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新造の回送列車は自走しない?
少し前テレビで、山手線用のE231が電気機関車に引かれて工場から品川駅の臨時ホームに到着する場面を放映してました。 そこで思ったんですけど、 E231はなぜ自走して品川まで来ないのでしょうか? 機関車が引っ張らなければならない理由があるのでしょうか?
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1.規則で、完成していない(車検を受けていない)車両は自力運転が禁止されている。 2.実際に、ATSとか無線機などの装備の関係で、自力で走るのは危険。 この両方が理由だと思います。 新造車の車検は、メーカーではなくて使用する鉄道会社の車両基地で受けるのが通例です。 これは、無線機などの装備の関係もあるのかもしれません。 小田急電鉄で、新造車が深夜に自力回送しているのを見た事があります。 ただし、列車ではなくて、終電後にトロリーとして走らせているそうです。
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- newdays
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新津で製造されたE231系などは、『配給回送』という形で電機に引かれて回送されてきます。 どうして自走しないのかですが、考えられる理由としては ○自走した場合、車掌の手配が必要になること ○自走した場合、新潟地区・高崎地区の乗務員訓練が必要になること ○上越線の急勾配 などが問題になってくるものと思われます。 ほかにも理由はありえますが、公式試運転を済ませている以上、直接的な障害にはならないと思われます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 上越線が急勾配だったのは知りませんでした。 碓氷峠だけかと思ってました。 参考URL、とても面白いです。 ありがとうございました。
補足
みなさんご回答ありがとうございました。 ポイントをつけるのが、難しいので 申し訳ないですが、先着順で ご勘弁ください。(ポイントつけないのも失礼かと思いますので) でも、newdaysさんの参考URLは ためになりました。ありがとうございます。 また質問させていただく事があるかと思いますが そのときは、またよろしくお願いいたします。
- mak0chan
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ATSなどの違いが最大の理由です。 新造車は、仕様どおりにできているかどうかを確認するため、メーカーと鉄道会社双方が乗り込んで本線上で試運転が行われます。これを「公式試運転」といいます。公式試運転が無事完了して初めて、メーカーから鉄道会社に引き渡されます。引き渡し前に、本線上を自走することはありません。 公式試運転は、だいたい製造工場の近くで行われます。E231系の多くは、自社の新津車両製作所で製造され、公式試運転は、新津近辺で行っています。 その後は自走できそうなものですが、線区によってATSなどが違うので、長距離を延々と自走させることは、やはりありません。 JR東でも、民間会社に造らせる車両も多くあります。愛知県(日本車両)、大阪府(近畿車輛)、兵庫県(川崎重工)、山口県(日立)などから、機関車に牽かれて、東京近辺まで運ばれてきます。これを「甲種回送」といいます。 民鉄で、メーカーと線路がつながっているところでは、閑散時や終電後に自走させています。 たとえば、逗子の東急車輌で造られた京成の車両は、京浜急行→都営浅草線→京成押上線のルートで搬送されています。 小田急の場合は、たぶんJR線を御殿場線松田まで機関車に牽かれてきて、自社線内のみ大野工場まで自走しているはずです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 むかし、逗子の工場には 標準軌と狭軌の線路があると 何かの本で読みました。 ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ゲージが同じでも簡単ではないのですね。