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遠い将来人間は政治にどう関わっていますか?
今から 「数万年後」 に、 人類が記録した全ての国と言語の情報を記憶し、 実際の人類を何千年と精細に観察記録し続け、 各国の政策を何千年と精細に分野別に追跡調査し記録した、 そんな人工知能が作られたとします。 人間の様に一々知識不足の分野に対して、 資料を引き出して調べたり専門家を呼んで話しを聞いたりする事もなく、 瞬時に何をすればどれだけの事が起こるか精細に示せる。 人間に比べれば圧倒的な正確性と精細な情報を示せる上に 記録学習改善能力を持つ人口知能が存在する。 そんな社会になった場合、 人類は政治にどの様な形で関わっていると思いますか?
お礼
確かに。メンテナンスやインプットに関わる人が 権力を持つという問題がありますね。 メンテナンスやインプット周りも 「人々が納得できるだけの客観性を保つ為の仕組み」 が不可欠な話なんでしょう。 こうした人工知能が世界に1つではなく、複数作られ、 より正確なシミュレートができるものが選ばれて行くなら、 僅かな干渉すら連鎖的に遠い場に大きな歪みを生むこの世界では それなりの不正の抑止に繋がるのかもしれません。 客観性を保つ為の色々な仕組みは必要になるんでしょうね。 >過去は過去でしかなく、そのまま未来に通じるモノでは >ないのです。 確かに過去から学ぶだけでは駄目なのでしょうね。 人間が観測した情報自体があくまで世界の極一面に過ぎない。 人間が作り出した情報には必ず偏りがあり 見落とされた面が無数に存在する。 過去の情報には膨大過ぎる欠落がある以上、 何千年と精細に観測し情報を精査する事が必要なのでしょう。 そしてもしそれが実現され 極めて合理的な判断が出来るようになったとしても、 新しい発見、創造性が社会に幅広い影響を与える。負の影響も。 新しい何かが既存の何かを不要とさせ弊害が大きいならば、 新しい発見、創造性を回避する選択が取られかねず、 人は新しい発見、創造性、刺激を求め試行錯誤し、 そうした新しい発見、創造性、刺激は人の希望にもなる。 人は淡い無垢な希望期待の裏側で、 どれだけの悲鳴が上がっているか無知だったりもする。 それを全て知る存在が合理的な判断をしたとして、 それを人が受け入れきれるのか? 無知のエゴが他者の不幸の上に成り立つ幸せを選択するのなら、 人工知能の合理的判断は害悪として忌み嫌われるのかもしれない。 無知を克服できる教育を伴い、 自分の些細な幸せや希望が他者に何を齎すか無知ではない人 が増えた社会にならなければ その人工知能は拒絶されるのかもしれませんね。 ご回答ありがとうございました。 色々考えさせられます。