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シルク印刷の剥離強度低下の原因につきまして
数年に渡り継続的に量産してきた製品(ポリカーボネート)に加工されているシルクスクリーン印刷が突然剥がれるという問題が発生しました。 インクの種類や乾燥方法/時間などの条件に変化点はありません。また同じ条件でABSへ印刷した場合は問題ありません。他に原因を探っているのですが究明できないでおります。どなたか同様な事例と解決策をご存じでしたらご教授をお願いいたします。よろしくお願いいたします。
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似たようなケースは何度か経験していますが、その時の真因はさまざまであり、その解決策も異なっています。 >インクの種類や乾燥方法/時間などの条件に変化点はありません。 かなり狭い範囲での考察で、漠然としています。その上で「変化なし=原因ではない」としてしまいがちですので、インクのロットを変えてテストしてみたり、乾燥条件を変える(等やってみる必要があると思います。ちなみにABSにやる意味はないと思います。 メーカーがインクの組成を微妙に変えることはよくあることですので、その辺もチェックされた方が良いと思います。あと、遅乾溶剤などを状況に合わせて投入量や種類を変えている場合、それも不安定な結果の原因となる場合があります。また、今回は「乾燥」とあるので、溶剤型だと思いますが、UVタイプの場合は、硬化過多あるいは硬化不足という場合も考えられます。 次が材料系を疑ってみます。ベースそのものは変わっていなくても、例えば保護フィルムに使っている粘着剤の組成が変わっている(シリコン含有が増えたり)場合があります。なので、脱脂の有無でどう変わるかを確認してみるのもよいかもしれません。 最後に次工程での加工、、例えば真空成型するような場合だと、そこで何かしら以前とは変わったことがないかを確認します。 以上を確認してもなお、原因がつかめない場合、もっと細かいレベルで調べていく必要があります。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ございません。 いろいろ調査した結果、人為的なものだと分かりました。 ありがとうございました。