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ヴィンテージLEVISの鑑定
- ヴィンテージLEVISの鑑定をお願いします。購入したジーンズの特徴や状態について詳しく説明しています。
- ジーンズのトップボタンにはLEVIS STRAUSS&CO SFCALの裏刻印があり、サビもあります。フライボタンにもサビがあり、Rの左側の足が長いです。ウエストサイズは29で、Vステッチやコインポケットセルビッジはありません。隠しリベットにもサビがあり、赤耳や後ろベルトループのずれもあります。紙パッチがわずかについており、赤タブは(R)のみでLEVISの表記はありません。洗濯表記もありません。
- このジーンズはヴィンテージのLEVISで、トップボタンやフライボタンにはサビがあります。また、ウエストサイズは29で、Vステッチやセルビッジ、洗濯表記もありません。隠しリベットにもサビがあり、後ろベルトループのずれや紙パッチのついている部分など、状態にはいくつかの問題があります。赤タブには(R)の記載があり、LEVISの表記はありません。
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質問者が選んだベストアンサー
こんばんは。 ご質問のディテールの内容から判断すると、おそらくオリジナルの「503BXX」だろうと思います。 503Bは501の「ユースモデル」という位置付けなので、ウエストのサイズが「29まで」しかありません。 なので、その分フライボタンの数も一般のメンズの物よりも少ないというわけです。 ウエストが27はフライボタンが2つ、28と29はボタンは3つになります。 ちなみに、この503Bとほぼ同じ仕様でフロントがジッパーになったモデルがオリジナルの「504ZXX」です。 こちらも(オリジナルであれば)ウエストサイズはやはり29までということになります。 年代についてですが、個人的には大体「50年代後期~60年代後期(66モデル登場の直前まで)」というのが妥当な感じがしますね。 フロントのVステッチもそうですが、今回のデニムはフライボタンがいわゆる「足長R」というタイプですよね。 「足長R」のボタンが使われるようになったのは「紙パッチ」が登場した50年代中期から、というのが一般的です。 これ以前の「革パッチ」のモデルのボタンは足長ではない「普通の」タイプですから、パッチが付いていないヴィンテージ品の年代を判別する場合にこれを知っておくと便利です。 ベルトループも「オフセット」で付いているようなので、この辺からトータルで判断すると古ければ50年代後期、そこから60年代後期くらいまでという感じでしょう。 ただ、個人的にちょっと「?」と思う部分も数点あるんです。 まずは、コインポケットに「セルビッジ(赤ミミ)が無い」というところ。 年代がほぼ合っているとすればディテール的には当然ここもミミ付きじゃないと・・と思っているんですが。 それと赤タブが「Rのみ」という部分です。 これはいわゆる「ブランクタグ」というやつですが、私自身は70年代以前の物でこの「ブランクタグ」のヴィンテージ品を見たことがありません。 私がよく行く馴染みの古着屋のオーナーや知り合いなどからは「オリジナル品で60年代のブランクタグがあるんだって」という話を聞いたことはありますが、何分その現物を見たことがないのでこのタグの真偽については謎ですね。 まぁ1つの可能性として前のオーナーがリペアなどの名目でタグだけ「後付けした」「交換した」というのも考えられなくはないですが、その付け換えたタブがRのみのブランクタブだった・・というのも話が出来過ぎているような気がします。 タブの画像などを載せていただけたらその辺も多少は分かるような気がしますが、逆を言えば今回のこのモデルが「全てオリジナルだった」とすれば同年代の501などよりもはるかに「稀少性が高い」ということだと思いますね。 生地その物に特にダメージも無く普通に穿けるということであればどうか大事にしてやってください。 (そもそもオリジナルの503Bが穿けること自体が羨ましいですが) 長々と失礼しました。 古着屋などの専門職の人間ではないのでその辺はご了承ください。 追加のご質問や回答の中に間違いなどがあった場合には補足などで遠慮なくご指摘ください。
お礼
おおおおお!!! すっごくくわしいんですね!本当にありがとうございます◎ ブランクタブはレーヨン素材みたいで丸まっていて、めくるとRが逆さまになっていました。 ぼくベルトが嫌いなのでいつもパツパツではいてます笑 長文で詳しく書いて頂いて、質問してよかったです。むっちゃ嬉しいです! ということでベストアンサーにいたします!ありがとうございました!!!