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Windowsから乗り換えるときに何か不便になるでしょうか?
- 現在、Windows Vista Home Premium(英語版)を使用しているが、Vistaが使いにくいため、Linux系のOSに乗り換えようと考えている。
- 問題や不便になる可能性がある点は、MS Officeが使えない、LinuxでのiTunesの使用が制限される、デジカメから写真の取り込みができない可能性がある。
- その他の不便や問題はまだ考えていないが、Linuxをデスクトップ用途で使用するのは初めての経験であり、X Window Systemの使用経験も少ない。
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.iPod 基本的な同期技術は確立されていて、いくつかのソフトでそれが実現されています。 ほとんどのNASがLinuxをベースとし、それらにもiPod同期機能を備えたものがあります。 2007年のSHA-1についての問題がどうなったのかは知りません。 Linuxではlibipodというライブラリーで実現されますが、同期プロトコルの名称というものが 無いようなので、対応ソフト/機器を調べるのは面倒かもしれません。 Debian系Linuxでは、apt-cache search iPodで確認できると思います。 Amarokは1.4系が完璧なものになるまえに、2.0系への移行が始まり 2.0での設計思想の変更に戸惑っている人が大勢いるようです。 簡単に言えば、2.0系は1.4系よりも使い勝手が悪いと言われています。 残念ながら1.4系をforkするとか、メンテナンスしていくという人は未だ見たことがありません。 .Digital Camera SDカード等からの取り込みは、それらがFATファイルシステムを使っているので 普通に読み込むことができます。現在はSDカード等に先進的なファイルシステムを 導入する計画が存在し、それが実現された直後に 対応に問題が生じる可能性はあるのかもしれません。 そのファイルシステムにLinuxで対応するための問題点については 議論されているところを、未だ見たことがありません。 NTFSのように、オープンではないファイルシステムへの対応成果を考えれば 永遠にLinuxで対応できないファイルシステムがデジカメに導入されることは無いと思います。 直接USBケーブルで繋ぐ場合は、ごく初期(USB1.1時代)のUSB機器はともかく 現在ではほとんどがUSB-MSDとして、普通に読み書きできるようです。 ただし、独自の管理ルールを持つデジカメが無いとは言いきれません。 .その他 NHKオンデマンドを含むGyaOなど、MS DRMを適用した動画配信は DRMの性質から、オープンソース環境への導入は絶望的な要素です。 SilverLight技術でMacOSXへの対応は考慮されるようになりましたが… 開始当初からのMS DRM化ファイルの蓄積という特定企業の技術への依存があり Linuxに対応するFLASHで、独自のDRM技術をLinux上にも提供する形式は 「異なるDRMへの対応」というコストから難しいと考えられます。 同様にBlu-Rayコンテンツの再生,日本式地上デジタルTV放送についても 家電に頼るほか選択肢はほとんどありません。 もっとも、デジタル家電の進化はめざましく 5年前のデジタル家電よりも大幅に有能な機器になっているようですし… 5年経っても、WindowsPCでの日本式地上デジタルTV放送は ダビング10が追加された程度で… 自由に編集できないとか、自由に変換できないとか PC買い換えたときの録画物移行が厄介とか パソコンで録画するメリットがほとんど無い状況のままに見えます。 ところが、これらデジタル家電のほとんどはWindowsやMacOSXを内蔵しておらず どれだけデジタル家電が進化したとしても 「NHKオンデマンドも日本式地デジも見れる」 といった製品に繋がる可能性はほとんどありません。 NHKにこれを予想した人はいないんじゃないかと思います。 Linuxがソフトウェアのコモディティ化を進め、世界に貢献する一方 この国には、ハードウェアメーカーが独自開発すべきソフトウェアを増やし 開発コスト増大を企む悪の秘密結社があると思います。
お礼
遅いお礼になりましたが、各ポイント的確なご回答をいただきまして、とても参考になりました。ありがとうございます。 結局、Linuxに完全に乗り換えるのはもう少し様子を見ることにしました。しかし、WINDOWS7は購入せず、VISTAが使いにくいですがこれに我慢ができるまで耐えようと思っています。