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シネマカメラと、テレビ局の大きい報道カメラについて
- シネマカメラと報道用カメラの違いについて疑問があります。
- シネマカメラは芸術的な雰囲気を出すことができる一方、報道用カメラは平凡な写りになる理由が知りたいです。
- 映画で使用されるシネマカメラの特徴と、報道用カメラの違いを教えてください。
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ビデオカメラは、限られたダイナミックレンジで撮影するため、どうしても「ビデオっぽい」絵になる。 方や、デジタルシネマカメラは、ビデオカメラより大き目のセンサーを使っている為、被写界深度のコントールがし易く、高ダイナミックレンジ対応ですから、フィルムに近い描写が可能です。 その為、テレビCMや劇場映画の映像に用いる事を主眼とし、開発されたカメラです。 要は、業務用のビデオカメラとは、原点から設計思想が違うのです。 業務用のビデオカメラは、何時如何なる悪条件下でも絵が撮れ、その絵が即、使えないと意味がない。 その為、頑丈で雨にも負けない。暗所での撮影や望遠域での撮影も必要。 つまりは、絵の綺麗さより、確実性の方が優先されるのです。 方や、シネマカメラは、事前のセッティグが可能で、用途も限定され、後処理にも時間が掛けられる。 そこの違いとお考え下さい。
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- noct_nik
- ベストアンサー率50% (604/1206)
まず、シネカメラと報道用のカメラは、求められる性能やワークフローが全く違います。 シネカメラは、映画館のような大画面に耐えうる高解像度、24p、そして大きな違いとして、撮って出しではなく、RAWで撮影し、編集で絵を追い込みます。 スチルカメラで例えるなら、中判カメラですね。速写連写には不向きですが、スタジオなど、時間を書けて絵を追い込める、環境を整えられる場面での撮影なら、威力を発揮します。 あと、最近一般のテレビでも使われだしているシネカメラは、比較的安価なものです。報道用業務用のカメラよりずっと安いものが多いから。制作費が安くなるので、絵を追い込むというより、安く抑えるという意味で使われています。 一方、報道用は、テレビ放送に乗せるのが目的ですから、基本的に撮って出しの映像を使います。 シネカメラのように撮影環境が整った状況だけではなく、どんな現場でもすぐに撮影できることが基本。 センササイズもシネカメラより小さめで、被写界深度はある程度深くできることで、ピントのシビアさを回避、画面全体で均一に描写できます。 スチルカメラで例えるなら、CANON EOS 1DxやNikon D4Sでしょう。 求められる要素が違えば、同じカメラでも方向性が異なってきます。 まさにNo.1さんの例える車と同じことですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。そうだったんですね、ありがとうございました。
- ffo_on
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比喩になるかどうかですが 1,000万円超の 高級スポーツカーと屈強オフローダーの違い >芸術的というか、すごくいい雰囲気の出るカメラで、 撮影はカメラ性能だけでは決まりません。 「いい味?」出すためには カメラ性能以上に”造り込み”が重要です そして造り込んだ状況に合わせて「味のある?」画造りをするには それなりの時間が必要です シネマカメラだからと ひょいと持っていってイメージ通りの画は 簡単に撮影できるわけではありません 綺麗に準備がされたサーキットのような場所なら 最高速度で快走できるスポーツカー 対して いつ出動になっても常に確実な動作をして映像を取ることが出来る 報道用カメラ(ENGカメラと通称) 多少荒っぽい操作や使い方をしても「見ることの出来る映像」を 撮影する性能が求められます 低温・高温・高湿度・埃の舞う場所・・・いつでもどこでも確実に動作する 優先される性能が異なっているということです。。。 @ENGカメラでもキチンとした準備をされた撮影環境の下でなら 相当"芸術性"に溢れた映像を撮影することも十分可能なんですけどね
お礼
ご回答ありがとうございます。そうだったんですね、ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。そうだったんですね、ありがとうございました。