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別れ際に何と言い(言われ)ましたか?
私は「元気でね」と言いました。そしたら、「そんな事、言わなくてもイイ」と力を込めた言葉で即座に返って来た。その瞬間、「この人、黙って聞き流せばいいのに」と心の中で思いました。私は恋愛に疎いので、その意味が分からず(そんな事、大きなお世話だという反発・強がりor帰らないでくれ,、なのか)、恋愛経験の豊富な友人(女性)に尋ねましたところ、「それは、また来いという意味だ」と言った。更に、アナタだったらドウすると尋ねると「わっと、泣いちゃう」か「抱きついてチューする」との返事。続けて「チューして来な。でも、それが出来るくらいなら、とっくに誰かと結婚しているわ(私は40代後半)」と言った。 彼女は、「もう一回会っておいで」と勧めてくれた。お互いの気持ちがキッパリ決まらないので、どちらかハッキリさせる為に。そうした方がいいのか少し迷っている。そもそも遠距離交際で私は相手の家に住む気がなく、相手も家を2年前に新築していて、その家に住まずに私の家の方に住むのは大きな決断がいる。家はキャッシュで購入しているのでローンは無いけれど・・。だけど、熟年離婚して10年余り経って、寂しくなり過ぎてドウにもならないことは確かです。 男性の方々、アナタならどうしますか?彼女とヨリを戻して彼女の家に行きますか?
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- toshipee
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これで最後にする。 結論を言うと、彼とは添い遂げられない。今寄り添うのは、同じ不幸な境遇をなめ合う「安心」から。 これが一緒に生活して、幸せを作るとなると、二人ではできないことを知る。 幸せって、見本がないと学ばない。俺は妻が親にきちんと怒られてかまわれて愛されて育ってきたから、結婚して後も、その接し方から親とはなんぞや、幸せとは高も簡単なモノであることを学んだ。 悔しかったのは、いくら子どもにしてあげても安心できないこと。「楽しかったか」「幸せか」と聞いてしまう。それが正しくとも、正しいことを経験していなかったら、それは幸せと受け取れない自分を再確認。「当たり前やん」と言ってのける妻と子に愕然。 小学生高学年になったくらいでやっと学んだかな。親が徹底的に間違ってること。子どもは親を好きであること。あれほど何も思っていなかったつもりが、子どもにしてあげればしてあげるほど自分と比べて嫉妬してしまうこと。そして愛されたかっただけだったと哀しくわかること。 ゼロとゼロは足してもゼロ。不幸者同士は幸せを生み出せない。 今の安心は、自分を知っているかもしれない安心なだけ。知っていても、どうすればいいかわからない人種を選んでいるウチは、負のスパイラルから抜け出せない。 離婚した家族の子は離婚を繰り返す。 一緒にいればいるほど、彼はそれに気づくだろう。だから、別れることになる。 残念だが、自分のしがらみを封印するでなく、しっかり見据えて、 腹が立つほどの幸せ者を探すべき。化学変化を経た後、幸せはあなたの心にも宿る。それは、自分の悲しさを認めてからでないと、その後の幸せをかみしめようとしない。
- toshipee
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面倒くさいようで、かわいいところもあるようだから、また返事する。 (1)「正しいことだけで幸せが作られるわけではない。」 違う違う。正論だけで生きると、生活はキリキリする。言ってたことと矛盾すると考えるだろうが、「できないこともあるし、したくないこともある」たまには手を抜き、自分本位になるのも良し、休んだ後ちゃんとするのも良し。ただ、それを相手が許せる範囲でできるかが、男と女のわからないようで、わかってる「夫婦のことは夫婦しかわからない」と言われる所以。ズルい、と微笑ましく思えるところで手を引けるか、境目がわからないか。妻は俺の怒るポイントを知っているようだな。俺も、子どもの教育のことで、暴走する妻が泣くくらいに、言いたいことを「今言わなきゃ」と思ってしたことがあった。