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体脂肪の燃焼について
およそ20分から体脂肪が燃焼されやすくなるといいますが、 20分だけ走るのと、40分走るのは大体どれくらいの差異があるのでしょうか。
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>およそ20分から体脂肪が燃焼されやすくなるといいますが、 迷信ですよ。 専門書などで、トレーナーや科学者が間違いだったと否定し始めたのは20年以上前です。今だに聞くのは、古い情報だと知らずにブログで紹介したりここで回答したりする人が多いためです。 昔は運動中の脂肪の燃焼量を計測でして結論をだしてしまったので、そのような結果になったのですが、実はすぐ運動をやめても運動後に遅れて脂肪を燃焼し続けるんです。だから最終的な結果はかわらない。5分走れば5分の脂肪を燃焼します。20分ならその4倍、40分なら8倍。休みながら走っても走った距離の分だけ脂肪を使うし、逆に3倍のスピードで走れば1/3の時間で同じように痩せることができます。とても単純な話。つーか、走り始める前も人は脂肪を燃焼し続けて動いていいるんですよ。 むしろ時間をかけて運動するほど燃焼する脂肪の量は落ちていき、1時間を超えたあたりから脂肪の燃焼効率は悪くなっていくというのが明らかになって来ています。1時間以上の運動はコルチゾールというストレスホルモンを分泌し、脂肪を溜めやすく筋肉が減りやすい状態にしてしまう。身体が脂肪を使い過ぎないように防御しようとするんです。 走る場合は距離で考えてみてください。 30分で5km走っても、1時間で5km走っても、使うエネルギーは5km分です。運動量が同じなのに、使った時間が長いほうがたくさん脂肪が落ちるなんて事はありません。 時間をかけたほうが痩せるとしたら、サボってダラダラしている人のほうがエネルギー消費量が多いというふざけた結果になっちゃいます。短距離走の練習をしている人より、散歩してるオッサンのほうが体脂肪率が低くなり、身体が引き締まっているという事になります。運動時間は関係ないんです。 激しい運動は脂肪が燃焼しないなんてこともありません。100m短距離走×10本などの走り方でも脂肪が落ちます。激しい運動は糖質を消費しますが、運動後が終わった後に逆に脂質の代謝が上がり、脂肪を消費しつづけます。 それだけでなく、激しい運動をすると脳内でカテコールアミンという神経伝達物質が多く分泌されたり、成長ホルモンという脂肪を分解するホルモンが分泌されたりします。これらは脂肪を強力に分解する働きがああります。だから、ゆっくり動いている人より少し激しい運動をしている人のほうが、体脂肪率は下がって行くんです。 実際、短距離走の選手は体脂肪が少ないでしょ。何キロも走ったりしていないし1回の走る時間も長くないのに。 体脂肪の燃焼については、調べれば調べるほど間違った情報しか得られず、痩せにくい運動をしてしまったり無意味な努力をすることになります。
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- trytobe
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そこで急にスイッチが切り替わるというわけではなく、炭水化物で血糖値が高い間は、運動してもその炭水化物のほうだけ優先して使っちゃう、というだけの話なのです。 その血糖値が下がってくると、それを補うように全身に溜まっている栄養が取り出され始めて、最後に手をつけてもらえる貯金が「体脂肪」なのです。 ですから、カロリーは取らずに、ビタミンとミネラルと水分を取っておいてから、ゆっくりカラダを運動させて、脂肪に手をつけないとカロリー足りませんよ、とカラダに知らせる、というのが先決なのです。
お礼
参考になります。ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。