- 締切済み
Windows RT 8.1の不便な点
Surface 2 32GBの購入を計画していますが、 Windows RT 8.1は、いろいろと制限があるとnetにありました。現在使用している方で不便や面等の感想を聞かせてください。 また。icloudは使えますか。。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- vaidurya
- ベストアンサー率45% (2714/5983)
使用者自体が多くは無いので、実際の使った人の意見より 仕様を見るだけでわかる問題点のほうが、あまりに有名だったりしますね。 Amazonと価格.comのレビューなどを見ると、その件数の少なさと 具体性の無く、温度を感じさせないレビュー内容に違和感を感じます。 Surface Proと比べても、ほとんど良い評価が無いように見えます。 2ちゃんねるに至っては、できないことだけあげつらった 擁護も無いようなスレがあるくらいです。 要約すると、良い所はMicrosoft製のOfficeスイートが使えることで (ただし、機能の制限などがあります) ビジネスユーザー以外にとっての注目点は無いかのようです。 SurfaceRT及び後継のSurface2が、この惨状となった最大の理由は Windowsの名を持ちながら、WindowsXP,Vista,7との互換性を持たないWindowsRTにあります。 たとえば、いろんなCPUアーキテクチャーに対応していることで知られるDebian GNU/Linuxでは Windowsと同じi386,AMD64や、スマフォやSurfaceRTに使われるARM そして、初代PlayStation等で知られるMIPS R3000,10年前のMacで使われていたPowerPC 日本一のコンピューター(現世界2位)京に使われているSPARCなど 様々なCPUアーキテクチャーで、非常に多様なソフトを、同様に動かすことができます。 Windowsでも使われているGIMPのパッケージの例がこのリンク先です。 https://packages.debian.org/stable/graphics/gimp i386(いわゆる32bit)で4MB程度、Corei7などに対応するAMD64の場合で4.1MB程度 ARMでは3.7MB程度、MIPSでは3.4MBといったように、同じソフトの同じバージョンでも CPUが違えば、そのパッケージの大きさは違ってきます。 そのファイルの中身が、まったく違うからです。 CPUが変われば、それを動かすための命令がまったく違うからです。 DebianなどのLinux系OSでは、OS自体から任意の個人や団体が再編する自由があり 同じ枠組みを、そのままいろんなコンピューターの上に実現してきました。 ゆえに、OSごと同じものを異なるCPU用につくり上げることで GIMPやLibreOfficeやAudacityなどが、同じように動きます。 (まぁ処理性能的に実用的かどうかは別問題になりますが) それに対して、WindowsはARMに対応させる過程で WindowsXP,Vista,7と共通のWin32 APIを ARMでも動くようにすることを放棄しました。 この時点で、SurfaceRTはコケると、ほとんどの人が予測できたでしょう。 放棄した理由には、性能が得られなかったといった原因があったと言われています。 信頼性安定性の問題もあったのかもしれません。 ですが、戦略上の理由があるかのように Microsoftは、WinRTという新しいAPIを前提として WinRT APIを使う、Windowsストアアプリ専用としてWindowsRTを そしてSurfaceRTをリリースしました。 結果的に、当初は6社の製品で始まる予定だったWindowsRT搭載製品は 6社の製品が出揃うこと無く、また今やSuface2が報じられる程度で 他社製品が、まだ出荷されているのかどうかすら、定かでは無いという有様です。 ほとんどの人が、発売されたほんのいくつかだけの全製品を把握してもいませんし 名称もうろ覚えでは、まだ出荷されているのか、調べることもけっこう面倒臭いことになります。 SurfaceRTというか、WindowsRTは、すでに終息方向にある製品と言われています。 Windwos Blueという次世代のWindowsの噂においても WindowsRTは、その頃には無くなっているとされています。 WindowsRTの頼みの綱は、Windows8と共通のWindowsストアアプリでした。 