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墨つぼの使い方について
- 「墨つぼ」による線引きで墨があまり出ないという問題があります。乾いた糸では墨が染み込みにくいということで糸を湿らせる必要があるのか疑問に思っています。
- また、水に溶けた墨は比重が重いため、繊維の奥まで染み込むと言われていますが、直感的には納得できないです。
- さらに、墨つぼを使う際には糸を水につけて墨を染み込ませる必要があるのか、水分を含んだ状態で墨を補充するのが良いのかもわかりません。
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No.2です。 壺糸は絹が多いでしょう。少なくとも私のは絹です。端を燃やしたらすぐ分かります。 糊は糸を製品とする時に欠かせないものです。基本的に吸湿性があります。あなたが買う市販のミシン糸も糊付けされているのですよ。 墨汁は煤をニカワで水中に分散させたものですよね。ニカワはタンパク質です。絹もタンパク質ですからタンパク質どおしは極めて馴染みやすい・・これも分かりますよね。 ですから購入したばかりの糸を墨汁に付けると気持ちよいほど墨汁が付くはずです。 >糸は「潰れて」いる、つまり「細く」てっている訳ですよね? あなたはスポンジに水を染ませるとき水中でスポンジ握らないですか??糸は潰れないですが・・・たとえ潰れたとしてもそれが墨汁中で抑えられた状態から解放されると何が起きますか???。 そもそも糸に余分な墨汁がつきすぎるとボタボタと垂れてしまいます。適度に糸に墨汁をしみこませるために軽く押さえて糸を通すのです。 すくなくとも、墨壺を長期間置きっぱなしにしてカチカチに固めてしまったら、壺綿は交換でしょう。通常は墨汁はニカワによって吸湿性があるため、すぐ渇くと言うものではありません。
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- ORUKA1951
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No.5です。 >よく御存知のようで・・・ひょっとして大工さん?・・・ いえ、創業70年の刃物屋・道具屋です。鍵もあつかってます。 副業として、化学で高校の教壇にも立ってます。有機と鉄が専門です。 ウェブ製作もしてます。アウトドアも半端じゃないです。 まあ、何足もわらじ履いていて時間が足りない。やりたいことも山ほどある。それにこんなところで時間とられるから、益々足りなくなる。
お礼
>いえ、創業70年の刃物屋・道具屋です・・・ はぁ~「刃物・道具屋」さんですか! いや、これは奇遇というもの、実は私、鉋・鋸等手道具が好きなんですよ! ちなみに、今、注目している鉋は「内橋 圭三郎」さんの鉋です まだ、持っていませんけどね 台直し、とかね、そういった方面に興味があります。また、質問させて貰いますので 今後とも宜しくお願いします
- ofuroyoifu
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NO4です。 いえいえ! 一度試してください。乾いたタオルで拭くと水を吸い込むのに時間がかかり、一度では拭きとれません。 それに比べて一度濡らてよく絞ったタオルは水を良く吸い取ります。 一度湿らせておくと毛細管現象が良く働くとでもいいましょうか、良く吸い取りますよ。
お礼
>いえいえ! 一度試してください。乾いたタオルで拭くと水を吸い込むのに時間がかかり、一度では拭きとれません。 それに比べて一度濡らてよく絞ったタオルは水を良く吸い取ります。 一度湿らせておくと毛細管現象が良く働くとでもいいましょうか、良く吸い取りますよ はぁ~そうですか!一度湿らすと、却ってよく吸い取る! 要するに、水を吸い込む時間が「早い」!って、事なんでしょうね 「量的」には、どうなんだろう? 水糸は、墨坪から「早く」出しますからね、湿っていた方が良い!と、いう事になるのかも しれませんね 実際の所は分かりませんが、兎に角、目から鱗でした
- ofuroyoifu
- ベストアンサー率50% (268/534)
むずかしい理屈は抜きで、 洗濯して良く乾いたタオルと、一度水の中に入れて良く絞ったタオルで、テーブルの上にこぼした水を拭き取ってみれば一目瞭然です。 この理屈と同じでしょう。
お礼
よく乾いたタオルの方が、当然ながら、水をよく吸いますね 「墨」も、やはり糸が、よく乾いている方が、墨をよく吸うんでしょうね
- gisahann
- ベストアンサー率37% (973/2616)
言いかえると・・・ ・坪糸(水糸)と呼ばれるものは綿製品が良く(化繊系は水を含まない)原料の中には 感じない油分が含まれています。 時に線維の表面に付着している油分は作業の邪魔になるわけです。 従って水に晒すことによってや中古の糸は墨の水をよく含むようになります。 しかしながら、余り水分を含ませたまま使おうとすると、新しく墨を吸わなくなったり 薄くなって使い物になりません。 ・また、墨(既製品の墨汁も同じ)は、中ににかわ分が含まれていて(乾けば固まるように) 工作物に浸透する速さや乾燥の具合も相手の材質や表面の状況によって変わってきます。 墨糸に含ませる量は経験によるしかないと考えますが、液が墨つぼの中から滴らないように スポンジ状の役目を果たす布などを入れます。 糸に墨が含みすぎている時は、余分な飛沫が飛びますので汚くなったり、細かいところでは 区別が見えなくなります。 これらを良く練習すればあなたも一人前の腕を身につける事が出来るでしょう。
