尖閣問題

質問

「自民訪中団に面会した中国側の代表が、尖閣での係争を認めよ、と主張」と報道されています。「日本は領土問題は存在しないと考えているが、中国がそれに文句をつけて勝手な主張をしていることは認識している」と言うことぐらいは言ったらよいと思うのですが、係争があることを認めると、その後何が予想されるのでしょうか？

回答No.7

WW-A · ベストアンサー

「領土紛争」の存在を認めれば、中国側の主張に一部分以上の正当性があることを日本が認めることになります。
それ以後両国はその領土紛争について、平和的には「外交交渉」が、軍事的には「武力衝突」が、始まることになります。
しかし「領土紛争」の存在を日本側が認めなければ、中国側は日本に「難癖」を付けてる範囲にとどまり、中国側が一方的に「領海侵入・権益侵害」をしていることになります。

この場合、日本には憲法9条が有りますから、「領土紛争」の存在を認めてしまうと、中国の武力攻撃に対する備えが憲法違反になる可能性が出てきます。「領土紛争」こそが憲法9条で述べられている「国際紛争」そのものなのですね。

憲法9条　国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、「国際紛争」を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

また同盟国たる米国も、中国の言い分に部分的にも正当性があるとされれば、中国の尖閣への武力侵略に対する軍事出動の大義名分が損なわれます。
ただしこの点も鑑みて米国は、「日本の施政権下にある尖閣諸島は日米安保義務の範囲に含まれる」として、尖閣諸島の領有権の正当性には関係なく、尖閣諸島を守ると宣言してます。

以上、日本の側としては尖閣諸島について領土紛争の存在を認めない方が圧倒的に有利なのです。
時折「領土紛争の存在を認めよう」と言う要人も出てきますが、言ってる意味が分かってないか、或いは極度の親中派なんでしょうね。

お礼

有難うございました。厄介な隣人を抱えたものです。

回答No.6

ｘｘ ｘ（@hateha2_goo）

世界は、人類滅亡を可能とする核兵器を所有する５大国のリードによる国連、その国連に集う国々という構図になるとおもいますが、第二次大戦後、現在の線引きとしたのも、大戦の勝者、５大国の駆け引きであることは言うまでもない。
その５大国も、政治理念が違うものであり、それにより、世界は、資本主義を母体とするものと、社会全体を母体とするもの、未だ民主化政治選挙出来ずに下克上_騒乱紛争を繰り返す国々と大別なるのではないでしょうか。
　日本も、戦後、アメリカ主導にて、改革する以前は、下克上、地域地域に封建武士そして人々を徴兵する輩が置かれていたわけですが、今は無い。　日本の歴史も、中国の大陸体制その集兵力を見ながら進行したものと見えますが、現在は冊封主義冊封国家とはなってはいない。
　ではありますが、過去の不正な近隣暴力体制、勃興しては衰退、その度に新興勢力を討伐＆中央打倒天下布武、それらの残した 線引き など ミイラ取りのミイラ である。
世界の イデオロギー紛争からの、けりを点けるべきではないでしょうか。　世界のイデオロギーは、銀行金利からの赤字蓄積を余儀なくされ世界恐慌社会恐慌に向かう資本主義と、世界恐慌社会恐慌は回避できるが資本主義相手に軍備増強を余儀なくされる社会主義、こうなるのではないでしょうか。　５大国にて、そのイデオロギーの失敗なき融合、それが、世界の対策となるのではないでしょうか。
人々の犠牲を強い、軍事的に失敗し続けてきたのは、歴史そのず～っと昔からであり、その解消困難と見える件案は今も続く。　むかしのようなものが、むかしの暴力から現在の策を知ることは無理である。現在の策は、世界平和に決まっている。　５大国の首脳が、どのような解決策を見つけることが出来るのか？　日本は、アメリカの治安となっている。

回答No.5

nishikasai

ハーグに行けば日本は過去に於いて国民が住んでいた実績があるし、現在も実効支配しているので日本の勝ちは７～８割ありますが、中国寄りの島を一つくらい取られる可能性はあります。中国の主張にも頷ける点はあります。以下列挙します。

１．中国が言うには尖閣を最初に見付けたのは中国人だそうです。中国の漁師が、そのあたりで漁をしていたそうです。

２．日本が領有宣言をしたのは日清戦争で日本がほぼ勝利を手中にしていた時期です。国そのものがピンチで本土を乗っ取られそうになっていたときに無人島なんかどうだって良かったのです。抗議なんてしている場合ではなかったのです。しかし平和な世の中になって、石油が海底に眠っているという話が出てきたので領有権を主張し出すのは中国人の性格を考えれば当然でしょう。

中国は歴史問題をそこにからめましたので話がややこしくなりました。「日本帝国主義の横暴に屈してはならない」という大義名分ができてしまったのです。
こうなると中国も引き下がれません。
ハーグで決着をつけるのが一番良いのですが、中国は「日本人は白人たちに評判がいいので中国は不利だ」と思っているので出て来ません。
日本としても裁判所では有利ではありますが、相手があの中国ではおとなしく引きさがるかどうかわかりません。
「こちらが負ければ受け入れるけど、中国が負ければ中国側は受け入れない」
これでは裁判もうっかりできません。