ですが、これは数はかなり増えてきたものの「これはすごい」というもの AndroidやiOSには無い、圧倒的魅力を持つソフトというものが、あまりありません。 人によっては、ほとんど見出すことができないかもしれません。 iOSでは、Apple App Storeの厳しい審査が障壁となることがあります。 AndroidのGoogle Playでは、審査の緩さから、低品質のソフトがあまりにも多くあります。 Windows Storeでは、有償登録の反動で、有料ソフトが多いだけでなく 無料配布されているソフトをダウンロードしてくるだけのアプリなど 不適切とされるソフトが、大量に登録されているという報道がありました。 結果、それらを削除するという措置はとられたようですが… 既存の人気無料ソフトが、ストアに登録されにくいために またストアアプリ版としての開発が盛んではないために こういった詐欺まがいの行為が横行してきたことは、大きな問題のように見えます。 不適切なソフトが排除され、残ったストアアプリの中に WindowsRTを、充分に活躍させられるような ビッグタイトルがあるのか? 少なくとも、Amazonや価格.comを見ていても それらしいものが紹介されるようなことは無いようです。 今では、ARM搭載でGoogleが推進してきたChromebookが フルHDでも400米ドルを切って販売されていたりします。 AndroidもiOSもARMで動く製品がほとんどですし Raspberry Piのような、小さなコンピューターでも ARMが使われ、Linux系OSで多様な用途に活用されていたりします。 この5年くらいの間にARM搭載コンピューターは大きく躍進してきました。 そして、それはWindows搭載製品以外においてこそ、大きく育ちました。 WindowsRTは、そんな時代にARMでの主導権を掴むべく 否応もなく、Microsoftが開発せざるを得ないOSだった。 ただそれだけだったのかもしれません。 SurfaceRTに失望して、Surface Proを選んだ人もいますし ARMに限界を感じる人も、WindowsRTが増やしたかもしれません。 逆に、それがMicrosoftの戦略だったんだとしたら… intel Atomの省電力性と高性能のバランスが高まり 無償提供のWindows8.1 with Bingまで投入された今 いよいよ、WindowsRTの出番なんか無くなっているんじゃないかと思います。 役目を終えたんでしょう。たぶん。 iCloudはたぶん使えます。 でも、iCloudに入れておいたデータを、扱うためのソフトが WindowsRT用として存在するかどうか? そこが、もっとも注意を必要とするところです。 もちろん、ARMでもLinux系OSではいろんなデータに対応できます。 たとえばInkscapeでベクターグラフィックスを作成したりもできます。 https://www.youtube.com/watch?v=MshRIx4kKOs ただしRaspberry Piは10年以上昔のPCなみの性能で、かなり遅いのですが 同じARMでも、より高速なもので動かせば、普通にすいすい動きます。 OSもトラディショナルなマルチウィンドウGUIで使えます。 https://www.youtube.com/watch?v=BMTv8L0YEgg ですが、WindowsRT搭載製品では、UEFIのセキュアブートをロックし 付属OS以外のOSを入れることができないようになっています。 ですから、せっかくARMで動くソフトがあるというのに WindowsRT用では無いから使えないという状況に陥ることもありえるのです。 まぁ、使うソフトによってもいろいろ事情は違ってきますが i386,AMD64でのWindows i386,AMD64でのLinux系OS ARMでのLinux系OS ARMでのWindows というふうに並べて、多機能性を見ると 10,6,5,2くらいの評価でいいんじゃないかと思います。 私は5か6あれば充分だと思いますが…
Windows RT 8.1で動かせるソフトは、Windows ストアで手に入るアプリだけです。 従来のWindows用ソフトは動作しません。 Windows用ソフトも使いたい場合は、Surface Proとなります。 Windows 8.1ならWindowsストアのアプリも使えます。 (iPadはiPhoneと同じAppleストアのアプリだけでMacのソフトはダメ、と同じです)