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最近の恋愛に関する本について
僕は市場に出回っている恋愛本は恋愛においての「ありかた」ではなく、 「やりかた」つまり、テクニック系もしくは人を<ヒト>ではなく、<モノ>としてみなしている ように思える本が多いと思うのですが、みなさんはこれについてどう思いますか? そして、「ありかた」、具体的にいうと<ヒト>を<ヒト>としてみることを重視した本、例えば、お互いを相互理解することに主軸をおいた本があったらいいなぁ~と僕は思うのですが、みなさんはそれについてどう思いますか? あるいは、恋愛に関してこんな内容があったらいいな~と思える本ってありますか?
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おじさんが若い頃は「ホットドッグプレス」なんて雑誌がありましてね。デートはここに連れていけとか、こういうファッションなら女の子にウケるとか、そんなのがありましたよ。今はもう若者向けのそういう本や雑誌はないですね。かろうじてSPA!がやってるけど、あれはオヤジ向け雑誌だしな。 そもそも本などで伝えられるのはマニュアル的なものしかないんじゃないかしらね。 >例えば、お互いを相互理解することに主軸をおいた そりゃごもっともだけど、自分の性格と相手の性格によってそのやり方は無数にあるわけじゃないですか。それで、相互理解を深めるためにはこうしろと書いたらそれはそれでマニュアル的になってしまいますよね。 もちろん、そういうことを書いた恋愛本はありますよ。スタンダールの「恋愛論」とか、フロムの「愛するということ」とかね。だけど、そういう本はすごく抽象的で難解です。私なんか、フロムの「愛するということ」は20代の頃から何度も読み返したけど、抽象的すぎて未だに分かったような分からないようなって感じですよ。分かったと思えないんだから、分かってないんだろうな。 私が若い頃は、マニュアル本や恋愛についてのエッセイなんかがそりゃもうわんさとありましたよ。マニュアル本、今思うと何の役にも立たなかったな・笑。「女の子が舌なめずりをしたらヤレるサイン」ってあったんだけど、舌なめずりする女の子なんて会ったことないし、どんだけ肉食系なんだって思うよね・笑。 だけど今は、恋愛エッセイなんてあったとしても女性が書いた女性向けのものがある程度だし、ネットのマニュアル情報みたいなのも「彼女が喜ぶデートスポットはここだ!」的なものより、「オクテの彼を落とす5つのテクニック」みたいな女性向け情報のほうが多いように感じます。ちゃんと調べたわけじゃないけど。 ついでに身も蓋もないことをいえば、今は構造的な出版不況の中にあるから、そういう誰が考えても売れないことが確定な本なんかはどこの出版社も出さないのが現実でしょうね。出版社も営利組織である以上、売れる本かせめて学術的価値のある本じゃないとお金は出せないですからね。
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