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cubase7での楽曲の調整作業のやり方教えて
- DTMで曲を作る際の楽曲の調整作業について知りたいです。パートの打ち込みや録音が終わった後、どのような作業をして完成に至るのでしょうか?
- ミキシングやマスタリングについても詳しく知りたいです。それらをマスターするための書籍やサイトの情報も教えてください。
- cubase7を使用して楽曲を作成しているので、特にcubase7に関する情報があれば教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
>その他どういうことをすれば、「本物」っぽい曲をつくることが出来るのでしょうか? > つまり、普通のアマチュアやプロの作曲家がDTMで曲を作る時、各パートの打ち込みや録音が終わったあとはどのような作業をして完成に至るのでしょうか? 打ち込みによるDTM上での話になりますと、打ち込み終わった時点で音楽的にかっこ良ければ、ミックスやマスタリングで細かい調整はあまり必要無いと思います 逆に言うと、打ち込みの時点である程度生っぽさがないと 幾らミックスやマスタリングに時間をかけても、生っぽくはなりません。 ミックスに時間をかけるより、打ち込みに時間をかけましょう。 ということを予め申し上げておきます。 ドラムもそうですが、個々の楽器の特徴を出すような強弱で表情付けたり、ちょっとしたピッチの揺れやリズムの揺れ、音楽的なノイズ(ギターで言うとフレットノイズなど)を入れてみたり、なってるかなって無いかくらいのゴーストノートを入れてみたり… それが終わってある程度その演奏方法のみで音量バランスがとれて 初めて細かいミックスへ移ると後のマスタリングも楽になります。 ミックスは音量バランスをとったり、リバーブやコーラスなどの空間系のエフェクトや コンプレッサーやEQを使って奥行きをコントロールしたりすることです。 音量バランスの取り方は曲のジャンルにもよりますが、 基本的なロック(ドラム、ベース、ギター、キーボード(オルガン)、ボーカル)の場合 ベースとドラムのキックだけを鳴らし、レベルメータの大体真ん中ぐらいに来るように調整し、 次にスネア、金物と他のドラムの音をバランスを取ります。 次にギター、キーボード、最後にボーカルとやると、音量バランスが取りやすいですよ。 他に裏技として、テープサチュレーションなどの歪系のエフェクトを使い、 わざと音をすこし歪ませることで音を前に出したり、 綺羅びやかにして生っぽさをだすこともあります。 (ボーカルやトランペットなどのブラス系に使うとGood) もちろん、音を歪ませるので単体で聴くとちょっと音が割れたようになりますが、 混ぜて聴くといい感じになります。 最後にマスタリングですが、世の中音圧を上げることがマスタリングという認識が強いですが、 本来は最終的にリスナーが聴きやすいように音をまとめることを言います。 例えばCDトラックを作り、最終にCDプレイヤーで再生した時音量がバラバラだと 聞きづらいとおもいませんか? 楽曲ごとの音量や音質の差を出来る限りなくし、リスナーがボリュームつまみを あまりいじらなくても違和感なく整えたり、楽曲間の無音部分の時間調整等を行うのが マスタリングです。 最終的な音圧調整はCubaseに付属のVSTを使うより、 Waves社のL3や、A.O.M.のInvisible Limiterなどを使うほうがわかりやすく簡単(何も考えずにつまみをちょっと弄るだけで音圧がぐんと上がる)なのでそちらも検討すると良いかと思います。 具体的なエフェクトの使い方や「ボーカルの音の処理はこうやったほうがいい」っていうのは ここには書ききれませんので、 リットーミュージックから出ている「エンジニアが教えるミックス・テクニック99」を お読みになることをおすすめします。