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築25年の60坪の鉄筋の曳家について教えて下さい。

築25年の2階建60坪の鉄筋の家があるのですが、北は空いているのに南側が極端に狭くなるため、予算にあえば、3~5m北側に曳家ができればと思っています。費用と、それによる問題点、危険性などを教えて頂けますでしょうか? 費用は、業者により1000万というところと2000万というところがあり、どういうところに頼んだら良いのかわかりません。お詳しい方いらっしゃいましたら教えて頂けると幸いです。

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回答No.2

鉄筋コンクリートの家の曳家は実例を知りませんが、木造よりも重量が嵩むのでジャッキの数やらレールの本数なども増えて、費用も高くなりますし、また壁面にクラックが入った場合、木造の漆喰ならば補修も簡単ですが、コンクリート壁のクラックは表面を取り繕うしかできないので、耐震性の低下が心配です。 しかし、費用や耐震性低下以前の問題として、「3~5メートル北側」に移動するってのは困難ですね。 家を持ちあげた後、下にある基礎を取り壊し、3-5メートル北側に穴掘って、新しい基礎を造るのも半分は家の下で作業するわけですからね。 北側に20メートルならば、現在の基礎を壊す前に新しい基礎工事に着手して、基礎工事完了後に曳家ができるので、此方の方が現実的ですね。 現在築25年ですから、あと25年ぐらい現在の場所のまま使って、築50年で解体するのが一番ではないでしょうか。 もし、今後25年以内に南側の土地が売りに出ることがあり、希望値が2000-3000万円なら買い取って庭にするのも良いと思います。このカネは「死に金」にはなりませんので、お勧めです。

willcalva
質問者

お礼

築50年で解体、25年以内に南側の土地を買い取って庭にするのも良い、このカネは「死に金」にはならない、とのこと、大変参考になりました。No.1,No.2の方々の適切なadviceのお陰で、このまま使おうと思いました。どうもありがとうございました。

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  • nsan007
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回答No.1

:建築士ですが、まだ学生だったころに親戚の木造の家を水害から守るためにと持ち上げて基礎を高くする家を観に行った事があります。 家を持ち上げるために壁の一部を壊してロープで家中を固めてジャッキで持ち上げて基礎工事をして戻しましたが、壁は壊したところでだけなくねあちこちがはがれてきて塗り直し、配管のやり代え、内装も壁は殆どやり代えでかなりの費用が要りましたが、完成後も数年で隙間やひび割れが増加してどうにもならずに結局建て替えて新しくされました。 家上げに多大な費用を使ってしまって、結局小さな安い家しかできなかったと嘆く事しきりでした。 お宅の場合は鉄筋ですからもっと大変です。 重量は木造の何倍ですし、主な柱の基礎は驚かれるくらい大きいと思いますし、その下に杭でも打っているなら、移動先に杭を打ちなおす必要が有ります。 当然移動先に基礎部分の掘方をして突き固めて捨てコンクリートを打った上に載せるでしょうが、移動中にひび割れが発生する可能性大きいと、と言うより無しではすまないと思います。 移動先の捨コンの上に基礎を置いて埋め戻していくら突き固めても。数年後には部分的な沈下やひび割れの増加などは予想されます。 鉄筋コンクリートで60坪で1000万円なんて安すぎます。 おそらく家曳家さんの見積もりと思われますが、配管の移設や内外装の仕上げのやり代え費用は含まれていないのではないでししょうか? 実際にはそれらを含めた見積もりをしてもらっても、やり出すと思わぬ費用がかかる場合も多いですし、私の予想では3000万円を下る事はないように思います。 そこまでかけても、使い勝手が良くなるわけでも、広くなるわけでも有りません。 見かけは少し綺麗になるかもしれませんが、そのリフォームだけなら数百万円で十分できます。 最近家曳業者が殆ど無くなってきたのは、高いお金までかけてやる人が居ななったからです。 重要文化財などの値打ちのあるもでお金がかかっても仕方がないもの以外は、もう少しかけて撤去して、新しくて使いやすくて耐震性も良くなる新築を考えられる方が利口だと思います。

willcalva
質問者

お礼

鉄筋コンクリートで60坪で1000万円なんて安すぎ、やり出すと思わぬ費用がかかる場合も多い、予想では3000万円を下る事はない、最近家曳業者が殆ど無くなってきたのは高いお金までかけてやる人が居ななったから、などのお言葉は、大変説得力のあるものでした。よくわかりました。ご丁寧に本当にありがとうございました。

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