日本人として永遠の課題だと思います。 私も以前からなぜ長男だけが特別扱いというか、いい意味でも悪い意味でも、なぜ長男だけは他の子供たちと親との関係が違うのか、不思議に感じておりました。 同じような質問がありましたので、参考にして下さい。
私の知っている範囲では、アメリカ人の場合 (一口にアメリカ人は、と言えないかもしれないのですが ・・) は、そもそも、オニイサンとか、オネエサンという単語がありません。
elder brother とか elder sister という言い方はありますが、日本で言えば戸籍上の 「兄」 「姉」 という表現に近いというか、単に兄弟関係を他人に説明する言い方ですので、決して自分の兄に向かって Hi! elder brother とか言いません。 名前で呼び合います。 つまり、先に生まれたとか、後に生まれたとかは、本人とは何の関係も無い事、と割り切っているようです。 そのために名前があるのだ、と考えているようですよ。 したがって、少なくともアメリカでは 「長男」 という事で特別扱いも、損も得も無い、という事になると思います。
一方、日本では家督制度が長く続いてきたため、長男を特別扱いしたり、名門の出でもないのに名前を残したがるとか、男尊女卑とか、結構合理性に欠ける風習がありました。 今でもそういう考えを大事にする人がいますが、次第に時代錯誤という感じになってきているようです。
日本もその内、50年とか100年後にはアメリカ型の家族関係になるんじゃないでしょうか。
お礼
やはり家長制度のなごりみたいですね。ウチの親は『長男だから家に戻って来い』とは言いませんが、もしかしたら思っているかもしれませんね。あと、生活の中で当然のように言われ、洗脳っぽくなっている節はあるのかもしれません。 ありがとうございました。