子会社による親会社株式の取得禁止の理由とは？

2014/09/19 22:21

このQ&Aのポイント

子会社が親会社株式を取得することは禁止されています。会社法308条１項により、親会社に経営を実質的に支配されている子会社は、親会社の株主総会において議決権が与えられていません。
子会社が親会社株式を取得することは、親会社の株主との利益相反の恐れがあるため禁止されています。親会社が子会社の経営を支配している場合、子会社が親会社の株を取得することで、親会社の株主としての利益と子会社の経営上の利益が対立する可能性があります。
また、子会社が親会社株式を取得することで、財務上のトランザクションが不透明となる恐れがあります。子会社の株式取得により、子会社と親会社の関係が適切に開示されず、内部取引や利益移転が行われる可能性があるため、株主や第三者の権利保護の観点から禁止されています。

質問者が選んだベストアンサー

2014/09/20 10:51 回答No.2

結果的に自己株式の取得と同じになるからです。例えば、親会社が子会社に１億円出資して，子会社がそのお金で親会社の株式を取得するというような行為が自由にできると、自己株式の取得に厳格な制限を設ける意味がなくなってしまいます。

質問者

ありがとうございました。

質問者

恐れ入ります。具体的にはどのような弊害が生ずるのでしょうか。

2014/09/19 22:35 回答No.1

議決権のことは置いておいて自由にしたらどうなると思いますか？あなたが親会社の経営陣で、子会社を使って自社株を買い集めるという状況を想定してみてください。

質問者

ありがとうございました。

質問者

恐れ入ります。「あなたが親会社の経営陣で、子会社を使って自社株を買い集めるという状況を想定してみてください。」 ↓ よくわからないのですが。