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水銀の皮膚吸収による健康被害について

体温計を破損して水銀が飛び散ってしまいました。 取りのぞけるものは除去したつもりですが、靴の中にも飛び散ったみたいです。 靴の中を全部取り切るのは、隙間など細かいところは構造的にむずかしそうです。 わずかな量とはいえ気になります。 このまま靴を履いたら皮膚から水銀が吸収されて健康に害がありますか? 放っておいたらそのうち蒸発してなくなってくれますか?

みんなの回答

回答No.3

ご存じのように水銀は非常に表面張力が強いので布や和紙の上でも球状を保ちます。布に染み込むことはありません。たとえ水銀粒が靴の内部の皮と皮の間に紛れ込んだとしても、皮に染み込むことは無く、風通しの良いところに置いておけば、蒸発しますのでご安心ください。

starmaker77
質問者

お礼

神経質になっていましたが、安心いたしました。 懇切丁寧に教えてくださってありがとうございます。

回答No.2

>風通しよくしたら全て蒸発してくれる位すばやく消えてくれるものなのでしょうか? 靴の中に入った水銀の量は非常に少ないと思われます。体温計に使われている全水銀量でも1~2gだからです。本来なら丸1日もあれば十分蒸発すると思いますが、安全を見越して「数日」とお答えしています。もし、飛び散った水銀の一部が残っているなら、その水銀粒と一緒に並べておけば、蒸発したかどうかの目安として使用できます。また1で回答したように、皮膚からの水銀吸収は極微々たるものなのです。そのため、余談でお話ししたように、かつては広く水銀を含む「赤チン」が使用されていました。本当は今でも全然問題の無い薬品なのですが、価格が安くて儲からない上に、マイナスイメージを持たれてはたまらないということで、製薬会社は「赤チン」から手を引きました。

starmaker77
質問者

補足

少量であれば数日で蒸発して消えてくれるのですね。 重ねての質問をさせて頂いて誠にすみませんが、もうひとつお教えくださいませんでしょうか? 水銀は、床などに落ちた場合表面張力で玉のような形状になっています。 そこで疑問なんですが、紙や布、床の木材などに吸収されてしまって取り出せない(蒸発していかない)っていう事はないのでしょうか? 水などのようにしみこんでいかないのか疑問なのです。 何度も質問してすみません。

回答No.1

>このまま靴を履いたら皮膚から水銀が吸収されて健康に害がありますか? 人体が水銀をもっとも吸収するのは呼気、つまり肺からです。皮膚だと吸収されることがある程度になります。分量も少なそうなので、大きな問題はないと思いますが、気持ちの悪いものは避けるに越したことはありません。 >放っておいたらそのうち蒸発してなくなってくれますか? 幸い、水銀は摂氏20度以上で蒸発しますので、今の季節なら風通しの良い場所に数日放置してはいかがでしょうか。 余談です: 昔通称「赤チン」と呼ばれ、マーキュロクロム液という傷に塗る家庭常備薬があり、広く製薬各社から発売されていました。水銀を含む水溶液ですが、皮膚からその水銀が吸収されることはほとんどないと言われていました。しかし水俣病他、水銀関係の害が取りざたされるようになり、安くてよく効く便利な薬でしたが、製造各社はイメージの悪化を恐れてすべて製造を打ち切りました。しかし発展途上国では製造が簡単で、よく効く安い薬として、今でも広く使用されているそうです。

starmaker77
質問者

お礼

量から考えても必要以上に警戒する必要はないのですね。 赤チンは最近みかけなくなったと思っていましたが、そうした経緯があるのですね。 ご説明ありがとうございます。

starmaker77
質問者

補足

余談も加えて詳しく教えてくださりありがとうございます。 追加で伺いたいのですが、 摂氏20度以上で蒸発する、ということなのですが数日程度 風通しよくしたら全て蒸発してくれる位すばやく消えてくれるものなのでしょうか?

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