泣いても納得しよる「言える」自信があるから、言えたんだけど。 化かし合いは、まだお互いを見切っていない者が言う言葉だ。 (2)「特に離婚していたとしたら、彼は自分も自分第一を知ってる。」 彼は家庭を作れなかった。それは彼の特質だ。恋人と妻はすごく違う。妻の人生背負うか背負わないか、その結果俺の始末をしてもらえるか。妻は視界の中におらずに横にいる。だから、他の女も見えるんだけど、一番そばにいるんだよね。 あくまで勝手なプロファイルだけど、あなた、すごく学歴があって、女の割に稼いでる人じゃない?すんごく、考え方が教科書的で、家庭生活の実感を感じない。親は親していたのかな。仕事第一で家庭観のない父と母の間にいたような気がするよ。正しいことを追い求めて、失敗することが大嫌いに見える。まじめなんだろうけど、相手もずるいところもあって、寂しさを埋めるために「好きだ」なんて本気で思ったように言ってしまうこともあるし、あれほど思ってたのに「やっぱり俺じゃない方がいい」なんて気になってみたり。男って子どもだから、そんなもんだよ。先の方、未来の遠くばっかり見てるから、家のローンの損得はすぐ考えて反応するけど、直近の君のことを考えるのはすこぶる下手というか、意識してしないんだな。その点は男と女は逆だ。
お礼
再々の返信メールを頂き、”ホンマに”嬉しいです。まず、前回メールで誤字してました。「バカし合い」の。 その次、冒頭の「かわいいところもあるようだから」は、新卒から勤めていた公務員時代(今は不自由業)にも先輩から、よく言われてました。「ものをハッキリと言うけど、可愛いところアルで。この子」って。どうも私はそんなキャラのようです。 それから、「女の割に稼いでる人じゃない?」については??? 使えるお金・食べる分があればソレデイイという考え方です。専ら興味があるのは「気の流れをよむ」こと。だから、占いみたいなことが好きです。霊感を高めた方が余程得策だと思っている。最近、ほんの少しだけ、その種の勘が冴えて来た。時々、「ココで止まれ」って感じで耳元でチャイムが鳴る。段々と足の向く方、気の向く方で動けるようになって来ている。 その次は、「家庭生活の実感を感じない。親は親していたのかな。仕事第一で家庭観のない父と母の間にいたような気がするよ。」の段が一番「鋭いな」と感じました。どうして、顔を見てないのに文章だけで分かるのだろう?と。(質問) 私の両親はどちらも私の実の親ですが、そして外見上は「至ってフツウの人」ですが、同じ子供なのに(キョウダイ間で)”分け隔てて”育てた。両親の死後に相談に行った近隣で有名な八卦見のオバサンの表現だと「親が肥料の遣り方を間違えた(役に立たない子の方を可愛がった)」と。私は幼い頃から自分の立場を弁えていました。夫婦仲が悪い時に出来た子だから、他のキョウダイと同じようにしてもらえないと。母が、よく言っていたので。「アンタはコンナ家(同居世帯)を出て行きたい、(生まれたばかりの)兄を連れて離婚したいと思っていた頃に宿った子だ」と。結果として両親からすると「関心の向かない子」になってしまった。 それなのに、社会人になって以降現在まで、愛情不足で育った私の方が親の役・家の役に立っている。父の死後、我が家は先代からの相続問題やらで家庭崩壊した。その3年後に母も死亡した。それから今年で15年目。 私が、彼(26才差)に興味を持ったのは(彼は全く家庭的な雰囲気のある人ではないのでパパ代わりのようには感じてない。求めてないつもり)、家庭崩壊させたパパと家庭崩壊した家の娘の組み合わせだから「共通した寂しさ」を分かり合えるような気がしたからです。 もう一つは、彼が「子供を捨てた親」だと分かった時に、彼の事をパパのようには全然思っていないのに、「子供は幾つになっても、いつまでも親を求めているのに捨てたらアカン」と叱責したこと。思わず涙が零れた。それは、マサシク私が両親に対して「いつも思っていた」気持ちでした。その時、彼は「僕の子供のことで泣いてくれてアリガトウ」と言った。だから、出来れば彼と離れたくなかった。でも、容易く深い関係にはならない。子供が出来るということを恐ろしく厳重に考えている。今もそう。 この交際について、事前に周囲の知人・友人に相談するとは全員が反対した。皆、色んなアドバイスをくれた。