あります
ただし、直接証明するだけの医学的な統計資料が不足していて証明がされていません。
栄養学の面と心理学的な面から個々には議論されています。
栄養学の面からは、ご指摘の食品は脂質、塩分、糖分が過剰に摂取されてしまう食品であることが指摘されています。
学童の肥満、高血圧が増えてきた原因の一つとされています。
小児生活習慣病と呼ばれ社会問題化しはじめています。
ご指摘の食品は嗜好が優先されている結果、栄養バランスが欠けています。
発育期に栄養のバランスが崩れると発育不全を起こします。
骨格と筋肉の発育に必要な、ミネラルやタンパク質が不足すると成長が停止することが知られています。
発掘された古代人の骨には飢餓線と呼ばれる年輪のような線が入っていることが多々あります。
発育が一旦停止したことを示しています。
肥満で骨格に過剰に負担がかかった状態で骨が発育不全を起こせば、当然ロクなことにはなりません。
直立した姿勢を保つ機能も衰えて姿勢が悪くなります。
姿勢が悪ければ、内臓を圧迫します。
圧迫されたことによって内蔵機能が不全であればロクなことになりません。
全身の発育不全は環境適応能力や免疫力が不全となります。
以上を纏めると、体力がない、持続した作業ができない、運動能力が不足する、すぐ風邪をひく、などという総合的な現象をおこします。
食事という行為は単に個人の空腹を満たすだけものではないことが知られています。
初対面の異民族と供に同じものを同じ場所で食べることによって、相手の警戒心を解きほぐすことができることは古くから知られています。
現在でも留学などで海外生活を始める際に、現地の人達と食事をともにすることが、留学生活をスムーズに送る最大のコツとされています。
接待や饗応で食事が最も頻度が高いのもこれらのことと共通した原理によるものです。
すなわち周囲の人と食事を共にするということはコミュニケーションの原点であるということです。
ご指摘の食品で食事を済ませるということは、食事の際のコミュニケーションの時間も量も質も絶対的に不足します。
思春期に周囲の人とのコミュニケーションが不足すれば、成人後の社会適応能力が著しく不足します。
集団生活に馴染めない、友人とのコミュニケーション能力が不足している、椅子に座っているという一定時間同じ姿勢を保ち続ける体力が不足して結果として集中力が継続しない、という条件が重なることによって、学校嫌い、登校拒否という自己防衛本能に従った行動がおきます。
栄養バランスが崩れると脳の機能が不全となり、焦躁感、虚脱感、無力感、劣等感、などが重なったいわゆる鬱状態になることは知られています。
腹が減っているときにものを考えるな、というのはここからきています。
ロクな結論になりません。
社会人生活という長期間に渡る激しい競争下におかれた場合、自分で時間がコントロールできた学生時代とはことなることから、精神的、肉体的に発育不全の人間は忽ち淘汰されてしまいます。
入社三年以内にさしたる理由もなく退社した人間が転職をくりかえすのはこのことが遠因となっています。
自分に合う仕事どころの騒ぎではなく、社会から必要とされない人間という状況に陥ってしまいます。
以上ザットした説明になりましたが、ご指摘の食品やファーストフードを食べることよって満腹になり、正常な食事が不足するということがおきます。胃腸の容量はきまっています。
あくまでも嗜好品として楽しんでください。
お礼
心から納得できるご説明ありがとうございました。