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労働基準法は机上の空論
現在、労働基準法について勉強をしているものですが、勉強を進めれば進めるほど、この法律の存在価値があってないようなものに思えてきます。 一応、憲法上の建前として労働者を守るべくできた根拠法みたいな感じはするのですが、この法律をくそ真面目に全部守っている企業っていったいいくつあるんだろうって思います。 というのも、結局労働者が自ら労働基準監督所に出向いて訴えるというのは事実上到底不可能であるし、労働基準監督署も会社の体質を変更する権限はほとんど持ち合わせておらず、「必要な助言又は指導」なんて易しい言いかたなんて優しい言い方しかできないのだから。 結局は資本主義における企業間競争、利益の追求を妨げるわけにはいかず、建前としての法律としか体をなしていないのでしょうか。 この先、労働基準法が各企業に遵守されるべく厳しくなることはあるのでしょうか。 質問が明瞭ではありませんが、私の個人的な意見に率直に答えて頂けたら幸いです。 よろしくお願いします。
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お礼
有難うございます。 道路交通法になぞらえるのは分かりやすいですね。 ただ、労基法を違反するのは確信的に利益追求のためにするのであって、逆にいえば、人件費削減のために已む無く36協定を違反しているということでしょう。 サービス残業をなくせば新たの雇用が創出され雇用情勢が改善されると主張する政党がありますが、仮にそれを厳格に実現させれば、人件費の増大で企業業績が悪化し、景気にも悪影響を与えることになり結局倒産やリストラが頻発して雇用情勢が改善されないだろうと思います。 ならば、労基法の違反を必要悪として目をつぶるしかないのかもしれません。