元塾講師です。
勉強法というものではないのですが、現在お勧めなのは「内申を上げて指定校推薦で青学・マーチに行く」です。
青学はもとより、マーチは一般で行くより指定校で言ったほうが「お得」です。多くの高校から「一般では絶対無理な人が指定校でマーチに入学している現実」があります。
以前に比べて受験生そのものの数は減っています。そのために推薦で確実に人材を集めようとマーチでも推薦枠を増やしていました。推薦の増加分がそのまま定員増にするわけにもいかないので必然的に一般の枠が減ります。受験人数が増えているのに枠が増えている推薦と、その割りを喰らっている一般ではどちらがおいしいかは一目瞭然です。
また、実際に青学・マーチに一般で合格しているほとんどの人は「早慶志望」であり、マーチを第一志望としている人のほとんどが日東駒専や成成明学に入学しています。つまり、「青学・マーチに入学する」を受験のゴールにする場合は「早慶の問題も1,2科目は合格点が取れるレベル」にするという難しいものになります。それが内申を良くするだけでいいのであれば何とも楽な話です。
もちろん、推薦が取れなかった場合に、そこから勉強を始めるのはアホなので、あくまで指定校をメインに一般にも備えるというスタンスで勉強するのであれば、「まずは英文法と社会、古典の文法・暗記内容をひたすら進めること」をお勧めします。上に挙げた内容に関しては高校の先生がどのような人であろうとそこまで変化することではないですし、試験において重要です。これらをマスターすることは一般入試対策になるのはもちろん、定期試験前にこれらを勉強しなくて済むので理科などの他の科目を重点的に勉強できます。そうすれば内申も上がりやすいということです。そもそも受験生というのは、定期試験時に受験科目なんて勉強しません。受験勉強のほうが定期試験よりはるかに高度な内容を勉強しているので、軽い確認だけで十分なはずです。受験科目を一生懸命やり、そうでない科目は適当で内申も低い状態というのは、マーチの受験生というレベルでは意識が低すぎです。
そのため、学校の教科書をマスターするのはもちろん、それだけでは足りないので、何か参考書を買い、しっかりと勉強した方がいいです。また学校では配らない場合があるので書きますが、英語・古文の単語帳は今からでもやりましょう。3年時には完璧にしていないと、長文などの解説も頭に入りません(解説は基礎単語が全て分かっているという状態で書かれています)。
厳しい書き方になりますが、あなたの学校からマーチ以上に行くのは大多数ではありませんよね?マーチにいければ「スゲー」になりませんか?もしそうであれば、クラスメイトと同じではいけませんし、クラスメイトからは変に思われるような状態でないと合格するはずありません。その集団においてトップランナーになるとはそういうものです。
ちなみに、勉強も大事ですが、スポーツも何かしておくことをお勧めします。というのは、勉強を長時間するにも体力が必要で、高3の夏場以降成績を急上昇させるのは部活が終わった体育会系の人たちです。彼らには普通の人より勉強する体力があるからです。また、試験期は冬の時期になり抵抗力なども考えると運動経験者は風邪をひきにくく、リスク管理の面からも運動は有意義です。特別な種目をする必要はないので、勉強の気分転換も兼ねてランニングなどがお勧めです。
また3年次にで行くのは遅いので、オープンキャンパスに行ってモチベーションを上げることも有意義です。
ご参考までに
お礼
代ゼミのテストの偏差値です。 ご回答ありがとうございました