「介護結婚になるからヤメろ」とか「男は何才違いでも女としてしかみない。パパ代わりにはなってくれないよ。」とか。 今、一番「当たっていたな」と思うのは「アンタは、情が移ってしまって、よう離れへんようになるから、最初から付き合わない方が良い」と言った30年来の知人の言葉。 唯一、「気になるなら、アナタの方が行ってあげなさい」とアドバイスしてくれたのは日帰りバスツアーが縁で親しくなったオバサン(夫が彼と同年齢という)で、「その年の男性は好きと寂しいは口が裂けても言えませんからね」と言って。 結局、私は彼の家に行くより自分の家の方を取った。離れた所に住んでいた独身の兄が急に亡くなって、家の姓を名乗っている者が私しかいなくなったから、私が今から跡継ぎをする。家が絶えてしまうのは耐え難い。幼い頃の辛抱を考えると家が無くなるというのは「それだったら、何の為にイラン苦労をしたのか」になってしまう。 この前、彼を訪ねたのは状況次第で「私の家に来てくれないか」と言うつもりで。でも、帰れと言われたことと新築2年弱の家なのに内外ともに荒れ放題で”悲惨過ぎて”(半ば予想してたが)言い出せなかった。「もう仕方ない」なと感じて。だから、友人は「私だったら、わぁーと泣いちゃう」と言ったけれど、涙は零れなかった。家が無くなる方が泣いちゃう。 こんな女は扱い難いのでしょうね。
補足
以下の文章をミス:1文字(「は」)を消すのを忘れてました。 事前に周囲の知人・友人に相談すると 「 は 」 全員が反対した
- toshipee
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離婚した人なんでしょ、あなたは初婚なのかな。 正直、質問は面倒くさいことばかりだから、まとめていく。 遠距離を、自分の都合だけで「大事な話だから」と押しかけてくる時点で「失格」冷めてる。だから、「出直してこい」は、彼女としてではなく、ヒトとしての社交辞令的欠落通告。すでに他人行儀。結婚って、相手を思いやらないと、「自分は正しいことをしているからこれでいいんだ」を押し通す人は、家族を作れないからね。正しいことだけで幸せが作られるわけではない。ズルい部分もありーの、はっきりさせないところもありーの。 彼はそれに気づくかどうかを試した。特に離婚していたとしたら、彼は自分も自分第一を知ってる。だから離婚した。それが、相手のことも考えず「大事な話だから来ました」では自分と絶対ぶつかる。 結論的には、補足を読んで「絶対無理」と思った。特に年齢が行ってたら、絶対そう思うはず。「面倒くさい」
お礼
返信をくださり有難うございます。「絶対無理」と言ってくれる人がいて、正直なところスッキリしました。ここ暫く「無理する事はないのだけど・・」と思いながら、彼の客観的状況と最後の表情を思い出すと「もう一度だけ会うべき(知人のアドバイス通りに)」なのかで迷っていたのでね。 ところで、今回の返信メールは所々未婚の私には難解でした。 (1)「正しいことだけで幸せが作られるわけではない。」と(2)「特に離婚していたとしたら、彼は自分も自分第一を知ってる。」の2つ。(1)は「結婚は狸と狐の馬鹿し合い」と聞いたことがありますが、そういう意味かと思いました。(2)は、私から見て彼は「どうしてコンナに自分本位なんだ。どうやって家庭生活を維持させてたんだ。維持なんか出来る訳ない。だから、家庭を守れず家庭崩壊させた(二人の子供は中退して家出したまま音信不通&突然に会社から失踪したまま行方不明)挙句、社会的立場が立派だったにも拘わらず定年前離婚した。もういい加減に超自分本位なのに気が付け」と思っていました。では、そんな男性のどこに魅かれたのかと。彼が発した一言と寂しいと言えないところ。 この度、私が突撃訪問したのは「今の有りのままの生活状況を見て判断したかった」からです。ただそれだけ。確かに、その点は私の自分本位でした。その分と言ったら何ですが、出直せor帰れと言われても受け入れ易かった。「あー、そうですか。じゃー、帰ります。」と。それなのに、家の中に入れてくれたり、何で玄関に舞い戻って来るのよと思いますね。男心は誠に難解です。
- toshipee
