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聖書やキリスト教文化での「野イチゴ」の意味
よく分からないタイトルですみません。 簡単に言うと、 「ノア 約束の舟」を観ました。 老人が野イチゴを探しています。 ストーリーにはあまり関係なさそうなのに、結構、野イチゴにこだわっています。 そこを観ていて、古い映画「野イチゴ」を思い出しました。 あの映画の主人公も老人で、「野イチゴ」を探します。 本人が探していたのか、恋人が探していたのかはともかく、野イチゴがなにか意味ありげに出てきます。 「老人と野イチゴ」、なにかエピソードとか、象徴するものがあるのでしょうか。 どんなことでもいいです。 なにかいわく因縁とかあったら、教えてください。
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早とちりですみませんでした。 「苺」ではなく「野イチゴ」でしたね。 英語のraspberry,ドイツ語のHimbeerenを宗教、象徴等の語と 組合わせて探してみましたが、これと云うものは見つかりませんでした。 ギリシャ、ローマの時代から薬効のある果実として珍重され ており(南では生育地が限られている)、北米でもインデアンが 薬効ある植物として使っていたようです。 ただ一つ、あるドイツ人のブログのスペイン聖地巡礼の記事に "Himbeeren bitte selber pflücken" 「どうぞ野イチゴは自分で摘んでください。」が見つかりました、 前後の文意は、スペインとドイツでの何百年にも渡る伝統、巡礼路の道端の 果実は摘んでも良い、に従って野生の果物を失敬し力を付けた・・・ と云う事です。 「どうぞ野イチゴは自分で摘んでください。」の表現は慣用句の様で、 これが映画のシーンの背景にあるのかも知れません。 raspberryとfloral language(花言葉)の組み合わせで探すと 10月15日の花言葉として misery が出てきます。 http://www.earthlypursuits.com/FlwrsPer/FlowerYear/FloraDialO-R.htm misery = 悲惨、不幸、(精神的)苦痛、惨めさ、窮状、窮乏、苦難、悲嘆 ・Misery loves company. : 《諺》同病相哀れむ。/不幸は道連れを欲しがる。 /他人の不幸を知れば心が慰む。 ◆「同じように不幸な人がいると知って慰めになる」という意味だが、 さらに「不幸な人が、他人にも同じ不幸が起きればいいと願う」という ニュアンスを伴うことがある。<ネット辞書より引用> なんか凄い花言葉ですね。老齢者の心理と重なるものはありそうですが。 ちなみに私が留学中に見たイチゴ摘みはブルーベリーでした。 ボケが始まったのかも。
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- ultraCS
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キリスト教の図像学では、イチゴは「花園に咲く薔薇の香り -園芸の図像学(1)-」(pdfなのでリンクしません)というネット上の著作物によると 「赤い実の色による受難の血の象徴であり、白い花の色による聖母の純潔の象徴であり、そして天使から福音の人々へ与えられる天国の食物である。」 だそうです。聖母と関連づけられて描かれることが多いようですが、老人との組み合わせの意味はわかりませんでした。
お礼
回答ありがとうございます。
- drmuraberg
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昔「野イチゴ」を見ました。 若かったので、女優さんが美人だった事と白黒の北欧の風景だけが記憶に 残っていました。 この質問を見て、昔、野山をハイキングしていて野イチゴを摘んでいるのを 見て「あの映画ではこれを摘んでいたんだ」と解った事を今思い出しました。 それが何を象徴するのかは解りません。 調べてみるとドイツのHP http://www.zehelein-schemm.de/sortiment_details/erdbeeren.html にこんな一節がありました(摂訳です) 宗教的な象徴としての苺 多くの宗教画に於いて苺は純潔の象徴、処女的な母性と神の三位一体性の象徴として 使われていました。これは時代によるものでは無く(それらしい絵画は教会絵画が 存在する全ての時代に見られる)象徴的な意味に係わるものです。 三位一体は(苺の)3っに分かれた葉によって象徴されます。昔の絵師は、板絵のマリア、 イエス又は聖人の足下の芝の絨毯を苺で飾りました。処女性と純潔性に並んで、苺には 欲望と誘惑も結び付けられています。 <処女性と純潔性に並んで、苺には欲望と誘惑も結び付けられています。>が解釈の キーかもしれません。
お礼
「野イチゴ」は最近見ました。 すごく好きな映画です。 回答ありがとうございます。
お礼
たくさん調べてくださって、ありがとうございます。 宗教的な意味は含んでいないのかもしれないですね。 でも、花言葉! これかな?と思いました。 映画「野イチゴ」のシーンに重ね合わせると、ゾクゾクします。 ノアの祖父の場合は、あまり深い意味付けはないかもしれませんね。 野イチゴは日本では珍しいものですが、ヨーロッパではポピュラーなジャムの材料だったのかもしれないし。でも、あのおじいさん、好きです。 私は信州でブルーベリー摘みしたことがあります^^ ありがとうございました。