さりとて今の状態では日本が尖閣に上陸して施設を作ることはできないです。せいぜい海上パトロールを続けることしかないでしょう。
中国が東シナ海で掘っているガス田は採算がとれない埋蔵量だそうです。尖閣の海もまあ似たようなものでしょう。そんなに必死になるような埋蔵量ではありません。
そんな小さな島のせいで日本は睨み合いの状態を続けるのは損だと思います。

私の意見は、棚上げです。
米国が尖閣を守ると言ってくれ、日本が有利な状況になりました。
今なら恩を売る形で中国と和睦できます。
棚上げは１０年程度でもいいし、５０年くらいの長期でもいいです。
中国人は決して反日ではありません。政府が睨み合っているだけです。そこは韓国人と全然違います。日本が尖閣で譲歩すればウィンウィンの関係をすぐ作れます。

近いうち、ロシアとも二島返還で平和条約を締結し、反日国家、韓国を包囲します。
韓国は中国が頼りの反日国ですから包囲されれば、これまでの反日を取り下げ和睦を乞いに来ます。

日本は広い心で韓国の数々の非礼を水に流し、これまた和睦します。
斯くして日本は本当に世界から尊敬される平和国家となります。

回答No.4

dragon-man

道に１万円札を落としたとします。落としたことに気が付いて拾おうとしたら、後ろから来た男がそれは俺のものだ（俺の核心的利益だ）と言ったとします。そこであなたがこの１万円札は確かに私のものだと主張します。そうしたら相手の男が「そんなことは認められん。この１万円札は自分が落としたものだ。勝手に拾ったらただじゃおかんぞ」と凄みます。今はまさしくこの状態です。

次の日相手の男の家の前を通りがかったら、「あの１万円札は、とりあえずどちらのものかは分からないと言うことにしよう」と言ってきました。そうしたらとりあえず手は出さないと。だけどアンタも拾ってはダメだと。つまり係争中と言うことにしようと言うのです。そうしたらとりあえずアンタとは喧嘩はしないと。仲良くすると。これが自民訪中団とのやり取りです。

予想も何もありません。こちらがちょっとでも気を緩めたら、勝手に拾って猫ばばするに決まっています。火を見るより明らかです。子供だましです。まさか自民訪中団がそんな馬鹿な話を聞くはずはないと思いますが、同じ党の河野とか言う官房長官がその馬鹿をやった前例があります。従軍慰安婦を認めたら、反日をやめると韓国に言われて、それならとありもしない従軍慰安婦を認めて謝罪した河野談話のことです。今では女大統領が先頭に立って、従軍慰安婦を世界中に吹聴して歩いています。嘘が真実になってしまいました。綸言汗の如しと言って、もう後戻りは出来ません。それと同じになるでしょう。自民にも民主にも馬鹿な政治家は沢山いますから。
日本国民も苦労しますね。上が馬鹿だと。

回答No.3

gouzig

中国がいう「尖閣での係争を認めよ」とは国同士の対等な係争にしたいということですね。
一方の日本は「日本の領土である尖閣に、一方的に中国が違法に入り込んでいる」という主張です。
中国の魂胆は国際的な調停に持ち込んで、付近の漁業権や海底資源の採掘権を得ようということです。
見え透いているが、これを恥ずかしいと思わないのが漢民族ということです。
日本は中国を紳士だと思ってはいけませんね。

回答No.2

noname#198653

客観的に見て、1970年以降に、それ以前の歴史を改竄して領土主張しても通じないことは普通に考えてこれはあたりまえではないでしょうか？タイムマシンを発明して歴史変えるにしても１００人程度ではなかなか無理でしょうし中国の主張には無理があります。

そんな状況で変化はないでしょうし、変化があるとしたら逆に問題になります。領土ってなんや？みたいなもんです。

回答No.1

aki567

結局のところ、竹島の問題と似たような側面があります。似ていると言うのは、当事者の国の事だけですよ。事実は異なりますが。竹島は日本の領土なのを韓国が不法占拠している。で、日本側は国際司法裁判所に提訴する。でも韓国は領土問題は存在しないと言っているのです。これは余談ですが。尖閣の問題は明らかに日本の領土であるのは明白なので（過去には中国自体もそう認めていました。けれど、資源があると判って急に国境線の書き換えを行った経緯があります。このあたりは竹島と同じです。）領土問題は存在しないのです。係争があると認める事は、白黒はっきりしない。だからはっきりさせたいと言うことなのですね。灰色だと言う事です。でも、灰色ではないから何も相手にする事は無い訳です。しかし、竹島問題は、本来日本の領土を李政権の時に勝手に国境線を線引きされ、不法に占拠された。と言うところで、尖閣と異なっています。だけど、韓国は自国の領土だと言うのが明白だと言う事で、提訴に応じない訳です。本質は両者異なりますが、当事国にするとそう言う論理になるのでしょうね。