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国民健康保険料について
国民健康保険料について、教えてください。 年末調整や確定申告をしなかった場合、国民健康保険料が 本来払うべき額よりも 多くなることはありますか。 また、多く払ってしまった保険料は、税務署へ行って確定申告すれば 戻ってくるのでしょうか。 これらのことにお詳しい方 教えていただけないでしょうか。
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長いですがよろしければご覧ください。 >年末調整や確定申告をしなかった場合、国民健康保険料が 本来払うべき額よりも 多くなることはありますか。 これは、「人それぞれ」「ケース・バイ・ケース」なのでなんとも言えません。 ですから、「そういうこと【も】ある」という回答になります。 ただし、「年末調整」に関しては、【まったく関係ありません】。 以下は「詳しい理由」ですが、「理屈ばかりで面倒くさい話」ですから、必要なければ無視して下さい。 --- まず、「年末調整」は、「自分が勤務している会社」が行なう「給与から源泉徴収した所得税の【過不足の精算手続き】」なので、「個人住民税」や「国民健康保険料」とは【まったく】関係ありません。 「確定申告」も「その年すべての所得」をもとに「納税者自身が行う」【所得税の過不足精算の手続き】なので、やはり「個人住民税」や「国民健康保険料」とは関係ありません。(ただし、「確定申告」は、「個人住民税の申告」も兼ねています。詳しくは後述。) 『確定申告』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2020.htm >>所得税の確定申告は、…1年間に生じた所得の金額とそれに対する所得税の額を計算し、源泉徴収された税金…などがある場合には、その【過不足を精算する手続き】です。 『年末調整』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/gensen33.htm --- では、「国民健康保険の保険料」がどうやって決まるのかといえば、住民自身が申告した「前の年の所得の金額」によってです。 つまり、「住民から所得の申告がない」場合は、そもそも「保険料の計算自体ができない」ことになるので、「申告が必要な住民」「申告が必要【かもしれない】住民」に対しては、「所得の申告(個人住民税の申告)」を促す通知を行う市町村が多いです。 【ただし】、以下の「多摩市」の案内にありますように、「住民が自己申告しなくても市町村側で所得を把握できる」場合は、【所得の申告はしなくてよい】ことになっています。 (多摩市の案内)『個人住民税(市民税・都民税)の申告について』 http://www.city.tama.lg.jp/16853/11/14703/003807.html ですから、「個人住民税の申告」をしないといけない人は多くはありません。 しかし、「確定申告しなくてもよい所得がある」「給与所得ではない所得がある」「給与所得だが『給与支払報告書』が堤出されていない」など、「申告しなければならない人」も当然いることになります。 --- ちなみに、お気づきになられたかもしれませんが、「所得を申告する→それを元に保険料を計算する」のですから、ご質問にあるような「申告をしなかった場合…本来払うべき額よりも多くなる」というのとは「逆のパターン」です。 では、どういうときに「申告をしなかった場合…本来払うべき額よりも多くなる」のかと言いますと、 ・「その住民の所得がいくらなのかわからない」→「分からないから国保の保険料を軽減することもできない」 という場合です。 これは、「法定軽減」という「国保保険料の軽減制度」によるものです。 『国民健康保険―保険料が安くなる制度―保険料の軽減制度』 http://kokuho.k-solution.info/2006/04/_1_29.html このようにして、「低所得者向けの優遇措置」などの判定に支障が出るため、たとえ「無収入」でも(原則として)「個人住民税の申告」は必要になります。 (多摩市の案内)『個人住民税(市民税・都民税)の申告について』 >>国民健康保険に加入している人(所得の有無にかかわらず申告が必要です) >多く払ってしまった保険料は、税務署へ行って確定申告すれば 戻ってくるのでしょうか。 上記の通り、「確定申告」は「所得税の過不足の精算手続き」なので、「所得税に過不足はない」のであれば必要ありません。 もし、「法定軽減による優遇措置を受けられるはずだった」という場合は、(税務署ではなく)市町村で相談すればかまいません。 「時効(2年、または5年)」にかかっていない保険料は還付されます。 ***** (出典・その他参考URL) 『国民健康保険―保険料が安くなる制度―保険料の減免制度』 http://kokuho.k-solution.info/2006/04/_1_1_1.html 『北見市|国保上の世帯主変更について』 http://www.city.kitami.lg.jp/docs/2011020200019/ 『所得の種類と所得金額の計算方法|松戸市』 http://www.city.matsudo.chiba.jp/kurashi/zeikin_top/kojiin/shikenminzei/syotokunokeisan.html --- 『国民健康保険―保険料に関する基本知識―保険料方式と保険税方式』 http://kokuho.k-solution.info/2006/04/_1_126.html --- 『住民税とは?住民税の基本を知ろう』(更新日:2013年05月13日) http://allabout.co.jp/gm/gc/14737/ 『所得から引かれる「控除」、仕組みを理解して節税を!』(更新日:2013年08月09日) http://allabout.co.jp/gm/gc/424898/ ※「国保保険料(または保険税)」の場合は、「所得金額」から差し引けるのは「基礎控除33万円」【のみ】です。 --- 『Q8 住民税や事業税の申告はどうなるのですか。|国税庁』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/qa/02.htm#q08 『Q5 給与所得者等で還付申告をしていなかった場合、何年前までさかのぼって還付申告をすることができますか。』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/qa/02.htm#q05 ※間違いのないよう努めていますが、最終判断は各窓口に確認の上お願い致します。 ※なお、ご紹介したサイトの信頼性についてはご自身でご判断ください
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- seble
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もちろんあります。 国保税は前年の年収に応じて決まりますので、低いならそれなりに申告しないと非常に不利になります。 また、課税の規定は所得税とは全く違いますので、確定申告の必要性と同じに考える事はできません。 すでに払った国保は1昨年の年収基準となります。確定申告とはちょっと違ってきますので、状況次第で税務署か市町村役場へどうぞ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お恥ずかしい話なのですが 税に関してあまりにも勉強不足で 今に至って初めて慌てております。 アドバイスどおり市町村役場で色々と確認してまいりました。ありがとうございました。
お礼
詳しいご説明ありがとうございました。 ご回答を基に 色々調べまして 無事に手続が終わりそうです。税についていろいろと勉強不足と痛感しました。