ご存じだとは思いますが東北新幹線は現在の青森からJR北海道管轄の函館まで延伸工事がされていて最終的には札幌まで伸びる計画になっています。
函館までの工事が完成し東京~函館間が開通しても所要予定時間は4時間10分と想定され4時間を切らなければライバルの飛行機と競争に負けてしまうと危惧されています。
そこでJR東日本の対策として東北新幹線の区間を北海道まで伸びる事を考慮して高速運転エリアに位置付けて高速運転の出来るE5系・E6系の車両を大量に導入し240kmでしか運転出来ない、E5系・E6系と連結出来ないMAX車両を東北新幹線のエリアからは外しました。
一昔前の山陽新幹線区間で300km運転の500系のぞみに対して220kmでしか運転出来ない0系こだまが高速化ダイヤの足を引っ張っていると言う理由で0系こだまは引退しましたがMAX車両も同じ理由で引退こそは免れましたが車両はまだ使用できるので上越エリアに集結している訳です。
MAX車両が長野新幹線エリアにて運転しないのは一部の編成は長野までは運転出来る対応になっているそうですが大半の車両が勾配対策、電圧対策を受けていないためです。
JR東日本の新幹線は大量輸送の方針から高速化の方針へシフトが変わりMAX車両も高速化に対応出来ない為、近い未来E2系より先に引退させる事が内部では決まっているようです。
北陸新幹線が開業しJR西日本のW7系が運用に入ればE7系もダイヤ上、余裕が出来て上越区間にも使用される様になればE4MAXの役目も終わるでしょう。
お礼
なるほど、そういうことだったのですね。ご回答ありがとうございました。