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夜が明けるまで扉を開けてはいけない話

ホラーアニメ「闇芝居」の「傘神様」を見て、似たような話を前に見た気がしました。 が、何だったのか思い出せません。 妖怪か幽霊か...何かから逃れるために、主人公が神社のような蔵のような建物の中に閉じこもります。 夜明けまで扉を開けてはいけないというよくあるパターンでした。 外が明るくなって、朝だと喜んで戸を開けると...外はまだ夜。妖怪or幽霊にまんまと騙された! といった内容だったと思います。 学校の怪談、犬夜叉...かと思い調べましたがヒットしません。 ご存じの方いらっしゃいませんか?

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  • michael-m
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回答No.4

「朝になったと思い扉を開ける」このシチュエーションは怪談話が生まれる頃からあり、初めては判っていません。一説には天岩戸でアマテラスが隠れてしまったので、長鳴鳥(鶏)を鳴かして朝がきたと思わせたと言われています。(この場合、自分が隠れているのに朝が来るとは何事かと不安に思わせたのですが) その後仏教の伝来と共に、夜は地獄の蓋が開くという解釈が生まれ、人に怨まれた者や天罰を怖れる者が堂に籠もり朝を迎えるという習慣が生まれました。(夜が魔の世界だというのはデタラメです) この習慣の起源は庚申講(庚申待ちともいうに由来するとも言われています。庚申の日の夜眠っていると、体の中に居る三尸(さんし)と言う蟲が天にのぼり、その人の悪事を天帝(後に閻魔)に報告するので、庚申の晩は寝ずに過ごすという道教由来の風習です。 ココから天や幽霊が難を避けようとする者に、朝が来たと思い込ませて扉を明けさせるというシチュエーションが生まれました。 このやり方は様々な物語に織り込まれているので、どれがそうだとも言えません。 例えば牡丹灯篭ではお露の幽霊に生気を奪われそうになっていることを知って近所の人が札を貼ります。 本来芝居では下男や近所に住む夫婦のもとにお露達が現れて金を積んで封印を破かせるのですが、数多くの芝居など、とくに下男や近所の人が出てこない筋書きでは、夜が明けたと思い込ませて扉を明けさせるという事にしています。 朝になれば難が逃れられるという筋書きでの常套手段だと考えれば間違いないです。

Nachi-0x0
質問者

お礼

似た話がたくさんあるんですね~詳しい回答ありがとうございました。大変勉強になりました。

その他の回答 (3)

回答No.3

似たような話で古いのだと 「妖婆死棺の呪い」という映画がありました。 かなり昔のロシアの怪奇映画です。

Nachi-0x0
質問者

お礼

初めて聞くタイトルですが見てみたいと思います。回答ありがとうございました。

  • duraphat
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回答No.2

怪談「牡丹灯籠」か雨月物語の一篇「吉備津の釜」かと思ったのですが、どちらも護符を張ってるのは自分の家なんですよね・・。ただ護符を張って閉じこもったのは自分の家なんですよね・・・。

Nachi-0x0
質問者

お礼

回答ありがとうございます。記憶が曖昧で...申し訳ありません。是非参考にさせていただき再度調べてみたいと思います。

Nachi-0x0
質問者

補足

記憶が曖昧ですので・・・家だったかもしれません。詳しいタイトルはわかりませんが、ネットで同じ話の内容を見つけました。妖怪・魑魅魍魎に家が憑かれ、これらから逃れるために僧侶か修験者かに結界をはってもらう・・・しかし外が明るくなり鶏の鳴き声がして戸を開けると外は真っ暗でした!という内容のようです。

  • AVENGER
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回答No.1

時雨番傘?

Nachi-0x0
質問者

お礼

回答ありがとうございます。残念ながら時雨番傘ではないようです。しかし、似た話がたくさんあるとのことですので、参考にして再度調べてみます。