お礼
>坪糸(水糸)と呼ばれるものは綿製品が良く(化繊系は水を含まない)原料の中には、 感じない 油分が含まれています。 時に線維の表面に付着している油分は作業の邪魔になるわけです。 従って水に晒すことによってや中古の糸は墨の水をよく含むようになります なるほど、要するに、水にさらすのは糸の「油分」を抜く為に、やった!と、いう事なんですね。 で、恐らくですが、そうやって油分を抜いた後、糸をよく「乾燥」させてから使用した!こういう 事なんでしょうね でしたら「納得」です >墨糸に含ませる量は経験によるしかないと考えますが、液が墨つぼの中から滴らないように スポンジ状の役目を果たす布などを入れます。 糸に墨が含みすぎている時は、余分な飛沫が飛びますので汚くなったり、細かいところでは 区別が見えなくなります。 これらを良く練習すればあなたも一人前の腕を身につける事が出来るでしょう。 なるほど、よく解りました、有り難う御座いました、御礼を申し上げます 尚、私の返信内容・・・つまり理解が「間違って」いるようでしたら、御指摘の程、お願いします
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
そもそも、糸の材質や綿の材質を一切問わずに講釈しても無意味です。 旧来の、真綿の墨綿と絹の壺糸、墨汁で説明すると、糸は軽く糊付けされています。しかし水にぬれると糊が吸湿して墨のつきやすさには関係しません。 墨差しで綿を押さえながら糸を引き出すだけで壺糸には十分な墨が含まれるはずです。糸を水で湿らせておくと墨は付いてもとても薄くなります。 糸を水で湿らせたらダメです。 壺綿が乾燥したりすると墨汁を加える事はあっても水を加える事はありません。
お礼
お答え、有り難う御座います、以下「質問・疑問」がありますのでお願いします >旧来の、真綿の墨綿と絹の壺糸、墨汁で説明すると、糸は軽く糊付けされています。しかし水にぬれると糊が吸湿して墨のつきやすさには関係しません。 「糸に“糊付け”?本当ですか?しかし、また、何で糊付けを???」 どういう理由なんでしょうかね?サッパリ、見当が付きませんです >墨差しで綿を押さえながら糸を引き出すだけで壺糸には十分な墨が含まれるはずです。 墨差しで「綿と抑えながら」糸を引き出せば、糸に墨が含まれますよね、仰る通り、その通りです! でも「不思議」だと思いませんか?綿を抑える!という事は、糸は「潰れて」いる、つまり「細く」 なっている訳ですよね? 糸が細くなれば、含まれる墨は、それだけ「少なく」なる筈です、なのに、何で逆に「多く」なる んでしょうかね? 実は、この事、やっている所をみて、真似した所、多くの墨が付き、驚いたんですね >糸を水で湿らせておくと墨は付いてもとても薄くなります。 糸を水で湿らせたらダメです。 壺綿が乾燥したりすると墨汁を加える事はあっても水を加える事はありません 仰る通り!私も、そう思います 良ければ、上記の質問等、お願いします
- ultraCS
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問題は、水と墨の糸への滲透速度の比較ではなく、墨の乾いた糸に対する滲透速度と糸に染み込んだ水の中での墨の拡散速度と言うことになるのだと思います。 単純な思考実験だと、空隙のある糸ですから、墨が染み込む際には空隙をジャンプする必要があります。それに比べれば空隙のふさがれた湿った糸の疑似液相での墨の拡散速度の方が早そうですね。
お礼
お答え、有り難う御座います ・・・ですが、これまた、どうも意味が解りにくいです。 良ければ、解りやすい御説明をお願いします
お礼
再度の御回答、有り難う御座います >糊は糸を製品とする時に欠かせないものです。基本的に吸湿性があります いや、そうでしたか、恥ずかしながら、知りませんでしたね >ニカワはタンパク質です。絹もタンパク質ですからタンパク質どおしは極めて馴染みやすい・・これも分かりますよね なるほど「相性」と言うか、同じ種類ですから含みやすいんでしょうね >そもそも糸に余分な墨汁がつきすぎるとボタボタと垂れてしまいます。適度に糸に墨汁をしみこませるために軽く押さえて糸を通すのです 要するに、墨の量を抑える為に、軽く押さえる、という事ですか、私の解釈は「逆」でしたね 兎にも角にも、全くの初心者になって、一からやってみます >すくなくとも、墨壺を長期間置きっぱなしにしてカチカチに固めてしまったら、壺綿は交換でしょう そうですね、これは私も同意です、まっ、当たり前でしょうけどね >通常は墨汁はニカワによって吸湿性があるため、すぐ渇くと言うものではありません 「ニカワ」という言葉は、何度となく聞いた事がありますが「吸湿性」が有る事は知りません でしたね よく御存知のようで・・・ひょっとして大工さん?・・・でしたら、今後とも特に、宜しくお願いしたい ものです