ブースターケーブルは常備しておくと便利な道具ですが使用方法を間違うと故障の原因になるので注意して下さい。
繋ぎ方は他の方が説明してる通り行えば良いですがまず色の区別を覚えましょう。
赤はプラスで黒はマイナスです。
実は車の金属部分はマイナスの電気が流れているのでエンジンの金属部分も利用します。
まずバッテリーの配線が繋がってる所を見ると二つある端子のうち赤いキャップが付いていると思います。
これがプラスです。
何も付いていなかったり黒いキャップが付いている場合はマイナスになります。
車種によってプラス・マイナスが左右逆になっている事もありますので右端子・左端子の区分で繋がない様にして下さい。
まずはプラス同士繋ぎますがこの時ケーブルの挟み部分などを車のボディーに触れないように気を付けて下さい。
マイナスの電気がボディーに流れているのでショートしますので慎重にお願いします。
次に救護車のマイナスを繋げますが故障車側は特殊になります。
故障車側はバッテリーのマイナス端子ではなくエンジンなどについているフックか金属部分に繋ぎます。
これをアースと言います。
この繋ぎ方は「生きマイ・死にアース」と覚えればイザと言う時役に立ちます。
何かに書いておきましょう(笑
あとはエンジンをかけますがこの時救護側の車はアクセルを若干踏んでエンジンの回転を上げておくと電気が安定します。
エンジンがかかれば逆の手順でケーブルを外せば終了ですがエンジンがかからない場合、数分間間を置いてから再度行って下さい。
ケーブルに熱を持ち火災などが発生する事がありますし、救護車のバッテリーも2台の車の面倒を見ているので休ませてください。
2回目も同手順で行いますがこれでエンジンがかからない場合はバッテリー上がり以外の理由が考えられるので即座に止めて工場に連絡してください。
他の注意事項として救護するする車は故障車より大きい車で行って下さい。
故障車より小さい車はバッテリーや発電量が少ないので救護する際に相当負担がかかりますのでバッテリー劣化や発電をするオルタネーターと言う部品が破損する事があります。
下手をすると2台分レッカーを呼ぶことになるので必ず助ける車は大きい車でお願いします。
バッテリーはエンジンがかからなくなる位の「完全放電」を繰り返すと寿命やパワーが落ちます。
完全放電を3回やると交換した方がよいですよ。
走行は出来てもパワーが落ちているので雨の日の夜にヒーターやライト、ワイパーなど電装品を大量に使うとぱったりと止まってしまう事があります。
雨の中のバッテリー上がりはつらいですよ。
3度バッテリ上がりをしていたら交換して下さいね。