さぞかし心配の事と思います。1度房室ブロックとは、不整脈の一種なのですがまずこの不整脈の事から説明したいと思います。
心臓は一日に約10万回収縮と拡張を繰り返して規則正しいリズムを作って一生拍動し続けます。このリズムは洞結節という部位から発生する電気的刺激によっておこるのですが、この電気的刺激が何らかの原因で正常に伝わらなくなった状態を不整脈と言います。
そして問題の1度房室ブロックですが、これは先程の電気的刺激が洞結節から出発して房室結節という所にたどり着くまでの時間が正常の場合より長くかかってしまう。これを1度房室ブロックといいます。これは心電図をとればすぐわかるのですが、心電図上での表れ方は、もともと心電図の形はP波、QRS波、T波という3つの波でできているのですが、1度房室ブロックの場合このPQ間が正常より長くなります。
さらに付け加えると、kana7さんの長男さんは何かスポーツをしていますか?統計上の話ですが、スポーツを愛好する児童生徒では、1度房室ブロックなどの不整脈の発生が多い事で知られています。又、スポーツ選手の3分の1にこの房室ブロックが認められるという事です。いずれにしても二次検査の結果を待たなくては何ともいえませんが、多くは問題のない良性の不整脈であり、特別な治療は必要ありません。そして1度房室ブロックは自覚症状もほとんど無く運動制限不要とされている不整脈です。
二次検査としては、おそらく運動負荷心電図検査というものを行うと思いますが、この検査は一定時間階段の上り下り、あるいはベルトの上を走った後に心電図を調べるという検査です。
多少お母様の不安を軽減できるようなアドバイスであったらいいのですが・・・。お大事にしてください。
お礼
少し、安心しました。2週間後の検査まで、重い気分でしたが、前向きに考えられるようになります。有難うございました。