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正直だね、彼。別れる相手にいいヒトで終わらせようとするのは、彼のためではなく、あなたが良い気持ちできれいに終わりたかったからだ。だからこそ、彼の言葉にムカついている。彼は言い返すことによって、「もう忘れた方が良い」ことを徹底的にさせて、次の相手を探させようとする。 くさい言い方だが、やっぱり愛ってあげっぱなしのモノなんだね。あげた見返りを求めるヒトは薄い。それは、子どもを愛し育てることと似ているね。待てるから。 俺なら別れた女とヨリは戻さない。もう無理だと確信して別れているはずだからだ。人間本質は変わらないよ。合わない者は一生合わない。 そして、別れ際には絶対きれいな言葉は吐かないし、多くを語らない。「(付き合うのが)イヤになった」それだけだな。
お礼
早速に回答をくださり有難うございます。凄く分かり易く男性心理に触れた意見だったので、もう少し詳しく状況を説明して、再度貴方からの意見を頂けたらと願っています。 最初に彼と話している時、彼に会う為にワザワザ行ったのですが、彼にすると余りにも突然の訪問だったので「(遠距離をワザワザ来たのではなく、どこかに来た)ついでに来たんでしょ」と言って、「近くのホテルで泊まって明日出直して来い」と言ったり「帰れ」と言ったりしました。「どちらが本心なのだろう」と思いながら。これまでもソウいう類の事が度々あった。気位の高い人だから、「常に僕の気持ちを慮って行動しろ」的な発言をする。だから私は度々意味不明で戸惑わされる。今回は、元々彼が一言でも帰れと言ったら「アッサリ」と帰るつもりでいた。家庭の事情が変わって、もう彼の家に住むことは出来なくなったので。だから、私の友人は泣いちゃうと言ったけれど彼の前でも帰路でも涙が零れることは無かった。1週間余り経った頃に「もしかして、帰らないでくれの意味だったのかな」と思った時にポロリと来た。 彼女は「恋愛経験がそこそこある女はソコで演技するけど、アンタは出来ないからね。相手もソウいう女だと分かっていて、そういう行動をするから話が進まなくて。つまり似た者同士。ドッチもドッチ。彼は、まさか言葉通りに帰るとは思わなかったのではないか。」と言った。まさか言葉通りに・・は、以前にも別件で知人に言われた。言った言葉通りに相手が行動したら、もう「ちょっと待った」とは言えないでしょ。彼女が言うには「急に訪問されて部屋の片付けをする時間が欲しかっただけなのだ」と。だけど、散らかっている所を見られても「以前もソウで今更何も隠すことはないなずなのに」としか私は思わなくて。出直せの真意が「ホテル代わりにするな」以外に思いつかなかったです。 彼は「何しに来たの」と言わずに「上がりなさい」と家の中に入れてくれたのだから、アクセルとブレーキの両方を踏むような事(出直せ&帰れ)を言わずに最初から分かり易く言ってくれたらいいのにと思った。何故、どちらか一つをシンプルに言わないのかと彼女に尋ねたら「それが男のプライドなのだろう」と。貴方もそういう風に思われますか?(質問1) 暫く話をしていると、彼が突然「もう用事があるから」とリビングを出て書斎のある二階へと階段を上り出したので、背中に向けて「アナタ、元気でね」と発した。彼は反応する事無く、そのまま上がって行った。心の中で「これで今生の別れだ」と思った。そして、私は玄関の方へ進んで、靴を履いて玄関先に置いていた荷物を持ち上げようと振り向いた丁度その時に彼が戻って来た。これにはホント驚いた。気性の激しいところのある彼らしく「これでもかとダメ押し」をしに来た感じがした。それとも、私がサッサと帰らずに勝手に他の部屋を探索したりしてないか様子を確認する為に戻って来たと思った。だけど、顔は非常に寂しそうだった。それで、何と言っていいか分からないままに、また「元気でね」と出てしまった。そしたら、彼が「そんな事、言わなくていい」と言ったという訳です。 何故ワザワザ彼は戻って来たのかと思う?と彼女に尋ねると「それは、また来いという意味だ」と。貴方もソウ思われますか? (質問2)それとも状況説明が足りなかった時にくださった今回の回答と何も変わりませんか? 「ヨリを戻そうとは思わない」と。?(質問3) 以上3点。是非、貴方の意見を聞いてみたいですので、また回答をくださいますように宜しくお願いします。
お礼
