのと、野菜を切った後でストレーナーを取り「水洗いする」のでは作業効率が変わってきます。 些細なことではありますが、こうしたごく僅かなワークステップの踏み方の違いが積り積もって「便利・不便」というものに発展していくことがあります。 65cm幅のシンクということですので、ご質問者様がどうしても調理スペース寄りの水栓位置が気になられるのであれば、外側位置で蛇口の方向転換で対応してもよいのではないかと思います。 ■>「調理生ゴミを外側に寄せれる」とは、具体的にどのようなことでしょうか。私は現在、三角コーナーを左の奥(調理台寄り)に置いてます。まな板に残った野菜の切りくずは、まな板を三角コーナーに向けて傾けながら水を流して洗います。その動作に慣れてしまっているので、どうしてもその三角コーナーの真上に水栓がくるのが、イメージできないのでした。 回答者さまのおっしゃるのは、三角コーナーを右側に置いて、ということでしょうか。今使っているシンクは50cm幅ととても狭いので、65cmに広くなればまた、使い方も変わると思うのですが… □この件に関しては一概には言い切れませんが、基本的に三角コーナーは水栓位置とは反対角に設置するのが一般的です。ですので、確かに調理スペース寄りに水栓も三角コーナーもある状況というのは考えにくいかもしれません。(でもこの一文でご質問者様の悩みの一因が理解できました(笑)) 先程調理スペースのまな板からストレーナーに移す過程を一例として挙げさせては頂きましたが、ご質問者様のように調理スペース内で発生した調理ゴミをすぐに三角コーナーに落とせた方がよいという価値観もあると思います。 やはりまずは、どのキッチンにするかという以前に、「主にキッチンを使用する割合が高いのは誰か」、「普段どういうステップを取っているか」、「自分(主にキッチンを使う人)にとって一番優先度の高い作業は何か」等の事項を書き出す等して明確にするのがよいかと思います。これらは建築で設計する時にも考慮する事項です。 そして、それらを踏まえた上でキッチンユニットを選んでいってもよいでしょう。ご質問者様が「慣れた動き方」を明らかにした後で、次に「何を新しくやってみたいか」や「以前は何が不便だったか」を反映させてあげていきます。実際、15cmのシンク幅の拡張は大きなポイントですので、カタログを照会してじっくりとお決めになられて下さい。 作業効率の面においては、先に述べさせて頂いたように「ワークトライアングル」や「ワークステップ」等の概念がありはしますが、何せご質問者様が18年も使い続けた「慣れ」があります。新築から始めるわけではないですし、せっかくご自身でキッチンを選べるわけですから、やはりこの18年で得た「良い点・良い動き方」を抜き出して次のキッチンに反映させてあげた方がよいのではないかと私は強く思います。 再び長々とお邪魔してしまいましたが、ご参考程度になれば幸いです。
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- koro003
- ベストアンサー率58% (60/103)
こんにちは。LIXILのキッチンを付けたものです。 私の場合は、自分の作業動線を一番に考えました。 I型キッチンで、調理台に向かって右がコンロ、真ん中が作業台、左端がシンクです。 私は右利きなので、シンクの右側(この場合調理台より)に水栓を付けました。 スレ主様の質問では、シンクやコンロの位置がうちと左右反対なので、私だったらシンクに向かって右側に水栓を付けます。(つまり外側ですね) 洗って置くという作業を考えればその方がやりやすいからです。 せっかく好きな方を選べるので、自分の作業しやすい位置の方がストレスがたまらずいいと思いますよ。 (ちなみに実家はスレ主様と同じ形のキッチンですが、クリナップでリフォームした際、シンクに向かって右に水栓を付けていましたよ)
- nitto3
- ベストアンサー率21% (2656/12205)
私のキッチンは30年前の備付でです。 真ん中にありますね、混合水栓、ロングノズルですから、 左、右、前部、縁近くまで届きます。 うちの場合オタクとは左右逆ですが、 主に左側に三角コーナー、洗い桶が来ていて、 洗物は真ん中付近でします。 そんなことで右端に鍋類を置きます。 外側にあれば届かないところが出て使いにくいかなとは思いますが、 長く伸ばせる部材もありますからあとから付け足してもいいでしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 三角コーナーは外側が普通なんでしょうかね。 私は昨日、外側に置いてみましたが、とてもやりにくかったです。 まな板で切りながら、野菜の傷んだところなど三角コーナーめがけてポイポイ捨てたりするので、近くに置きたい派なのですが… ご自身の状況を書いていただいて、とても参考になりました。ありがとうございました。
- chirisauce
- ベストアンサー率59% (34/57)
