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硬式テニス部の後輩への指導について
私は高校から硬式テニスを始めたとはいえ、スクールにも通っているため自己流というか、間違ったクセやフォームなどは付いていないと思いますが後輩に何からどう指導すればいいのかわかりません。 部活の顧問は熱心に指導をするタイプではないので、中学校のときに軟式テニス部だった子たちがどんどん実戦的な練習をし、まったくのテニス初心者の子との差が大きくなっているのが現状です。 テニス初心者の人には何を重点的に練習させればいいかということと、初心者の人にはわからないテニスの考え方(戦術、気持ちの持ちかた)を教えてください。
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- merciusako
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テニスは、「相手のコートにボールを返せなかった方が負け」というゲームです。 サービスは決まった範囲に入れなければなりませんが、それ以外の状況では、とにかく相手のコートにボールを返せるかどうかです。 これが根本的な考え方。 で、速いショットやボレーやスマッシュなどは、いかに相手にボールを返させないようにするか、というための技術です。 従って、極端な言い方をすれば、速いショットやボレーやスマッシュなどは必要ではなく、相手のショットをすべて返せれば良いわけです。 ここで問題なのは、その初心者の人達に何を求めるかです。 長い目で見てテニスというゲームに必要な技術を身に付けてもらいたいのか、軟式経験者の人達と対等に試合が出来るレベルにしたいのか、です。 「技術を身に付ける」ということであれば、一般のテニススクールと同じです。 ストロークのフォームを固めて、フォアでもバックでも自分の打ちたいところへ打てるようにする。 で、走っていって打つときの軸足の決め方や打点に応じたボールの処理の仕方。 平行して、ノーバウンドのボールを打つボレーやスマッシュ、サーブといったショットのためのフォーム固め。 ポーチの練習やハイボレー、ボレーボレーなど。 「軟式経験者の人達と対等に」というのであれば、おばちゃんテニスです。 ストロークはとにかくロブか中ロブで返す。 ボレーやスマッシュは、面を作って返すだけ。 サーブは羽子板サーブ。 とにかく「自分からはミスしない」を徹底する。 要するに、フォーム重視のきれいなテニスか実戦的なテニスか、ですね。 仮に、初心者と軟式経験者の練習時間が同じだとすると、「技術を身に付ける」ということであれば、そこそこ打てるようにはなるけれども、試合になるとまるでダメ、でしょう。 「実戦的に」ということであれば、徹底すればミスの少ない粘り強いテニスは出来るようになるでしょう。 ただ、あなたがスクールテニス出身ということは、「実戦的なテニス」は教えられないんじゃないかな、と思います。 そうだとすれば、初心者と経験者は分けてしまって、それぞれ別の練習をした方が良いでしょうね。 現在のテニスはサービスダッシュなどは皆無ですから、限りなく軟式に近いです。 軟式の戦術や考え方は十分活かせますから、経験者はきびしい実戦練習をすればよいと思います。 初心者は、高校の期間だけと考えずにその先も長く続けられるように、遊びの要素も取り入れた楽しいものにすればよいと思いますが。
お礼
回答有難うございます。 やはり軟式出身の子は強いです。 技術だけではなく戦術面での理解がとても高いと思いました。