こんにちは、toshipeeさん また、返信をくださり有難うございます。 貴方の文章は難解です。どうしても直ぐに反応したくなります。ASKしたくなります。 「(1)子どもにしてあげればしてあげるほど自分と比べて嫉妬してしまうこと。(2)そして愛されたかっただけだったと哀しくわかること。(3)ゼロとゼロは足してもゼロ。不幸者同士は幸せを生み出せない。」 結論は(3)です。貴方の見立てもミナミの母(大阪で著名な占い師)と同じようです。「この人と一緒になっても幸せになれません。情を求めても通じません。自分だけの人。どうしようもない人です。誰も彼の面倒を見れません。」 (1)は、子供代わりの犬に対して同様の感情を抱いている。(犬を飼った時の私の年齢と私を産んだ時の母の年齢は同じだった。余計に色々思う。) (2)は、犬を飼ってから分かった。犬が散歩やお出掛け(車や電車)から帰宅する時、家が近付くと嬉しそうな表情になる。それは、私からソウ見えるだけでなくて。駐車場で隣同士のオバサンから車から降りた瞬間に「ワンチャン、家に着くのが嬉しいそうね」と声を掛けられて、「ヤッパリそうなんだ。家に帰ることがコンナにも嬉しい事なのか」と驚いた。それ以来、犬が羨ましい。私が秘かに期待していた(自分の子供が可愛くない親なんていないはずだ)だけだと判明して心底悔しかった。私は家に帰ることが嬉しいなんて思ったことは一度もない。仕方なく寝床に帰っているだけ。邪魔者なのに置いてもらっているだけ。 私は犬が喜ぶことが嬉しい。いつもドウやったら犬が喜ぶかを考えている。食べ物・着る物・お出掛けetc。13才になった今もそう。私の親はドウしてソウしてくれなかったのか? 別れようと思っていた時にデキタ子だから(中絶すると将来体をこわすから、産んで誰かにあげるつもりだったらしい。ひ弱な子で貰い手が無かった)最初から愛着ナシ。 「イラン子の世話には一切ならない」と言い切った母親の世話を一生懸命にした。「オマエを産んで良かった」と言ってもらいたい為に。たったその一言を期待して。周囲はヤメロと言った。「親の方から縁を切った。そんな親の世話なんかする必要ない。そんな事を言ってくれる親なら、もうとっくに(父の死亡直後に交通事故に遭って快復した時に)言っている」と。結果は、彼らの言った通りになった。とんでもない毒言を吐いた後に(私は「もうこれで終わりだな」と心の中で思った)1週間で死んだ。体は頗る元気だったのに。どうして「お母さん、悪かったな」と、その一言を言ってくれなかったのか。 そして、兄もまた「お兄ちゃん、悪かったな。長男や・跡継ぎやって言って、何もせんと」と言わなかったのか。 私は母に対しても兄に対しても最後まで何度も何度も投降を呼び掛けたのに。二人とも振り切って、挙句の果て「自滅」した。 そして、今回もまたソウだ。彼は私の愛の手、呼び掛けを振り切った。その先は「自滅しかない」のに。何故、私の周りは次々と自滅するんだと思う。 アナタの言う通り、これが負のスパイラルということなのだろう。 アナタは幸せ育ちの人をパートナーに選んだ。私は「それは相手に悪いな」と思ってしまう。心が不機嫌な者同士の方が気楽だろうと思う。昨年、可愛がられていた兄の方が亡くなって増々不機嫌モードになっている。「精神衛生状態が悪くなって、って甘ったれるな。コッチの方は、お腹にいる時から精神衛生状態が悪いわ。妹の待遇の悪さを分かっていて何故そんな事をするのかと怒りでイッパイ。何故、親が生まれて来た事を喜んでくれた子の方が死ぬんだ!!と。 私は今でも実家(相続問題で空家にしている)の手入れに行っている。肉体的にシンドイ作業だ。相続人は多数いるけれど、誰も自主的にしようとしない。それでいて放棄しない面々。いつも「これでもイラン子か」という気持ちで黙々とやっている。怒りのエネルギーを充満させながら。並のノコギリ一本で太い木(ノコギリの幅の倍以上の太さ)を次々と切り落としたり、背丈以上に伸びた草を引いたり。お隣の”マスオさん”は「僕ら男でも、ようせんわ」と言ってた。一段落して、気分転換に会いに行った。 当初、彼の不機嫌ムードに「付いていけないわ」と思っていたが、私も一緒(あの時、こうして遣っていれば良かったが常に心の奥底にある人に特有の不機嫌さ)になってしまった。 彼に兄が亡くなった事や、不機嫌さが分かるようになったとは言えなかった。 こうして、お話をしてくださったことを感謝しています。