はじめまして。建築関係の者です。 設計の観点から申し上げますと、キッチンスペースの動線について主に気をつけるのは、「ワークトライアングル」という設計概念です。これは「シンク」を中心として「熱源」と「冷蔵庫」までの各距離が平均約150cm、「熱源」から「冷蔵庫」までの距離を平均約200cmとするもので、この距離を確保することによって実質的な作業効率の向上や心理的に不便さを感じにくい環境づくりを見込むことができます。 建築設計時にこの「ワークトライアングル」を意識するものですが、最近では多くのキッチンユニットメーカー様が最初から既にこの概念を取り入れられ、作業効率の良いキッチンユニットを提供して下さっています。ご質問者様が仰られている「普通は調理台寄りに水栓を設置する」というのも、この概念から来たものだと思います。 詳しく説明されてあるサイトがありましたので、宜しければご参照下さい。 http://www.homepro.jp/kitchen/basic/kitchen_02.html 併せて述べますと、I型キッチンの場合、一般的に熱源(コンロや換気フード)の位置は、防火上・換気上・空間上の観点から壁側に設置します。これは煙気や臭気を最小限の時間で外へ排出して屋内にこもってしまうのを防ぐ効果、換気フードを壁側に設けることで天井部の空間の開放感の演出等を見込むことができます。 また、ご質問者様宅の間取りを把握した上で調理スペースよりに水栓を設けることのメリットについては、こちらもご質問者様が仰られているように「野菜を水洗いしてすぐにまな板に乗せる」ことをはじめ、その逆で「先に切ったものをなるべくシンク内にこぼさずに洗える」ことや、「調理生ゴミを外側に寄せれるので心理的な不快感を軽減できる」、「控え壁や通路床に水飛びをさせない」等のメリットを期待できるのではないでしょうか。 最近では、水栓が調理スペース寄りにあり、蛇口の向きを変えるだけで調理スペースに野菜等を置いたまま水を掛け流せるものもあります。これは調理スペースの排水がシンクに直結しているために成せることですね。 18年以上も使っているキッチンに慣れていらっしゃるので、今は想像がつかないかもしれませんが、使い慣れれば気にならないし、ふと思い返した時に意外と便利♪と感じると思いますよ(笑) 日本の住宅の水周りに関しては、18年前の水周り事情よりも快適さの面で飛躍的に進化していますので、ご安心してメーカー様の「普通」を受け入れてみてもよいのではないかと思います。 長くなりましたが、ご参考になれば幸いです。今後ご質問者様の暮らしがよいものとなりますようお祈り申し上げます。
お礼
詳しいご説明ありがとうございます。 >「先に切ったものをなるべくシンク内にこぼさずに洗える」 >「調理生ゴミを外側に寄せれるので心理的な不快感を軽減できる」 私が詳しくお聞きしたかったのはまさにこのことなんです。 (あんまりにも細かいことなので、どのように書いたらよいか悩んでしまって…) 先に切ったものをなるべくシンク内にこぼさずに洗える、とは、蛇口と調理スペースが距離が近いからという意味でしょうか。 65cm幅のそんなに大きくないシンクなので、外側に水栓がきても、蛇口を中央部分に持ってきて使えば同じことでしょうか。 「調理生ゴミを外側に寄せれる」とは、具体的にどのようなことでしょうか。 私は現在、三角コーナーを左の奥(調理台寄り)に置いてます。まな板に残った野菜の切りくずは、まな板を三角コーナーに向けて傾けながら水を流して洗います。その動作に慣れてしまっているので、どうしてもその三角コーナーの真上に水栓がくるのが、イメージできないのでした。 回答者さまのおっしゃるのは、三角コーナーを右側に置いて、ということでしょうか。 今使っているシンクは50cm幅ととても狭いので、65cmに広くなればまた、使い方も変わると思うのですが… よいアドバイスをありがとうございます。もしよろしければ補足アドバイスをお願いします。
- terepoisi
- ベストアンサー率44% (4090/9254)
>外側にある方が、水栓の操作も楽なような、鍋やまな板を洗うのも楽なような気がするのですが… ちなみに私は右利きです。 水栓の操作はどちらの手でなさいますか? 洗い物の時にスポンジを持つのはどちらでしょう? 私は洗い物は左右使いですけど中央か左側にあったほうがシンク内での動きに無駄が無いです。 右側にあると水栓自体が邪魔になり、鍋やまな板を取回す余裕が無く外側に水滴がはねたりします。 シンクの設計は人間工学に基づいているので意味が無いわけではありませんが 実際に家事を担っていない人の意見は的外れなことがままあります。 特にショウルームのおねいさんとか男性営業マンとか(笑) 利き手に関係なく、どちらの手をどのように使っているか、で 判断なさっていいと思います。 新しいキッチン、うらやましいです。お気に召すような仕上がりになりますように。
お礼
早速のご回答、ありがとうございます。 水栓の操作は、右手です。スポンジも右手に持ちます。 気付きました。だからなんですね、左側(内側)に水栓に違和感があるのは… 鍋やまな板を取りまわす余裕がない、そうですね… いろいろ視点が変わりました。アドバイスありがとうございました。
お礼
こんなややこしい質問に、文章を読み取っていただいてとても感謝しております。 実はショールームに行って見てきまして、今帰宅したところです。 やはり見れば見るほど、迷ってしまいます。 回答者様のおっしゃる通り、自分の作業の優先度や、何をやってみたいかを考えてみる…これに尽きますね。 夫婦共働きで忙しい上に主人の病気治療食も作らねばならないなど、いろいろ事情がありまして、(一番の事情は私の超ズボラな性格です)、横のものを縦にする手間も惜しい状況ですので、今回のキッチンには作業効率にものすごく拘りたいんです。 でも18年の慣れや予算との兼ね合いを考えると、新しくすれば必ずしもグレードアップするわけでもないということを、今痛感しているところです。 本当にわかりやすい、よいアドバイスをありがとうございました。