- ベストアンサー
過去のトラウマを話すべき? 聞いてもらうことで解放されるのか
- 過去のトラウマや辛い経験を話すことは、その傷を癒やす一歩となる場合もあります。
- しかし、話を聞かれることでトラウマがより強くなることもあります。
- 相手によっては、過去の辛い話を聞かれることがプラスになる場合もあれば、無反応でいてほしいと感じる場合もあります。
- みんなの回答 (12)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「トラウマ」というものは、本人が自覚出来るようなものではありません。だから、人の心の鍵になるのです。「トラウマ」の内容が、本人が自覚出来る程に明らかにかになれば、誰が共感するかによらず、必ず瓦解されます。自覚したとたんに、トラウマとして持っていられなくなるのです。これが、認知療法と言われるものです。 あなたの質問文にある「トラウマ」という言葉を「ストレス」に言い換えてみて下さい。人に話したり、共感されることで、その人の心の重荷は減るし、ある程度は解消されるでしょう。ですが、そのストレスが、トラウマに起因することであれば、人に話し共感されることで、よりトラウマは強化されます。 その人が、「私にはこのようなトラウマがあるので苦しい」と誰かに訴える時、その内容は必ずその人の作為に満ちたものです。そのように受けとることが楽だし、そのように人に受け取って貰えることが楽だからの、心の工夫です。トラウマを自覚し、解消されるまで待っていられないから、そうやって乗り切るんです。 で、その結果トラウマを隠し、より強化し、より苦しみ、より楽を求めるのです。
その他の回答 (11)
- sakura0713
- ベストアンサー率43% (13/30)
トラウマのひどさやその内容によるとは思いますが、私は過呼吸を繰り返すほどの出来事がありトラウマになっていました。心療内科にも通ったほどです。 家族や彼氏、友人には何度となく同じ話をしていたと思います。彼は軽く聞き流していたり、ちゃんと聞いてくれたりでした。でも話すとその時だけは気持ちが楽になるんですよね。 今ではだいぶ気にならなくなりました。何度も話しているのであれば聞いてほしいんだと思うので、それを心に押し込めてしまうと余計その方は苦しんでしまうのではないでしょうか。
お礼
経験者からの回答ありがとうございます。 非常に参考になります。 『その時は』楽になるんですよね。 それはなんとなくわかります。 何度となく同じ話をするもんなんですね。 それだけ辛っかったんだとはおもいますが なんだか、不幸に酔ってしまっていて そこから(トラウマから)逆にぬけだせなくしているんじゃないの? と思えてきまして。。 心理学としてはどうなのかと気になっているところです。
- 1
- 2
お礼
回答ありがとうございます。 非常に興味深い回答で何度も読みましたが 理解できた部分については、はっ!っとさせられましたが 同時に、よくわからなくなってきました。 幼少期の辛かった思い出について 例えばいじめられていたとかそういったことが原因で 今なお苦しんでいたとした場合 いじめ=トラウマだと私は理解していましたが トラウマは本人が自覚できないものということは どういうことでしょう・・ 『子供の頃いじめられてた。』 『こういうことをされた』と何度も言うのは そうするのが楽だから・・? じゃあ、やはり聞かないであげる。 こだわるな。という態度を貫けばよいのでしょうか・・? とにかく、回答とても勉強になりました。 ありがとうございます。