- ベストアンサー
子宮摘出による排尿障害について教えてくだい。
子宮体癌により子宮摘出による排尿障害について教えてくだい。 母が広汎子宮全摘術(基靭帯切除)の手術の予定なのですが、 排尿障害が起こる可能性が高いとの説明を受けました。 チューブ?などによる自己導尿とはどのようなことなのでしょうか? 一般的で結構ですので、術後(カテーテル除去後)、 良好な経過と、悪い経過とではでのような症状になるのでしょうか? また、自己導尿とは頻度はどの程度で具体的には どのような作業になるのでしょうか? よろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
一般的な解剖図を見てもわかるように、子宮と膀胱は 「くっついている」と言っても良いです。 子宮を摘出する際には、膀胱を子宮から「剥がす」ことになります。 このとき、膀胱の神経を損傷する可能性が高いのです。 子宮摘出に伴う排尿障害は、この膀胱の神経損傷によるものだと 考えてよいです。 膀胱の神経を損傷するので、 膀胱がうまく収縮しないので排尿がうまくできない。 尿意が感じられない。 残尿感が続く。 などの問題が生じます。 人によって、つまり、損傷の程度によって、 障害の内容、程度、期間も異なります。 また、このような神経は、教科書通りの場所にある…… ということはなく、人によって異なると考えた方が良いです。 なので、実際に、手術で開いてみなければ、神経が どのように走っているのかわかりません。 神経損傷を防止するのが難しい理由の一つは、ここにあります。 単純に言ってしまえば、摘出する子宮側に近ければ損傷は重く、 残存させる膀胱側に近ければ損傷は軽微、 ということになります。 自己導尿が必要になるかどうかは、術後の経過を見なければ わかりませんが、頻度は、膀胱に貯まる尿の量に よって決まります。 1回300ミリリットルとして、1日4~5回が目安でしょう。 具体的な方法なども、下記をご参考にしてください。 http://www.dounyou.net/kaisuu.html
お礼
大変参考になります。 本当に有難うごいます。