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サッカーの戦術や見解について
- サッカーの戦術や見解について教えてください!
- イタリアサッカーは守備的だとか、南米は個人技だとか、スペインが最も完成に近い組織だとか、いろいろ意見がありますが、どういう事でしょう?根拠は?試合を見た感じですか?
- スペインが完成に近い組織なのは、個々のスキルもレベル高いし、殆どバルサだしチームプレーのサッカーだと当然の結果だと思います。また、ブラジルやアルゼンチンも組織サッカーを一切やらないわけではないと考えています。ドイツが安定して結果を残しているのはバランスの取り方が上手いからです。そして、各国の強豪同士の相性なども興味深いと思います。次にこういう視点で試合を見られるようになると、また新たな楽しさが増えると感じます。
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南米のチームが個人技主体で ヨーロッパのチームが組織主体と いうのは サッカーを覚えた環境に由来しています 南米ではストリートサッカーで 遊びでサッカーを覚えます ヨーロッパはクラブチームの下部組織に年代別のチームがあってクラブで教わります すると南米は個人技が発展して ヨーロッパは組織が発展するのです 今は南米チームにもクラブチームの下部組織が充実しているので組織も勉強しますし ヨーロッパチームでも個人技の練習は大切な要素なのでお互いが融合してきました アフリカは個人技主体で アジアは組織主体なのですが アジアが組織主体というのは南米と意味が少し違って個人技では勝負できないからです 個人技と組織は大切な要素で 個人技にたけた選手へは二人がかりで対応するなど 組織力を発揮して常に鎮圧します 例えばメッシにボールがわたると 手に負えないのですが ボールがわたるとです 従ってメッシに マンマークがつくのはもちろんですが メッシにパスをしようとする選手に対してパスコースをふさいでしまうとか メッシへのパスをカットするためにメッシへのパスコースにひとり立たせるとか そういう組織的な対応でメッシを無力化させるのです それが組織力ですが 他方、組織の一員が相手の個人技により突破されれば守備陣は守備体系をかえないと ならないので 守備陣形を崩すことにもなり 個人技と組織力はサッカーの両輪です なおドリブル突破で相手を抜きさるのは見ているものを魅了しますが 時によっては よくないプレーになります 相手を崩すとは 例えば右や左に ボールをまわせば相手の守備陣形は立ち位置が変わります すばやくやれば そこにスペースができるし マークもはずせます その時のラストパスがとおれば ビッグチャンスです ところがドリブル突破は時間をかけたプレーなので 相手の守備陣形の立ち位置を変更できず相手に守備陣形の修正時間を与えてしまうだけになります 一方でそれがゴールに近いとこなら逆に抜かれた選手が守備陣にとって戦力外になるためその突破をくいとめるために他の選手が対応すると その選手はもともとマークしていた選手をフリーに させることになり守備陣に混乱を与えることになります その意味で よいドリブルと 悪いドリブルが 存在します 場合によっては パスをまわした 方がよい選択 なのです 一応、これで 質問にはお答えしたと思います いろんな戦術を記載しましたが なにか質問があれば補足にいれてください
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- nacci2014
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サッカーにはそれぞれの国に個性があります。その国の国民性を反映するといっても過言ではありません ひとつずつ説明しますね ◎ブラジル 勝つことを宿命づけられたサッカー王国で国民は得点と攻撃性を期待します。たとえ優勝しても守備的では評価されません。アメリカワールドカップは優勝し スペインワールドカップは二次リーグ敗退しましたが国民の評価が高いのはスペインワールドカップの方でこちらには黄金のカルテットと呼ばれるジーコ、ソクラテス、ファルカン、トニーニョセレゾという四人のゲームメイカーが連動して魅惑的なサッカーをみせました。ブラジルでは国民全員が監督と言われ、サッカーのプロ選手になれなかった人が普通の仕事につくといわれ、国民は常に圧倒的な強さを求めます 1対0は不満で 5対0あるいは それ以上を求めます それがゆえに敗戦したこともあります。スペインワールドカップのイタリア戦 前述のような魅力的な中盤を誇りイタリアを圧倒し 先制しますが おいつかれ 引き離しますが 再度おいつかれ 最後は逆に 決勝点を奪われました 二度もリードしたのに守りに入らずさらなる追加点を狙ったブラジルらしさが敗戦した理由です ちなみにこの時のイタリアの三得点はロッシという選手があげていますがブラジルでは ロッシは禁句です 攻撃的な選手にタレントはたくさんいますが攻撃だけでなく守備力も私兼ね備えていて特にサイドバックはオールラウンドな能力を求められるところから人気が高いです。 チームのエースには背番号(10)をつけます ペレ、リベリーノ、ジーコ、ロナウドなどがつけました。 ブラジル選手の名前は長いのです。名前に父母の名前の一部や祖父の名前をつけていて 名前が戸籍になっています そのために選手はニックネームで呼ばれているのです。 ブラジルのサッカー選手は大変です。全国リーグの他に州リーグがあってさらにカップ戦やリベルタドーレス杯という南米一を決めるクラブ選手権などがあります。プロチームは各州に100チーム近くあり全国だと相当になります。ただし州リーグが全国リーグの予選ではありません。独立したリーグでそれぞれJリーグなみの34試合ぐらいをこなします。そんなサッカーがまさに生活の一部になっている国ではサッカー観戦のために休みをとるサポーターがおおぜいいます。これが王国の強みで生半可では勝てません。ちなみにブラジルはブラジル国内での国際試合は私の記憶が正しければアルゼンチンワールドカップ前のテストマッチでオランダに負けて以来敗北がありません。そんなブラジル代表とJリーグ創設前の日本代表がブラジルで対戦したことがあるのですがキーパーの森下が神懸かり的なセーブをみせ負けましたが0対1であったことは圧倒的な勝利を求めるブラジルとしては恥なことでした
お礼
ご回答心より感謝致します! まさかこんなにまで求めていた内容が聞けるとは…。 僕が教えて欲しかったのはまさにこういう内容です! 投稿文を書きながら、部分的に聞きたいわけでは無いので、 答えはかなりの長文になっちゃう…。と思ったので、 恐らく回答はURLの貼り付けで参考情報などの紹介になる だろうと予想していたんです。 nacci2014さんが回答していただいた内容は本を読んでる ようでとても分かりやすく、最高です!
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お礼
nacci2014さん!感謝です! 僕は読解力の無い方なのですが、それでもとても分かりやすかったです! 特に各国の歴史や実際のシーンなどを挟んでご説明いただいたところが 更に頭で描けて楽しく読み進めました! 今なら試合前に出てくるフォーメーションを見て指揮官の思惑などを 汲み取れそうな気がします! CL決勝最高でしたね! nacci2014さんの解説を隣で聞きながら見れたら更に深かったと思います! 今回の試合で言うと、レアルがあれだけ抑えられていたのは何が効いていた からなのかが僕はまだ見て取れないレベルで、そういうのを試合進行中でも 見て気付くようになりたいです! きっとこの質問はこの先何度も読み返します! ご回答いただいた内容を元に、またいろいろ試合を見ていきたいと思います! nacci2014さんの回答のおかげでもうWCが待ちきれません。 開催までにDVDでも借りてこれまでのを見たいと思います! ご回答いただき、本当にありがとうございました!